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悪の首領(ボス)の世界征服術  作者: 黒牙 透
第2章サイカイ地区編【弐】
22/103

閑話その時世界の人達は3

 side ???


 「とうとうサイカイ地区総司令官選挙が始まる。だが、不気味だ。普通総司令官選挙は、立候補者が多いはずなのだが。何故、俺合わせて二人なんだ?この選挙は、不気味すぎる。」


 若い男性が独り言を呟く。


 「大変でーす。」


 そこに、男が慌ただしくやってくる。


 「一体、どうしたんだ?そんなに慌てて。」


 若い男性が男に聞く。


 「はぁ、はぁ、これを見てください。」


 男が持ってきた新聞を若い男性が見る。若い男性は、新聞に書かれている事を見て、絶句した。


 「なんだこれは。」






 side 謎の科学者


 「任務が終わりました。バナードは、昆虫型怪人を製造しておりましたが、所詮そこまでの男でした。」


 バナードの基地に居た科学者が、イヤホンで上司と思われる人に連絡する。


 「そうか、バナード程度の男では、そんな所か。――、次は、テレイ地区を拠点にしている【恐怖の時間】に行ってくれ。」


 上司の人が科学者に指示を出す。


 「分かりました。」


 科学者は指示に従い、通信を切った。






 side ???


 「政府のバカども、私をこんな所に、閉じ込めて、あの柵勝とかいう奴、あいつの目は異常だ。 白夜・風華元気にやっているか?私はまだ白夜と風華に会えそうもない。」


 女は、牢獄の中で呟く。






 side とあるヒーロー


 「ーーレッド、とある悪の秘密結社のボスのバナードが、何者かに殺されたらしいよ。」


 イエローがレッドに、バナードの事件を話す。


 「ーーイエロー、俺はあいつらの情報しか興味はない。待っていろ。俺の父親を殺した悪の秘密結社【頂点】俺がいつか根絶やしにしてやる。」


 レッドの姿にヒーローらしさはなく、ただ一人の復讐者の姿だった。それを見ていたブルー、イエローはそれぞれ小声で話す。


 「ーーレッド、最近おかしい。【頂点】は、もうこの世にない。だから、復讐なんて意味ない事なのに。」


 「このままじゃ、ーーレッドは人でなくなってしまう。俺達は、あいつの親友だ。ーーレッドが間違いを起こしそうになったら、全力で止めよう。」


 ブルーとイエローは、レッドを止める事を互いに誓った。






 side 今川範鎧


 「――くん、私からのプレゼントはどうだ?汚職という犯罪のプレゼントは、喜びになりました。これを貰って、もう二度と表舞台に上がるのは、止めましょう。ハハハハハ、ハハハハハ、ハハハハハハ。ハハハ、笑いが止まらない。こんなに、笑ったのは、これが初めてだ。」


 範鎧の狂喜の笑いが周り中に響く。そして、範鎧は煙草を吸い始めた。




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