閑話その時世界の人達は3
side ???
「とうとうサイカイ地区総司令官選挙が始まる。だが、不気味だ。普通総司令官選挙は、立候補者が多いはずなのだが。何故、俺合わせて二人なんだ?この選挙は、不気味すぎる。」
若い男性が独り言を呟く。
「大変でーす。」
そこに、男が慌ただしくやってくる。
「一体、どうしたんだ?そんなに慌てて。」
若い男性が男に聞く。
「はぁ、はぁ、これを見てください。」
男が持ってきた新聞を若い男性が見る。若い男性は、新聞に書かれている事を見て、絶句した。
「なんだこれは。」
side 謎の科学者
「任務が終わりました。バナードは、昆虫型怪人を製造しておりましたが、所詮そこまでの男でした。」
バナードの基地に居た科学者が、イヤホンで上司と思われる人に連絡する。
「そうか、バナード程度の男では、そんな所か。――、次は、テレイ地区を拠点にしている【恐怖の時間】に行ってくれ。」
上司の人が科学者に指示を出す。
「分かりました。」
科学者は指示に従い、通信を切った。
side ???
「政府のバカども、私をこんな所に、閉じ込めて、あの柵勝とかいう奴、あいつの目は異常だ。 白夜・風華元気にやっているか?私はまだ白夜と風華に会えそうもない。」
女は、牢獄の中で呟く。
side とあるヒーロー
「ーーレッド、とある悪の秘密結社のボスのバナードが、何者かに殺されたらしいよ。」
イエローがレッドに、バナードの事件を話す。
「ーーイエロー、俺はあいつらの情報しか興味はない。待っていろ。俺の父親を殺した悪の秘密結社【頂点】俺がいつか根絶やしにしてやる。」
レッドの姿にヒーローらしさはなく、ただ一人の復讐者の姿だった。それを見ていたブルー、イエローはそれぞれ小声で話す。
「ーーレッド、最近おかしい。【頂点】は、もうこの世にない。だから、復讐なんて意味ない事なのに。」
「このままじゃ、ーーレッドは人でなくなってしまう。俺達は、あいつの親友だ。ーーレッドが間違いを起こしそうになったら、全力で止めよう。」
ブルーとイエローは、レッドを止める事を互いに誓った。
side 今川範鎧
「――くん、私からのプレゼントはどうだ?汚職という犯罪のプレゼントは、喜びになりました。これを貰って、もう二度と表舞台に上がるのは、止めましょう。ハハハハハ、ハハハハハ、ハハハハハハ。ハハハ、笑いが止まらない。こんなに、笑ったのは、これが初めてだ。」
範鎧の狂喜の笑いが周り中に響く。そして、範鎧は煙草を吸い始めた。




