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青春謳歌  作者: 人知らず
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かくまでだ!!

「副会長サイレンが」


『分かっています』


副会長の指示を伝えるのが俺の役目なんだからしっかりしないとな


『サカイさんこれは敵が罠を仕掛けてきているのです』


「ならどうすれば」


そんな事は分かっているから早く指示をください!


『慌てないでください』


べ、別にあわててなんかないんだからね!

え?ツンデレでもないしキモいって?自分でも分かってるから大丈夫です!


『あなた達には罠に掛かったふりをしてもらいます』


「ふりですか?」


『そうです』


う~んよく分からんがとにかく返事しとくか


「分かりました。では具体的にどうすれば?」


『まず、あなた達をつけている人がいるはずです』


「つけている人ですか?・・・・えっと」


ほんとに誰かいるのか?


『見るな!!』


「ハイ、すみません!!」


怖ッ!!てか副会長が声張り上げるなんて初めてじゃね?

やっぱ副会長も緊張してんのかな?


『気づかないふりをしてサイレンのほうへ進みなさい』


サイレンの方ってどこさ


「サイレンのほうというと?」


『2階の教室前です!!』


なんで職員室でそんな事が分かるんだ?

まあどうでもいいことだけど


「分かりました」


『教室の近くに行ったら連絡しなさい』


そういうと副会長は電話を切った


「おい公!副会長どうしろって?」


「サイレンのほう行けだとさ」


「分かった行ってくる!」


「八重!一人で動くな」


「いいじゃないか若いのは元気なほうが良い」


「・・・・・宗也・・・お前オッサンを越えておじいさんになったか」


「いやいや俺は永遠の56歳だから」


「・・・・・・・・・どうでも良い」


「奈津、どうでも良いってひどくないか?」


「・・・・・・・・・・下の名前で呼ばないで」


「おい!」


「あれ?八重は?」


「・・・・・・・・・・もう行ちゃったよ?」


「あいつマジで行ったのか!」


行くなって行ったのに無視!?


「・・・・・・・うん」


「はぁ・・・あいつも奈津みたいに落ち着いてたらいいのにな」


「・・・・・・・・・・・・そうだね」


「奈津!」


「・・・・・・・・・」


「無視か!!」


奈津って宗谷と仲悪いけど何でだ?

まあ、それは置いといて


「さて八重を追っかけて行くか!」


「そうだな」


「・・・・・・・・・・・・うん」


いざサイレンの鳴る教室へついでに八重のところへ出発!

まあ階段上がってすぐなんだけど




階段を上がってすぐのところにサイレンと八重がいた。


「八重!」


声をかけると八重は驚いたのか軽く飛び上がった。


「な、何だ公じゃん驚かせないでよ」


上目遣いで目に涙を浮かべながら必死に反論する八重

その姿は普通の奴が見たら可愛いなんて思うのだろうが俺の場合長年一緒に居るだけにもうそんなことには慣れてしまっている。

まあ宗也は別みたいだけど


パシャ!パシャ!


「宗也写真撮らないで!」


「いいじゃん減るもんじゃないし」


だからってそれはないと思うぞ?


「・・・・・・・・・・・二人ともいい加減にして」


「奈津の言うとおりだそろそろやめとけ」


つけてきてる生徒会のやつもあきれてんだろうな


「公が言うなら・・・」


「俺は悪いことしたつもりはないぞ?」


「宗也・・・罪を認めろ」


「嫌だ!」


「・・・・・・・サイレンが鳴ってるとこに来たら連絡しろって言われてるからお前等邪魔すんなよ?」


「OK」


「・・・・・・・・・わかった」


「嫌だ!」


・・・・・・・宗也・・・オッサン、おじいさんときて今度は子供か?

まあいい、とにかく副会長に連絡だ。

え~と・・・・・あった!『ナルシスト』に発信!

それにしても何で副会長を『ナルシスト』って登録してんだろう?














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