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青春謳歌  作者: 人知らず
35/60

決め事は慎重に

「すまない遅くなった」


「ほんとだよ遅すぎ何してたの?」


「会議が長引いたんだからしょうがないだろ?」


「そうなの?ならしかたないか」


いや、白波先輩甘すぎ!!この人会長の前では完全に女の子になるのか?


「ともかく!もう残り3分もないぞ早く泥棒と警察を決めないと!!」


「それならもう決めてあるぞ?」


「そうかそれは助かるそれじゃあそれでいこう」


「「「「「「「「「「え!?」」」」」」」」」」


何で勇樹さんが決めてるの!?

そして、会長は何で聞かずに決めてんの!?


「まず泥棒は俺と岡田、秋、青山あとは・・・・」


「あとは俺がどうにかしよう」


「どうにかってどうするんだよ」


「まあ、待っててよ」


そういいながら携帯を取り出し電話を始めた。

でも、携帯って校則違反じゃ・・・・


「今回はおおめに見よう」


・・・・・ほんとにこの人は校則の鬼とかいわれてるのか?甘すぎるきがするけど


「早くしろよ」


勇樹さんの言葉に「OK~」と軽く答える岡田さん


「次に警察だが陽助と竹本、白波、山村、黒田先輩、松野、あとは変態と雑魚とその子分」


変態って呼ばれて北村の奴ショック受けてるな

まあ最初に言ったの俺だけど・・・・・

あとの雑魚と子分っていうのはたぶん・・・・・


「おいおい俺が呼ばれてないじゃないか」


「アニキがやるっていってんのに参加させないとはどういうことだ!!」


「いや、たぶん呼ばれてると思うけど?」


「何!?いつ呼ばれたんだ」


「秋人!いつだ?」


小林と木下兄が木下弟につめかかる

あんな兄貴が二人もいると大変だろうな


「たぶん最後の」


「・・・・もしかして」


「雑魚と子分ってやつか?」


「・・・・・うん」


俺もそう思うだって事実小林って弱いし


「そんなわけないだろうが」


「そうだぜ秋人、アニキが雑魚わけが」


「そうだけど?」


「「何!?」」


はもって答えるようなことか?


「てめぇ!!アニキが雑魚だと?ふざけんな!!」


「だって事実じゃねぇか」


「そんなことあるか!!アニキは・・・・誰よりも強い心を持ったおとこなんだよ!!」


「・・・・名言の無駄使い」


「うるさい!!」


「どうでもいいことだけどお前のアニキそこでしゃがみこんでるぞ?」


「え?アニキ!!どうしたんッスか!?あいつ等になんかされたんすか?」


あれ?なんか見たことある光景


「どうでもいいが泥棒と警察を決めた基準はなんだ」


確かに気になる


「決めた基準?それはな」


「それは?」


「喧嘩が強いかどうか」


「何故喧嘩!?」


「だって強くないと裏生徒会の奴を返り討ちに出来ないだろ?」


逃げるんじゃなく返り討ちにするの前提ですか!!


「俺だって喧嘩強」


「黙ってろ雑魚」


「雑魚・・・・雑魚か・・・」


なんか小林も北村みたいになってきたな


「そんな感じだから全員文句ないな?」


笑顔でそう聞くが勇樹さんの周りには黒いオーラが見える


「「「「「「「「「「もちろんありません!!」」」」」」」」」」


みんな怯えて即行で答えた。

今のって軽い脅迫じゃないの?


「おい、坂元残りの奴確保できたぞ」


「お前どうやったんだ?」


「いや、ちょっと弱・・・わけありの友達に連絡したんだ」


今、弱みって言いそうにならなかったか?

この人に弱みを握られるなんて不幸な人達だ。


残酷な天使のテーゼ~♪


ん?誰かの携帯が鳴ってる。

それにしても着メロがこの曲かよ


ピッ


「もしも~?」


電話にでたのは北村だ

まあ、イメージ通りだな


「うん・・・うん・・・分かりましたすぐ行きます」


「おい、どこ行くんだよもう始まるぞ?」


「どこってここだよ」


ここって?


「どこ?」


「だから旧校舎に行けってさ」


「誰に言われたんだよ」


「裏生徒会の人に」


「「「「「「「「「「はぁ!?」」」」」」」」」」


「なんで裏生徒会からお前に電話が来るんだよ」


「知りませんよ。でもとりあえずスタートらしいです」


「「「「「「「「「「・・・・・・」」」」」」」」」」


いまいち締まらないまま生徒会と裏生徒会の対決が始まったのであった!!・・・・・・やる気でねぇな

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