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青春謳歌  作者: 人知らず
32/60

遊びはルールを守ってやりましょう

「今回のケイドロは対決方式とする」


竹本先輩がルールを読み上げてくれている


【生徒会と裏生徒会はそれぞれ泥棒10人、警察10人そして王様を1人選出する】


「ハイ!俺、王様の役やりたいです!!」


「「「「「「「「「「変態は黙りなさい」」」」」」」」」」


「俺の名前は変態で決定?」


生徒会長にまで変態呼ばわりされてるし


「事実だろうが」


「ヒドッ!!」


「しかたない」


「早乙女もしかたないって・・・・」


「うっさい!!」


ボゴッ!!


「ぐはっ!!なんでいつも俺が・・・・」(ガクッ)


それはお前がそんなキャラだからだよ


「続き言ってもいいか?」


「お願いします」


「わかった」


【王様は泥棒と警察の両方の性質を持つ】


「キャプテンみたいなもんだな」


「俺、キャプテンやり」


ドゴッ!!


バタッ


【王様が相手に捕まった時点で負けとなる】


将棋の王将みたいなものか?


「王様は慎重に決めないと」


「俺が」


バキッ!!


バタン!


「いけないな」


北村邪魔!!復活が無駄に早いのがイラッっとくる!!


「ここからはゲームの内容についてのルールだ」


【警察は泥棒の体にタッチすることで捕まえたことになり泥棒は抵抗してはいけない】


普通のケイドロと同じだ


【泥棒は警察に体をタッチされない限りは警察に反撃しても構わない】


反撃!?


「なんだやっぱり喧嘩できるじゃないか」


「いや、岡田さん喧嘩は駄目でしょう」


「でもルールには【このゲーム内での暴力は問題にならない】とあるよ?」


「ほんとですか!?」


それならあっちに勝ち目はないんじゃあ・・・・


「続けるぞ?」


【泥棒と警察が協力することは反則となり退場となる】

【また、泥棒同士や警察同士の協力は認められる】


泥棒を警察が守ることは出来ないのか・・・・


【王様は泥棒や警察と協力しても構わない】


「これは王様になる奴は大事な役だな」


【泥棒同士や警察同士での争いは反則にならない】


「それじゃあ警察をどんどんつぶしていけばいいんだな」


「腕がなるね」


「俺もだ」


勇樹さんと岡田さんは分かるとしても何で小林が張り切ってんだ!?

あいつすごい弱いのに・・・・まさか自覚がないのか?


【一度つかまった泥棒は仲間の泥棒にタッチしてもらうことで復活できる】


これも普通のケイドロと同じだ


【このゲームは始まって5時間たつかどちらかの泥棒全員または王様が捕まった時点で終了となる】


5時間か・・・・長くね?


「俺、今日バイトあるんだけど」


「俺も」


「そんなの休め!!」


いや、竹本先輩それはきついですって


「OK」


「わかった」


「休むんですか!!」


ノリ軽!!


「最後に一つ大事なルールがあるけど・・・・どうゆう意味だ?」


「え~と【このケイドロの中であったことはなかったことになる】か」


・・・・・・それって・・・・死んでもなかったことにされるとか?

・・・今更になって後悔してきた


「とりあえずルールも聞いたし王様とか決めようぜ?」


王様か・・・陽助とかは?足速いしいいかも


「何言ってんだよ王様は決まってんだろ?」


「誰だよ?」


勇樹さんとかかな?


「円に決まってんじゃん」


は?今なんて?俺が王様?


「無理無理無理!!!」


「やるよな?」


「後悔するよ?」


・・・・・二人が揃ったら本気で命の危険を感じるんですけど・・・


「・・・・やります」


「よし!よく言った」


「君は男だ!」


あんた達が脅したんだろうが!!と思いつつも男だ!と言われてうれしかったりする。


「じゃあ王様は早乙女君で決まりね」


学校を変えてしまうようなケイドロでなんで俺がこんなのやらなきゃいけないんだ?


「円!頑張って!!」


「おう!」


でも美奈も応援してくれてるし頑張ってみようかな?


「それじゃあ後は泥棒と警察を」


ピンポンパンポン♪


竹本先輩の言葉をさえぎるように放送が入った。




第29話いかがだったでしょうか?

次回からはやっとケイドロが始まります。

苦手なバトルシーンの連続で苦労すると思いますが頑張りますので応援宜しくお願いします。

キャラへの質問を募集しています。ご協力ください

また、次回の後書きからキャラ紹介Part2をやるので見てみてください

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