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青春謳歌  作者: 人知らず
26/60

喧嘩は遊びじゃありません

バキィッ!!!


「グハッ!!」


俺の名前は坂元勇樹、いたって普通の高校生だ。

今、俺は不良狩りをやっている。

ん?普通の高校生は不良狩りなんてしないって?

そうかもしれないけどよく考えてみろ

道を歩いてて道の端に汚いゴミが落ちてたらどうする?

捨てるだろ?それと同じことだ。

ゴミを捨てるのはそれが邪魔だからだ。

それと同じで道の端に不良がいたら邪魔だからそれをどける。

一種のボランティアだ。


「このヤロー!!」


「人の話し邪魔すんじゃねぇ!!!」


バキャッ!!!


「ガハッ!!」


こんな風に不良を殴り飛ばすのはゴミを捨てるのと同じ

善意でやっているんだ。

まだ何人か残っているがこのくらいなら楽勝だ。



ボゴッ!!!

ドカッ!!!

ガスッ!!!

べキッ!!!


「グホッ!!」

「ゲハッ!!」

「グヒャ!!」

「ウホッ!!」


「こんなもんか弱いなお前等」


最後の奴は面白かったけどな


「こ・・・こいつ強すぎる・・・」


「おいおい、まだ本気も出してないんだぜ?」


正確には出せないんだが・・・・あいつがいないとな

倒れている不良達を見下ろしていると後ろに気配を感じた。


「誰だ!!」


後ろに立っていたのは体格のいい細目の男だった。


「誰だって~?冗談はよしてくれよ~同じクラスの仲間だろ~?」


同じクラス?こんな奴知らねぇぞ?


「・・・・・・いや、ほんとに誰?」


「え?だから~同じクラスの~」


「俺さ学校ではずっと寝てるからクラスの奴の事知らねぇんだ」


「ずっとってひどくない~?」


だって眠いんだからしょうがないだろう。

そんなことより


「クラスの奴が俺に何のようだ?」


「いや~君龍の勇樹とか呼ばれてんでしょう~?実力知りたくってさ~」


「つまり・・・やりあおうって事か?」


「う~んそういうこと~」


フッなめられたもんだな

こんな奴すぐに終わらせてやる!!


「さっきから聞いてりゃのろのろしゃべりやがってうぜぇんだよ!!オラッ!!!」


スパァン!!


相手の顔面にもろに入った。

しかし、相手は倒れない


「何だ?弱ぇじゃねぇかやる気あんのかコラッ!!」


次の瞬間うつむいた相手の纏う空気が変わった


「・・・・・・ね」


「あ?」


「死ね・・・このクソヤローが!!!」


「なッ!!!」


さっきののんびりとした雰囲気とはうって変わって急に荒々しい感じになった。

来る!!


「てめぇいきなり殴ってきやがってゆるさねぇ!!ぶっ殺してすりつぶして魚の餌にしてやんぜ!!」


相手の次々繰り出してくる拳を必死でガードするしかし

一発一発が重てぇ!!


「どうした?さっきまでの勢いがねぇぞコラッ!!」


「うるせぇ!!今から反撃するんだよ!!」


相手の拳を避け顔面に向かって拳を思いっきり突き出す


ブンッ!!!


拳が相手の顔面を捉えたと思った次の瞬間には目の前から相手が消えていた。

そして、首筋に強い衝撃が走ったと感じると同時に意識を失った。














目を覚ましあたりを見渡すとさっきの奴はどこかに行ってしまっていた。

体のあちこちが痛い見ると気絶する前よりも傷が増えていた。


「気絶した後に・・・殴るのはなしだろうが・・・・」


あいつ今度会った時は絶対勝つ!!

その前に怪我どうにかしなきゃな・・・・あいつのとこ行くか!

俺は怪我だらけの体を引きずってあいつ・・・・一番信頼している奴の所へ向かった。









第23話いかがだったでしょうか?

今回はバトルをメインに書くつもりだったんですが・・・・・やっぱり難しい!!

作者は前回の保健室のシーンみたいなほのぼの恋愛のシーンなんかの方が得意なんですがこれからはもっとバトルが増えていくので少しずつでも上手くなっていこうと思っています。

応援宜しくお願いします。キャラへの質問なんかも募集中です。


キャラクター紹介

No.12 西山にしやま陽助ようすけ

高2 男 身長167cm 体重53kg

好きなもの 後輩、和菓子、面白いこと

嫌いなもの 不良(円達は別)、つまらないこと、勉強

趣味 後輩の面倒を見ること、陸上の練習

誕生日 8月28日 

血液型 A型

青い髪に緑色の瞳をもち顔はいいのだが鈍感なため彼女はいない

後輩の面倒見がよくだからといって先輩扱いされるのが嫌い。

いつも明るく誰とでも接することができムードメーカー的存在

陸上部に所属しており短距離においては最速

生徒会の庶務でもある。

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