第九話 めんどくさいことがおきました
おそくなりすみません
〈ステータス〉
PN:スカイ
LV:22
JOB:弓使い
18.500マネ
HP(体力):30 (-20)
MP(魔力):10
STM(持久力):50
STR(筋力):10
DEX(器用):20
AGI(敏捷):45 (+40)
TEC(技量):35
VIT(耐久力):10 (VIT+30)
LUC(幸運):30
スキル
・ラッシュアロウ Lv1
・ショットアロウ Lv1
・スプリントダッシュ Lv6
・チャージショット Lv2
・心眼
・天輪
装備
右:初期の弓
左:無し
頭:革の頭鎧
胴:スピードバードの胴鎧 (AGI+20 VIT+10 HP-10)
腰:スピードバードの腰鎧 (AGI+20 VIT+10 HP-10)
足:鉄の足鎧 (VIT+10)
アクセサリー:無し
鍛冶屋に出てすぐ俺は複数人のプレイヤーに囲まれていた
俺はため息をつきながら声をかけた
「すぅ~~~はぁ~~~~~、なんですか」
「私の名前は戦国幸村クラン[風林火山]の団長をしている者だ。まずさっそく君に聞きたいことがある。君は空をどうやって飛べるんだ?」
「スキルです」
「ほうほう、ん?おかしいなこの世界に空を飛べるスキルなんて聞いたことないが」
「あなたたいが知らないだけでしょ」
「このや」
「うるさい」
「はい」
「まあ探り合いは私は面倒なのでする気はない。スカイ氏、君はストーリークエストのことを何か知っている。もしくはすでに受注しているのではないだろうか」
「その問いに答える義務はありますか」
「ないな」
「なら答えません」
「そうかなら君には申し訳ないがここで吐くまで殺してやろう。やれ」
「了解」
次の瞬間三人のプレイヤーが俺の方へと攻撃してきた
俺はその攻撃を避けたが壁に追いやられた
だいぶピンチだなと思いながらここから抜ける方法を考えていたその時だった
魔法が飛んできた
その魔法は俺というより俺をかこっていた三人のプレイヤーを狙っているようだった
三人のプレイヤーは団長さんの下がれと言う命で何とかあたりはしなかった
そして俺たちは魔法が飛んできた方に振り返るとそこには女性が立っていた
「何やら騒がしいものだからこうやって足を運んできてみたら何をやっているのよあなたは」
「いやこれは色々あって」
「はあ~まあ私も手伝うわ」
「たった二人で何ができるっていうんだ。行くぞ!」
「おう」
「了解」
「ちょっと待った~」
そして新たに三人目謎の槍使いが現れた
「貴様は」
「どうも~副団長さん。お久しぶりですね~あ、今は団長なんだっけ」
「うるさい!」
「おっと危ね」
「何しに来た」
「いや~どこかの攻略がち勢クランが初心者をいじめに行こうとしているのを掲示板で見てきたってわけ」
「そうか。お前たちあの槍使いは無視して今すぐそこの男を捕らえろ」
「おい、ちょっと待てって言ってるだろ」
その瞬間場の空気が凍るほどの殺気を感じた
「これ以上そいつに手をだす気なら俺はお前たちを潰すぜ」
「黙れ。しねぇえ!」
[風林火山]の一人が槍使いに襲い掛かろうとしていたがあっさりキルされた
「俺の槍が剣なんかに負けるわけがないだろう。さあどうする?団長さん」
「はあ~ひとまずは帰るとしよう」
「じゃあな~」
こうしてひと悶着は終了した
俺が深くため息をはくと先ほど助けてくれた槍使いが俺たちの方へと向かってきた
「いや~災難だったな」
「そうっすね。あとそれと助けていただきありがとうございます」
「いいって。もともと俺自身は助ける気あんまりなかったんだけどとある人からの依頼でね」
「そのとある人とは?」
「レモンだ」
「レモンってこの街でアイテムショップを経営していた人ですか?」
「正解。俺はレモンの依頼で来たわけでお前たちを助ける気は別にない。お礼を言うならレモンにいいな」
「分かりました」
「俺はこれで。またな~」
「ありがとうございました~」
「ここからどうするの?」
「とりあえずレべリンんぐに行く前にレモンさんに会いに行ってくるは」
「私も一緒に行くは」
「了解」
俺たちはアイテムショップに向かった
アイテムショップに向かうとそこにはさっき助けてくれた槍使いがいた
「お、お前は」
「どうも」
「いらっしゃ、あ、さっきぶりだね」
「そうっすね。それと先ほどはありがとうございました」
「さすがに初心者さんをリンチはね。それに私もあの人たち嫌いなんだ」
「ほうほう、私たちが嫌いだと」
「お前は」
なんとクラン[風林火山]の団長が来たのであった
「たまたまアイテムショップに寄るとたまたまお前たちがいただけだ」
「はは、言うね」
「久し振りだなレモン」
「レモン元団長じゃねえのか?」
「ん?」
槍使いが何か地雷を踏んだのか団長の男が剣を抜きだした
するとそこにレモンさんが止めに入った
「やめなさい」
「でもこいつはいい加減どうにかしなきゃいけないんじゃないか」
レモンさんはため息をはきこう言った
「相変わらず仲が悪いわね。喧嘩するなら店の出て行って」
「つれないな。昔はあんたも俺らと一緒に暴れていたのに」
「今と昔は違うでしょ」
「そうかもな。だが一つ言っておくぞ何をしようが過去は変えられない。あんたに恨みがある奴はけっこういることを覚えておくんだな」
「分かってるわよ」
「じゃあ私は帰るとしよう」
「べ~二度と来んな」
こうして嵐は去って行った
「なんかすいません」
「いいわよ。あの人が言ってることも一理あるし。それはそうとレベリングに行くんじゃないの?」
「そういえば。まだ時間空いてるか?」
「ええ」
「じゃあ行くか」
「ええ」
俺たちはハッシュバルスを出てレベリングをしに行った