第八話 洞窟のくまさん
〈ステータス〉
PN:スカイ
LV:20
JOB:弓使い
12.500マネ
HP(体力):30
MP(魔力):10
STM(持久力):50
STR(筋力):10
DEX(器用):20
AGI(敏捷):45
TEC(技量):25
VIT(耐久力):10
LUC(幸運):30
スキル
・ラッシュアロウ Lv1
・ショットアロウ Lv1
・スプリントダッシュ Lv6
・チャージショット Lv2
・心眼
・天輪
装備
右:初期の弓
左:無し
頭:革の頭鎧
胴:胴の革鎧
腰:腰の革鎧
足:足の革鎧
アクセサリー:無し
ログインした俺は防具を買いに行こうと思い防具屋に行った
『いらっしゃいませ~』
「防具みたいです」
『かしこまりました。ごゆっくりどうぞ』
そして新しく買った防具は[スピードアーマー]メイデス付近で戦えるスピードバードの素材で作られた防具でHPが減少する代わりにAGIが大幅アップする仕様だ
腰にも同様の[スピードバードの腰鎧]を装備済みだ
足にも同じ防具を装備したかったのだがそれはできない理由はこのスピードバード防具のHP減少の代わりにAGIが大幅にアップなのだがそのHP減少が一防具-10なのだ
だから俺のHPは今や10しか無くもう装備できないのだ
代わりに[鉄の靴鎧]を買った
防具の合計が一万マネかかったので金欠なってしまった
だが釣りをして魚を売ればどうにでもなると次の街【地下都市 ハッシュバルス】に向かうために森に入ると蜂型のエネミー〈ビートルズ〉が襲ってきたが俺はひたすら逃げエリアボスがいる洞窟に着いた
ネタバレになるような情報あまりは取らないようにしているがたった一つ分かっていることがある
今回俺が戦うであろうエリアボスは洞窟に住んでいる熊らしい
俺が洞窟の中を進もうとすると声をかけられた
「もしかしたらと思ったのだけれどあなたもエリアボスを倒しに?」
「そうだけど」
「私もエリアボスを倒したいんだがゲームが始まった当初とは違いエリアボスは一度倒すと二十分間リポップされないらしいんだけどそこでどう私とパーティーを組んで倒さない?」
俺はパーティーを組まないかと誘われた
少し迷ったが別にエリアボスなんていつでも倒しに行けるので今回は攻略優先でパーティーを組むことを承諾した
「いいよ」
「ありがとう。私はヒカリよろしく」
「俺はスカイだ。よろしく」
「じゃあ行こうか」
「分かった」
「ちなみにここのボスの情報は?」
「熊ってことしか知らないな」
「じゃあ一つだけ教えておいてあげる。ここの熊とても強いらしいは」
「え、まじか。俺HP常時10なんだが大丈夫か?」
「よければいいでしょう」
「確かに」
「ここみたいね」
「だな」
俺たちが洞窟を進んでいくとそこには大きな扉があった
俺はヒカリ氏と一緒に扉を開けた
扉を開けるとそこには大きな熊がいた
〈パワーベアー 推奨レベル25 推薦人数2人〉
「作戦開始」
「了解。かかってこい熊!」
作戦は前衛で熊のおびき寄せその間にヒカリ氏が魔法を放つという作戦だ
まず俺はロングソードとは別にもう一つ買っておいた武器ショートソードを手に取った
初めに俺がターゲットをとるために熊に立ち向かった
「こいおらぁあ!」
ヘイトを俺に向かせるためにまず攻撃をしようとしたが熊の右腕の攻撃によりできなく下がった
俺は一発でも当たれば確実に死ぬため慎重に行動せざる負えなかったのだが熊はそれを許さず俺に襲い掛かってきた
それからは俺が一歩引き攻撃を避けるを繰り返しながらたまに攻撃しやすいモーションの時は攻撃を避けながら攻撃をするというヒットアンドアウェイを繰り返していた
そして一分後俺はとある言葉で下がった
「下がって。魔法発動するわ」
「了解」
「くらえ、〈雪吹〉」
次の瞬間洞窟内に雪吹が吹き荒れた
数多の雪吹が熊に襲い掛かり熊の動きが鈍くなっていたので俺はすかさずアイテムウインドで装備を変えエクスプロージョンアローをだし狙いをすまし弓を放った
矢は熊には当たらなかったが熊の周りに吹き荒れていた雪吹に触れ爆発を起こした
その攻撃に熊は怯み俺は弓をさらに何回も放った
「いけ、いけ、いけ、いけ、食らいやがれ~~~」
〈雪吹〉と俺の武器の愛称は良くコンビ技がふいに決まったのである
そして〈雪吹〉と爆発が収まったとき熊は倒れた
〈レベルが2上がりました ドロップアイテム[パワーベアーの毛皮 パワーベアーの爪]を入手しました 5.000マネを獲得しました〉
「よし」
「GG」
「それにしても〈雪吹〉とかいう魔法すごかったな」
「まあ強い代わりに二日に一回しか使えないけどね」
「そうなのか」
「ええ」
「ちなみにドロップアイテム何が落ちた?俺は爪と毛皮だった」
「私も同じね」
「レアドロップなしか~」
「そうみたいね」
「なあこれからどうする?」
「どうすると言われてもね」
「このままパーティーを組んでレベリング一緒にしないか?」
「いいわよ」
「サンキュー」
【地下都市 ハッシュバルズ】
ハッシュバルスに着いた俺たちはとりあえず各々がしたいことを優先しようとフレンド登録を行い一度分かれた
分かれた俺がまず最初に行ったのはアイテムショップだ
「いらっしゃ~い」
「お、ここはプレイヤーが経営している店っすか?」
「そうなんです。その名もザッショップです」
「そうなんすか」
「本日はどのようなご用件で?」
「アイテムを売りたくて来ました」
「ほうほう、見せてみんしゃい」
「これです」
「これはエリアボス[パワーベアーの毛皮と爪]だね。ちょうどさっき倒したところなの?」
「そうっすね」
「よ~し、じゃあ値段を発表するね。お値段はなんと二つ合わせて1万5千マネです!」
「おお~結構しますね」
「まあほんとは二つ合わせても7.500マネなんだけどお金なさそうだからね」
「マジっすか。感謝感激俺うれし。ありがとうございます!」
「初心者さんには優しくってね。それともう一つ今君たぶんだけど有名人だから気を付けた方がいいよ」
「ん?俺が?なんで」
「君何かとんでもないこと隠してるでしょ」
「・・・何かあったっけ?」
「あれ?私が掲示板で見た情報だと君が空を飛んでいたとかなんとか聞いたよ」
「は!、それだ!」
「本当なんだ」
「し、知らないっすね」
「はは、私は良いよあまりそういうのに興味ないし」
「あざっす」
「でも本当に気を付けなよ。特に攻略組とか。あの人ら面倒だから」
「分かりました。では俺はこれで」
「バイバ~イ。・・・これは一悶着ありそうだな~私には関係ないけど。ふんふんふ~ん」
俺はアイテムショップを出た後に鍛冶屋に寄り装備の耐久値が少なくなっていた物を直してもらい鍛冶屋に出たときにとあるできことが起こった