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仕事・趣味  作者: 緑憐
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 またもや僕らDARKは、音楽番組に出演

「お疲れ様でした〜!」


 音楽番組の生放送が終わり、楽屋ではメイク落としに衣装着替え、大混雑中。僕は少し用事があって着替えなど支度に出遅れ、ホテルへと移動すべく急いでいる。


「ジュン〜こっち向いて!メイク落とすよ〜。こっちこっち!」


 そんなめちゃくちゃに忙しい時に、今日共演した日本のガールズグループが挨拶にやってきた。


 あ〜!あのグループ気になってたのに!

 でもタイミング最悪!今僕、上半身裸なんだけど…。ちょっと待ってあと1分、30秒でもいい。


『失礼します~!!』



 あ、終わった。






 私はとあるガールズグループのラップパートを担当している真由です!今日は大大大好きな韓日男性グループDARKさんと共演できて、しかも終わったあとに挨拶に行けるというラッキーデイ!


『失礼します〜!』



 皆で声を揃えて入れば、



SUNさん(タイヨウ)

RYOさん(リョウ)

MEIさん(カエデ)

MUさん(ヨンジョン)

 

 のお兄さん組が『お疲れ様でした〜。』と挨拶をしてくれた。

 『歌お上手ですね〜』というのは年下組の


ONさん(ラオン)

LOGさん(ソユル)


 全員大集合〜!ラッキーって思ったら

 …あれ?JUNJUNさんは?って、気づいた。


 リーダーたちが話している間にキョロキョロすれば上半身裸の男性。

 何あれ?背中にも筋肉あるし、細マッチョっていうの?え、肉体美。


 あの髪型、あの身長。そしてあの艶っぽい声。もしやあれは、JUNJUNさんでは?

 

 へ〜、私服は黒いズボンですか…。スタッフさんが持ってきた私服らしき洋服を、頭から被ってるけど急ぎすぎてどこに頭出せばいいかわからなくなってますね〜。

 

 そしてやっと見えたあの顔!やっと出た〜!って言ってるばあ!っていう顔。

 イケメン過ぎ。


 キュン死ぬ。




 ヤバ、鼻血出た。


 

「皆さん遅れてすみません!」


 って、輪に入ってくるJUNJUNさんを横目に、こそこそ後輩の後ろに潜った私でした。

 


 

 





「あれ、真由さんどうしたんですか?もしかして…鼻血?」

「黙って里穂ちゃん!」


 どうやら私の先輩は、DARKの皆さんに会って鼻血を出してしまったらしい。確かに、DARKの皆さんはイケメンだし、鼻血出しているところを見せたくないのは、よくわかる。


だけど、


「先輩、もう手から鼻血溢れてますから。漏れてます。限界ですよ、ティッシュ貰いましょう。そこにありますから。…すみません、ティッシュ一枚頂けますか?」


 近くのスタッフさんに声を掛け、ティッシュを貰う。


 DARKの皆さんのティッシュなんて使えない?

 馬鹿言わないでくださいよ。


 コソコソ言い争う私達は大変面白く見えたらしく、事情を知ったスタッフさんが、良かったら、とDARK様ティッシュ(先輩命名)をもう一枚くれました。

 

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