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作家さんの家にきちゃいました……

本屋デート(?)の後に急遽作家一家のおうちに訪問することに!!

ほんとに新造バクバクなんですけどぉ!

どうしましょう……

新人作家のドキドキお見合いこれにて開幕!

「ここだよ♪」

 目の前には、見るからにブルジョアジーが住んでいそうなお屋敷がそびえたっていた。

「え?ここ……?でかすぎないか?大使館かなにかですか??」

 優香はクスリと笑った。

「大使館か~!面白いじゃん~~!さ、中に入って♪」

「お邪魔します」

 ここが二名の作家が暮らす家か……もう、オーラを感じるよ。はたして、米川先生と会って、平常心を保てるのだろうか。いや。無理だな。

「お父さん~~」

「優香お帰り~。はやかったな」

「うん~今日はねぇ~あ!そうだ!今日は友達を連れてきたんだ!!」

「彼氏か?」

「ち~が~う!これだからラブコメ脳は困るよねぇ~」

 米川先生……って、脳内で勝手にもっと、怖くて真面目な印象をもってたんだけどなぁ~文体も太宰治にどことなく似ていて……少し、気は楽になったかな……?

「さ!陸奥君こっちだよ~♪」

「あ、はい!」

 言われるがままに、米川先生の前へと座ってしまった。

「初めまして、私が優香の父で、武蔵(むさし)という名前だ。よろしくね陸奥君」

「あ!陸奥雄介です!よろしくお願いします!米川先生の作品は何度か拝見させてもらって、ほんとにその度、いい刺激をもらっています!いつも素晴らしい作品をありがとうございます!」

 米川先生こと、南武蔵さんは目の前できょとんとした顔をして、その後なにかに気付いたように南さんのほうを見た。

「なるほど。そこまでしられていたか……それをしられてしまってはしょうがない。よし。娘との結婚を認めよう」

「お、お父さん?!」

「え?あ!ええ?」

「ちょ、お父さん!ラブコメ脳はいい加減にしてよ!大体、私と陸奥君は、結婚以前に付き合ってすらないからぁああ!!!」

 またまた、米川先生はきょとんとして、その後にやりとした。嫌な予感だ。

「じゃ~どういう関係なのさ?」

「私と、陸奥君はただの作家仲間としてで!それ以上でも、それ以下でもないの!!!」

「作家仲間だと!!あぁ!いい刺激ってのは執筆に関してか!!」

 キラキラした目で武蔵さんこと米川先生がこちらを見てくる。


さてと、中々な展開になって参りました(笑)

ほんとに陸奥君はどうするのでしょうか?


次回>>米川先生マジですか……

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