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「彼氏の家で二人きり。何も起こらないはずもなく」


 去年の冬の話である。


 その日、大樹はマンションの外で白い息を吐きながら恋人である月夜を待っていた。

 付き合い始めてからというもの、待ち合わせをしてから学校へ登校するのが日課になっていた。紆余曲折あって念願の相手と結ばれたのだから、こういうことをするのは自然の流れだ。


 だが、幸せの絶頂期にいるはずの大樹の顔色は優れないものだった。

 別に今日に限ったことではない。ここ数日————より正確に言えば、月夜と付き合ってからというもの、大樹はやきもきとした気分で日々を過ごしていた。


 原因は彼女の態度にあった。


 溜息をこぼしそうになったところで、強い気配を感じて顔を上げる。まだ豆粒くらいにしか見えないが、見間違えたりしない。


 遠くからでも分かるくらい緊張した面持ちで、月夜がゆっくり向かってくる。人前では堂々とした佇まいを崩さないのが月夜の常だが、ここ最近はどうも落ち着きがないように思う。


「あ……」


 目が合った、気がした。

 月夜は巻いていたマフラーで顔を半分隠してしまう。初々しい反応に映るが、大樹は焦りを覚える。また、そういう態度を取らせてしまった。


 月夜は足早になったり逆にゆっくりになったりを繰り返しながら、ようやく大樹のそばまでやってきた。


「お、おはよう、篠原くん。今日も寒いね」


「おはようございます、センパイ。カイロ持ってますけどいりますか」


「だい、じょうぶ。そこまでではないから」


「そうですか。……それじゃあ、行きますか」


「え、ええ」


「………」


 ぎこちない言葉を交わし合ったところで、二人は共に歩き出す。

 お互い、口が達者な方ではない。だからこんな風に会話が上手く続かないことはよくあることだ。……よくあることなのだが、今は輪をかけてひどい。


 想いを伝え合いお互いの気持ちを確認したあの日、大樹は幸福を噛み締めると同時にこれから起こりうる事態を憂慮していた。

 付き合う以前から、ことあるごとに好きだのなんだの、こっちが恥ずかしくなるようなセリフで口説いてきた月夜のことだ。名実ともに付き合ってしまったら、どうなってしまうのかと。他人が聞けば羨ましい限りの悩みだった。


 だが蓋を開けてみれば、予想とは裏腹に月夜の態度はとても奥ゆかしいものだった。


 言葉を弄してくることなければ、過度なスキンシップもない。ある意味で拍子抜けだ。それどころか以前よりも距離が開いたようにすら感じる。


 これはよくないと思って、


「今度、二人でどこか出かけてみませんか? クリスマスも近いことですし」


 などと誘ってみれば、


「え、あ、その……はい。いいと思います」


 どうして敬語なのか。


 おまけに真っ赤な顔で俯いてしまう。まったく月夜らしくない。

 なんだろう。いたいけな少女を騙しているような気分だった。


 非常にやりづらい。



「最近の月夜の様子?」


「はい。教室でどんな感じなのか教えてほしくて」


 頼った相手は月夜の級友である翠だ。

 大樹といるときの月夜はあんな調子ではあるが、普段の学校生活での様子が気になってこっそり見にきてしまった。


 運悪く、月夜は席を外していた。


「そうだねー……」


 人差し指を口元に当てて、翠は考え込む。

 答えるのをためらっているような仕草だ。

 だが大樹の目つきが真剣だったせいか、やがて翠は白状する。


「一言でいえばキモチワルイね」


「キモチワルイ!?」


「なんかずっとぼーっとしてて、かと思えば急にデレデレした顔で笑うね。キモくない?」


 あの朝日月夜を捕まえてひどい言い草だ。

 大樹は迷った。これ以上深掘りしていいものか。場合によっては翠から困った返答をされると予想できている。


 しかし、聞かずにはいられなかった。


「あの、その原因って」


「原因? そんなの君と付き合い始めたからに決まってるじゃん。よっぽど嬉しかったんだろうね」


「————」


 ちょっと嬉しいと思わないことも……いやシンプルに嬉しい。

 よかった。付き合い始めたことを後悔しているのではと疑っていたから、本当に。


 翠はニマニマとしながら上目遣いに大樹を見つめる。


「いひひ。変な話かもだけど、なんだかこっちまで嬉しいや。どう? あの朝日月夜と付き合ってみて。人生サイコー?」


「そう言いたいところなんですけど……」


「アレ?」


 最近の月夜について話し出すと止め時が分からなくなって、つい愚痴っぽくなってしまった。自分で思っていた以上に、この不満を誰かに分かってほしかったらしい。

 戸惑った表情ながら翠は最後まで話を聞いてくれた。


「な、なるほど。思っていたのとなんか違うね」


「ちょっと俺も困ってて。どうしたらいいと思います?」


「さあ。でも、ここは男の子がリードしてあげるべきなんじゃない?」


「リード……」


 大樹は固まった。頭の中にイメージがまったくわいてこない。

 目で翠に助けを求める。


「つまり……?」


「そ、そんなの知らない。それくらい自分で考えないと」


 急にハシゴを外されて心細さを覚える。

 だがこの慌てよう……まさかとは思うが。


「翠先輩。失礼ですけど今までに誰かとお付き合いをしたことは?」


「本当に失礼だね! ないよ!」


 開き直りが清々しくて、なんか好きだ。


「見栄張ろうとしないでくださいよ」


「なにおぅ!? 自分がそうじゃないからって調子に乗らないでよね!」


 ちょっと騒ぎすぎてしまったせいなのか。

 彼女が戻っていることに大樹はしばらく気付けなかった。


「————篠原くん?」


 控えめに声をかけられる。

 大樹は脊髄反射で振り返った。しまった、そもそも月夜の様子を見に来たつもりだったのに。すっかりそのことが頭から抜けてしまった。


「ど、どうしたの。何かあった?」


 胸元をおさえながら、月夜が言う。

 大樹はわずかに生まれた動揺を笑顔の奥にしまった。


「ちょっと寄っただけです。もう戻りますから」


「もう少しいていいのに」


「授業に遅れてしまうので」


「あ……」


 まだ、大樹を呼び止めようとしたのだろう。だが大樹が踵を返してしまったことで中途半端な音だけが虚しく響いた。


 後ろ髪を引かれるようだったが、大樹自身、今の月夜とはどう接していいのか分からない。

 心構えができるまで、もう少し猶予がほしい。


 大樹が覚悟を決めて、月夜に声をかけるのはそれから数日後のことだった。



「センパイ」


 部活のない学校帰り、大樹は意を決して切り出した。緊張で手の平には汗がにじんでいた。


「今日、この後は何か予定ありますか」


「予定? ないけれど……」


「もし嫌じゃなければ、ウチに寄っていきませんか」


 月夜は身体を硬直させて、立ち止まった。大樹も合わせて立ち止まる。

 彼女はごくりと唾を飲み込む。大樹は心して月夜の言葉を待った。


 長い沈黙を経て、彼女は首を縦に振る


「うん。そうさせてもらう。久しぶりに篠原くんのお母さんや、紗季ちゃんに会いたい」


「あ、すみません。今日二人はいないです」


「へっ?」


 素っ頓狂な声を出した月夜を見て、騙し討ちをした気分になる。

 父が仕事の都合で一時的に東京に戻っているらしく、それをきいた母は家を飛び出していってしまった。妹は受験勉強で塾に通っているから、遅くまで帰らないだろう。


 つまり、月夜を招くと家で二人きりになってしまう。


「—————」


 その事実に気付いた月夜は再び固まった。

 そこまで露骨に意識しないでもらいたい。


「彼氏の家で二人きり。何も起こらないはずもなく」


「広告のエロ漫画みたいなこと言わないでくださいよ」


「!!? 篠原くん今なんと言ったかしら。エ? 篠原くんもそういうの読むの?」


「物のたとえですー、俺が読むとか読まないとかの話じゃないですー」


 ちょっとだけ口の滑りが良くなってきた。うっかり喋っちゃいけないことまで話してしまわないように注意したい。

 納得のいかない様子ながら、月夜がそれ以上追及してこなかった。


「途中で薬局に寄ってもいいかしら」


「……なぜに?」


「準備をしていなかったから。いざというときに持っておいた方がいいと思う」


「……何を想像したのか全く分かりませんが、必要ありません。変なこと考えないでください。このまま家に直行します」


「で、でも、もしものことになったら」


「そんなことにはなりません」


「どうしてならないの! 怒っていい!?」


「この話あとでいいですか!?」


 明記していなかったが、ここはまだ校舎の中である。

 しかも結構な声量で騒いでしまったせいで会話が耳に入ってしまった人物がいたらしい。

 相談室の管理人である結城かなたは、他人のふりをして現場を去った。世界一有難い見て見ぬふりだった。



「連れ込まれてしまったわ」


「人聞きの悪い。紅茶を淹れますからどうぞごゆっくり」


「……私をこの部屋に一人きりにしてもいいと?」


「やっぱりついてきてください」


 自分の部屋で月夜をくつろいでもらおうとしたが、よくよく考えれば危険だった。

 キッチンで紅茶の用意を進めていると、月夜はやや後ろの方で大樹の手元をのぞきこんでいる。


「お構いなく。どうぞ続けて」


「あんまり見られたくはないですけど……」


 ヤカンの水が沸騰したところで、お湯をポットに入れる。そこからさらに、二つ目のポットに注いだばかりのお湯を移す。これで二つのポットがあたためられた状態になる。

 ここで茶葉を空のポットに入れて、勢いよくお湯も注ぐ。中で茶葉が浮き沈みしているのを確認して、大樹は砂時計を置いた。


「結構、凝ってる」


「この淹れ方しか分からないんです」


 砂が落ちきり、大樹はポットの蓋を開けた。いつも通りの良い香りがする。スプーンで一回だけ混ぜて、茶こしを使って別のポットに紅茶をいれる。最後の一滴まで入れようとポットを傾ける大樹の姿を見て、月夜が呟いた。


「あ、ゴールデンドロップ?」


「よく知っていましたね」


 この最後の一滴で味が格段に変わる。淹れてる本人の大樹はいまいちピンときていないが、母に言わせれば天地ほどの差らしい。


 ティーカップに紅茶を淹れたら、完成だ。


「ミルクは自由に使ってください」


「すごい。喫茶店みたいな用意のよさ」


 無駄に物が多い家なのだ。日頃から祖父母や母の知人から荷物が送られてくる。整理整頓を少しでも怠るとすぐにモノが溢れかえってしまう。

 適当に棚を漁って茶菓子になるクッキーを発見した。これも頂き物だ。


「ここまで全力でもてなしてくれなくても……」


「そんなに力んでいるつもりは。いつも通りです」


「こ、高水準ないつも通りなのね」


「ささ、冷めてしまう前にどうぞ」


「ではお言葉に甘えて。いただきます」


 月夜は少し湯気のたつカップを手に取り、息を吹きかけた。彼女がカップを傾けるところを大樹は固唾を飲んで見守った。

 一口含んだところで月夜は目を見開いた。固まったポーズのまま、カップを大きな瞳で凝視している。


「センパイ?」


「………」


 手の震えからか、紅茶の表面はわずかに揺れている。

 月夜は慎重に、もう一度紅茶に口をつける。こくこくと小さな喉が鳴った。カップに注いだ分を全て飲み干し、彼女は一言呟いた。


「美味しい」


「ありがとう、ございます……?」


 大樹はそっとポットに手を伸ばした。


「これはお世辞とかではなく、本心から。月並みな褒め方で申し訳ないけど、毎日飲みたいと思ったわ」


「ふーん……」


 気の抜けた返事をしながら、大樹は月夜のカップを満たす。彼女はさっきよりも長い時間をかけて紅茶を味わってくれている。

 大樹も自分の分を飲んでみる。いつも作ってる通りの味のはずだ。だが、いつもより美味しいかもしれない。そう、感じる。


「数少ない取り柄ですよ」


「そんなことない。かっこいい」


「えっ、あ、ど、どうも」


 謙遜して心に余裕を作ろうとしたのに、また褒めてくる。おかげでペースを乱されっぱなしだ。

 月夜は柔らかい表情で大樹のことを見つめている。

 なんとなくむずかゆい。


「母さんが紅茶好きなんですけど、自分では淹れないんですよね。だから俺が淹れるしかなくて。そのくせ美味しくないと文句言ってくるんですよ。まったくワガママな人ですよね」


 早口に喋ってしまっても、月夜は変わらず穏やかな笑みを浮かべたままだ。

 けど、瞳の奥だけは幼い少女のようにきらめいている。


「今日はどうして誘ってくれたの」


 その一言で、本来の目的を思い出す。

 カップをソーサーに置いて、大樹は息を吐き出した。


「最近、あまり上手く話せてなかったから。だから二人でゆっくりしたいと思って来てもらったんです」


「あっ……」


「でも、いつの間にか前みたいに話せてるから。そんなに身構えることでもなかったんだなって安心したところです」


「……ごめんなさい」


 唐突に月夜は謝罪の言葉を述べてきた。

 眉を寄せる月夜を見ていると、こっちまで申し訳なくなってくる。


「どうして謝るんです」


「あなたに気を遣わせてしまったみたい。自分のことしか見えてなかったわ」


 自分のことしか見えてない?

 どういう意味だろう。月夜はそんな身勝手な振舞いはしていなかった。多少のぎこちなさはあったが、それ以外は普通だったように思う。


 大樹は視線で月夜の言葉を促す。

 彼女は消え入るような声で、心情を吐露した。


「あ、あなたといるとドキドキするの。前よりも、すごく」


「センパイ」


「だから、なんだか、胸が苦しくて。ちゃんと顔も見れなくて……」


 大樹はたまらない気持ちになった。

 無言で立ち上がると、月夜の隣の席に座り直した。


「あ、あの、篠原くん? 一体なにを————ひゃっ!?」


 答えず月夜の手を握ると、月夜はひっくり返った声を出した。長い黒髪が大きく揺れる。

 月夜は落ち着かない様子で目をきょろきょろとさせ、やがて席を立とうとした。大樹は握っている手に力を込めて、月夜をその場から逃がさない。


「離した方がいいですか?」


「べ、別に。そんなことしなくていい。けど……」


 月夜はそっぽを向いて、顔をそむけようとした。


「こっちを向いてもらえますか」


「えっ!?」


「目は逸らしちゃ駄目ですよ」


 油の切れたロボットみたいな不自然な挙動をしつつ、月夜は大樹に目を合わせる。大樹は無言で、ただただ彼女を見つめ返した。

 数分間そんな状態が続いて、月夜は痺れを切らした。


「ね、ねえ、篠原くん。いつまでこうしていればいいのかしら。あなたとこうしているのが嫌だとか、そういう意味ではないけれど。でももしかしたら手汗をかくかもしれないし、そうなるとちょっと恥ずかしい」


「————」


「だ、だから、そんな顔で見られても……」


 月夜の問いかけに対して、大樹はさらに沈黙を貫いた。

 自分でも引っ込みがつかなくなってきたところだ。あまりにも月夜が可愛いことを言うものだから手を繋いで、彼女の反応が想像以上に面白かったから悪戯心がはたらいてしまった。


 せっかくだから、月夜がどこまで耐えられるか観察させてもらおう。

 と、思いきや。


「も、もう無理ぃ……我慢できない」


「へ?」


 視界が回転した。

 どうしたわけか、大樹が天井を見上げる形になっていた。月夜が覆いかぶさってくる。


「はーっ、はーっ……」


 息遣いが荒い。月夜は肩で息をしていた。がっしりと大樹の体を押さえつけられ、まるで抵抗できない。

 月夜の顔が近づいてくる。


 何をされるのかを悟って、大樹は目を閉じた。


 しかし、いつまで待っても予想の感触はこない。

 その代わり、首筋にくすぐったさを感じた。

 おそるおそる薄目を開ける。


「くんくん。すんすんすん。はすはすはす」


 においを嗅がれている。


 なんだこれは。


「すぅーっ、はぁ~~~~、ふう……」


 首筋だけでなく、腹の上や脇のあたりで深呼吸をされる。

 月夜は恍惚とした表情だった。ちょっと怖い。

 冷ややかな目で彼女を見上げると、月夜がようやく正気を取り戻した。


「はっ!? こ、これはその……つい出来心で」


 犯罪者みたいな言い訳が飛び出した。


「で、でも、篠原くんが悪い」


「?」


「そういう雰囲気を作って、誘導してきた」


「そんな雰囲気作りましたか……?」


 こんなレベルの高いことは求めていない。もっと単純で甘酸っぱいのを期待した。


「普通、もっと先にやることがありませんか」


「?」


「いや、えっと」


 きょとん、とされるのは納得いかない。

 これでは自分だけが先走っているみたいではないか。


「た、たとえば、こういう風に……」


 両手で、月夜の顔を包み込む。

 火傷しそうなくらい、その頬は熱かった。

 月夜にも伝わったのだろう。

 ゆっくり、体勢を低くしてくる。


 月夜と口づけをしたのは、この時が初めてだった。


 唇に力が入っていたせいで、柔らかい感触とは程遠い。お互いに少し力を抜いてみれば、今度は前歯同士がこつんと当たってしまって痛い。慣れた人間から見れば、滑稽な光景だったろう。


 だが大樹にとっては間違いなく、幸せの瞬間であった。


 月夜も気分が盛り上がっているのかもしれない。全体重を大樹に預けてきている。というか、ちょっと重い。そんなことを言っては女性に失礼だろうが。


「センパイ、ちょっと苦しいです。センパイ……あれ?」


 彼女の肩を掴み、少し体を離してみて大樹はようやく気付いた。


 なんと驚いたことに。


 月夜は気を失っていた。


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