35話 パチスロ・後
シュウさん(以下、し)「えっと、どこまで話したっけ?」
山田さん(以下、山)「バサ姉が出てきて可愛い声で言われた通りにボタンを押す作業になったところまで」
し「そうそう。バサ姉でボーナスに入ったのさ。ここで、もうニヤニヤが止まらなかったね」
山「当たって嬉しいのか、それとも単に気持ち悪いのかを測りかねるところだよな」
し「完全に後者だけどね。そんなこんなが長々と続いて、多分二十分くらいポチポチ押してたんだと思う」
山「体感時間であって、実際は十分でした」
し「それでなんやかんやでバサ姉を体感し終わって、ボーナス後の継続タイムに入ったわけ。オマケ的なあれね。まぁそこでバサ姉を堪能したもんだから、速攻でキャラチェンジ」
山「ガハラさん?」
し「残念。次点で好きなのは八九寺なのだよ。というわけで八九寺にチェンジ。するとどうでしょう。なでこストーリーが始まったではないですか」
山「これも羽川ストーリーと同じく、最後まで見れたらーってやつ?」
し「そうそう。で、まぁ最後に神原が助けに来て阿良々木くんが助かって、なでこの蛇が浄化されましたとさ。ボーナス突入」
山「早いな!」
し「隣で友達が吹いてた。そのボーナスがなでこだったもんだから、もう全然楽しくないよね。当たったのは嬉しいんだけど、『八九寺を出せ!今すぐにだ!』って感じだったもん」
山「撫子嫌いなん?」
し「あのヒロイン五人の中では最弱だな。忍とファイヤーシスターズを入れても最弱かな。好きになれる要素がない」
山「ざーさんよ?」
し「関係ないな。それでなでこタイムのスタートよ。それが発展して、発展して、発展して、撫子の倍々チャンスもありました」
山「なにそれ?」
し「パチンコで言うところの『当たり』ってやつかな。これに入ると、勝確ってやつ」
山「すごいじゃん」
し「だが撫子である。そしてそのあと、さらに発展して撫子の持ち歌の例のサーキュレーションが流れるわけよ。この時点で腕がだるくなってきて、『早く終わんないかなー』って思ってました」
山「なんて贅沢な……」
し「だって何回もポチポチ押して疲れたし、パチンコみたいにガーってやるだけじゃないから目も疲れたし、周りうるさすぎて友達の声も聞こえないくらいに耳がやられてたしで、元とれたしバサ姉見たしでもう妥協満足してた」
山「お前がそんなことで満足できるはずがないだろう!!」
し「遊星は黙ってろ! で、その撫子タイムが一通り終わって、継続チャンスも終わって、通常モードでそれなりに打ったところで終了しました」
山「まぁ満足したならいいんじゃないの?」
し「二時間くらい打ってて、結果、八九寺はキャラ選択画面以外で一度も画面に姿を現しませんでした」
山「それだけが心残りだと」
し「また機会があればやろうかなとは思うけど、当分はいいやって感じ」
山「まぁとりあえずお疲れ様、と言って差し上げよう」
し「ありがたき幸せ」
山「以上でレポ終了?」
し「と思うじゃん? 実はその後に飲みに行く約束をしてたんだけど、それまで時間があるってことで、ゲーセンに行ったのだよ」
山「また貯金箱しにいったのか」
し「貯金箱のことをゲーセンっていうのやめろよ」
山「はいはい。で?」
し「で、ライチュウのぬいぐるみをゲットしました!!」
山「おー。なんか最近ライチュウ好きじゃね?」
し「完全にカフェさんの影響だけどね」
山「カフェさんの影響でポケモンのレーティングに潜ってるときも、トップにライチュウを置いてたもんな」
し「ライチュウ可愛いよライチュウ。最近になってライチュウグッズがプライス景品で出るようになってきたもんだから困る。そのライチュウのぬいぐるみもさ、大きさがそこらへんの画集くらいの大きさあるんだよね」
山「どこに置いてるの?」
し「枕元」
山「乙女か」
し「枕にノートPC置いてるから、常にPCの横にライチュウがいる感じ」
山「ブタ兄弟は?」
し「ぶーちゃんは僕の枕替わりで、プーギーのぷーちゃんはうつぶせでPCいじる時に脇の下に入れてる」
山「これが実用用というやつか」
し「とまぁそんなわけで飲みに行って、ワイン飲みすぎて、そのあと行ったカラオケで途中で寝ちゃって、友達と別れて、タクシーの中で林原めぐみのラジオを聞いて、家に帰って深町さんの画集見ながら寝落ちした」
山「そして二日酔いで頭が痛かったと」
し「正解。さすがやね」
山「恒例行事ですから」
し「って、まさか前後編になるとは思わなかったわ」
山「打算始まって以来の出来事だね」
し「まぁ三クール目の終わりだと考えればちょっとした企画感覚で良かったと言えよう」
山「低視聴率だけどな」
し「視聴率は関係ない。これは活動報告の代わりなのだから!」
山「……『活動』報告?」
し「……次はマイクラの話をしようかな」
山「今更普及かよ」
し「マイクラ人口を増やしたいんだもん!」
山「もう一年早く普及するべきだったな」
し「時よ戻れ!」
山「無理だ」
おしまい
※カフェさん
ピクシブの『ライチュウの扱いに定評のある』でおなじみのカフェさん。
可愛いライチュウからライチュウいじめまでを描きこなす『カフェライチュウ』の生みの親。
ライチュウ大好きクラブの会長で、カフェさんのせいでライチュウが好きになった人も多いのでは?




