表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/48

14話 服装

シュウさん(以下、し)「黒タイツ好きって、少数派らしいよ」


山田さん(以下、山)「いきなり何? セクハラで訴えられたいの?」


し「ショートパンツのと黒タイツの組み合わせと、ショートパンツに生足の組み合わせだったら、黒タイツのほうが少数派なんだってー。意外だよね」


山「シュウさんの思考が少数派だから仕方ないんじゃない?」


し「黒タイツ好きって少ないのかなぁ?」


山「(全然人の話聞いてねぇや) 少ないかどうかは知らないけど、そんなのは人それぞれじゃない?」


し「でも黒タイツ履いてる人って多いよね」


山「まー寒くなると増えてくるよね」


し「知っての通り、僕は黒タイツが大好きなんだけどさ、そんな少数派の人のためにみんな履いてくれてるってわけ?」


山「単純に寒いから履いてるんじゃない?」


し「じゃあジーパンとか履けばいいじゃん」


山「ジーパンっていうとなんか田舎臭いから、ジーンズって言おうな。それだとオシャレじゃないじゃん。シュウだってショーパンに黒タイツ履いてて、上がセーターとかだと萌えるでしょ?」


し「それで黒髪なら後ろ姿で萌えるわ」


山「顔はこの際気にすんな。服装の話だから」


し「だけどさー、あの黒い部分が生足に変わったとするじゃん。そしたらどうよ。全然萌えない」


山「萌えないかもしれないけどー、オシャレなんだし仕方ないじゃん。女子のオシャレっていうのは、男子よりも女子に見せてる方が多いんだって。だから女子ウケするあのへんちくりんなでかいメガネとかかけてたりするわけ」


し「じゃあ合コンとかでオシャレしてくるのは?」


山「他の女性陣に牽制してるんじゃない?」


し「うわー女子こえー」


山「男でよかったね」


し「全身ユニクロ装備に死角はない」


山「モンハンなら死角はないな。でも残念だけど、リアルなのよね」


し「リアルでも死角はないだろ! ユニクロ馬鹿にしてんのか!」


山「馬鹿にしてないって。ただ、ユニクロでしか服を買えないというシュウのチキンっぷりを馬鹿にしてるだけだ」


し「ぐっ…」


山「そんなせめてGAPとかライトオンとか行ってご覧なさいよ。もうちょっとオシャレに見えるよ?」


し「べ、別にオシャレに興味なんてないもん…」


山「それでメガネとか靴とかは微妙にこだわってるのはどうなのさ」


し「メガネは体の一部みたいなもんだし、靴はかっちょいいのを買ってるだけだもん。服なんて外に出れる服装ならそれでいいんだよ!」


山「それで女子の服装にあれこれ言うのは変だよねぇ」


し「目の保養になるだろうが」


山「自分の目の保養のために他人を着せ替え人形のように扱うシュウさん。マジゲス」


し「ベクターさんみたいに言うな。絶対子どもができたら着せ替え人形みたいにしていろんな服着せちゃうんだろうなぁと妄想」


山「コスプレとかしたらいいじゃん」


し「してみたいけど、お金と技術が追いつかないのよね」


山「あー…でも願望はあるんだ?」


し「そりゃああるさ。こう見えてもオタクだし」


山「見た目通りだけどな」


し「最近だと調査兵団とかやってみたい。昔だと戯言の狐さんとか、ハガレンの軍服とか着てみたい」


山「顔隠さないとな」


し「おい」


山「ダイエットもしないとな」


し「おい。見た目太ってないし。お腹がちょっと出てるだけだから引っ込めて歩けばなんともないし」


山「ほら、アームストロング少佐とかやると脱がなきゃいけないし」


し「もうブラッドレイ枠でお願いできますか?」



おしまい

全裸よりもパンチラよりも着エロの時代。

そして全裸よりもパンチラよりも襟口から見える胸チラが一番エロい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ