入学式
プロローグに書いた用に、この学校の生徒会と風紀員は
仲が悪い、この学校の創立以来のルールで、生徒会は前期テスト学年別TOP3が
入る事になり、風紀員は、運動部の選挙9人決まる
基本生徒会は、頭の良い人が生徒会長を務める
風紀員は、先代風紀委員長から受け継ぎ、風紀委員長になる
この様に、受け継がれてる生徒会、風紀員なのだが
今年の、風紀員、生徒会は少し違った。
まず、前提に風紀員は頭は、そんなに良くないという事
そして生徒会は体力がないという事。
だが、今年の生徒会と風紀員は前任の会長、委員長から
役職を受け継ぎ、会長・委員長になったので
前提がないのと同じなのだ。
今年、入学した俺がなぜ詳しいのかと言うと・・・
思い出したくもない、四月九日、入学式の日
入学式、朝ギリギリに起き、遅刻するかしないかギリギリの
所で、家を出て自転車をこぎ、急いで学校に向かった、
家を出てすぐ、ある人に出会った
「君」
ぱっと声を掛けられ振り返ったらそこには、茶髪がかった短髪の
同じ高校の制服を着た女の人が手を振っていた
「はい?」
急いでいたんだが、女性から声を掛けられて無視する事が
出来ない性格なので止まる事にした
「ねー、君名前は?」
「守、中立守です」
女性は名前を聞くと、満足そうに、微笑み俺の自転車の後ろにまたがった
「何してるんですか?」
「学校まで送って」
何言ってんだろう、内心それで一杯だった
「何でですか」
「生徒会長だから」
一つため息を付きながら
「意味がちょっと・・・」
「え・・・意味?」
そこかと思いながら答える
「はい」
「生徒会長は生徒会の長なのよ」
はい・・・?この人に話が通じるのか
心配になってきた
「そう言う意味じゃないんです、俺が言いたいのは
なぜあなたを乗せなければいけないかなんですかと
言う事で」
いくら、性格がよくても急に学校まで乗せろなど
簡単に承諾出来ない。
「あ、そうなの」
「解って貰えましたか」
女性がキョトンとした顔で言った
「全然解らない」
こんな、やり取りをしている間に遅刻のカウントダウンが
せまっていた。
「あーもう解りました乗ってください」
しびれを切らした俺が根を上げた
女性は笑顔で自転車に乗った・・・
二人乗りで十五分目的地の学校に着いた
校門の前にロングの黒髪の女性がこちらに、
睨めつけながら歩いてきた
「未来あんたまた、遅刻ギリギリに来て
生徒会長の自覚あるの」
怒り気味の女性を横目に、生徒会長の未来さんは
能天気に
「間に合ったんだからいいじゃない」と
答えていた、それを聞いた女性は怒りながらも
こちらを見て口を開けた
「新入生?」
「はい」
名前を言をうとすると未来が割って入って来た
「この子、一年生の中立守くん
私をここまで運んでくれた子だよ」
「私、二年の片桐彼方、風紀員長してるの宜しく
そして、こっちが姉の片桐未来、生徒会長」
未来がさえぎるように喋り出した
「生徒会長の未来だよ宜しく
彼方も居るから、未来か会長てよんでね」
双子だそうだが全然性格が似てなさそうだ・・・
自己紹介が終わった時チャイムが鳴った
「ヤベーじゃあ自分急いでるんでお先です」
未来と彼方が同時に言った
「また後で「バイバイ」」
入学初日、遅刻確定・・・どうなる事やら
一応続き書いてみました、
疲れた><
またちょくちょく書いていきます。