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メル友:れいちゃん

中学の卒業式の悲劇から1ヶ月が経ち、4月!!


俺は地域で2番目の学校B高校に入学した!!


そう!!そして、俺は高校入学をきっかけにモテ男を目指そうと考えていた!!

うん。いわゆるアレです!!高校デビューってやつをしようと思ったんですよ!!

中学時代、全然モテずに、しかも、卒業式では誰かにネタにされるような、大敗をした男の考えそうな事ですけどね!!


しかし、入学早々、残念な事を知ってしまいました。この学校、歴史とか規律とかがとにかく古臭い、簡単に言えばお固い学校だったんです・・・

固さでは地域で1番・・・


例えば、携帯電話は見つかり次第に没収→解約まで見届けられます。しかも、学校はもちろんプライベートでも。

つまり携帯電話の所持が禁止。


ありえねっしょWWW


他にも、アルバイト禁止、眉毛の処理禁止、襟足は襟にかかっちゃだめ、前髪は眉にかかっちゃだめ、制服の着崩し、とか見られたら、家に帰してもらえない・・・etc

あ、ついでに言えば、宿題の量も地域1番だった。


まぁしかし、俺はこんな学校に来た事を残念に思いながらも、モテるために活動を始めた!!


たった一度の人生!!青春しなきゃだろ!!


やっぱり高校と言えば、恋愛を学ぶ場所だもんね!!

俺はモテるため!!

とりあえず、サッカーをやるべきだと考えてサッカー部に入った。

なんでサッカーなのかって?

そりゃ、マネージャーとの恋愛とか憧れるじゃん??

それに、サッカー部って女の子に確実にモテそうなイメージじゃんWWW


そんな不純な理由だけでサッカー部に入った俺は後悔した。

今、思えばサッカー初心者だったのにもかかわらず、よくモテるためだけに、あんな部活に入ったと思う、くさいし、キツイし、まずボールがまともに蹴れないから、試合出れないしWWW


そんな俺は、キツイ部活と厳しい学校環境によって、期待に胸を膨らませていた高校生活に、ストレスばかりをため込んでいった。


そんな時だった。


ある日、中学時代のクラスメートのれいちゃんからメールが来たんだ。


あ、ホラ!!俺の思い出をピンボケ写真にした犯人!!いつみちゃんの友達のれいちゃん。


なぜか、れいちゃんは中学の時の同じクラスの男子から俺のアドレスを聞いたらしく、ある日突然メールを送ってきた。


「岡本君、アンタ面白いからアドレス聞いてメールしてみたWWW」

みたいな感じで。


俺は、れいちゃんをピンボケ罪でめっちゃ恨んでいたんだけど・・・、


テンション上がっちゃった・・・(゜∀゜)!!


なぜかって?


そりゃ、俺はその頃、携帯の電話帳に男友達しかいなかったからさ!!

女の子とメールするのって初めてだったから、単純に嬉しかったんだよ!!

みんなも経験あるだろ!?初めて、電話帳に女の子の名前が入った時、好きでもない女の子でもなぜかドキドキしただろ!?


しかも、れいちゃんは卒業して俺と違う高校行ったのに、わざわざ俺にメールしてくるとかヤバくね!?


絶対!!れいちゃん俺の事好きだろ!?


そんな事考えてたらさ!!俺、れいちゃんの事が急に可愛いく思えてきちゃった!!


まぁ、そんな感じで、俺とれいちゃんはメールのやりとりを始めた。


「岡本君いつから、いつみの事好きだったのWWW」


「三年のクラス替えした時だったかな・・・」


「一目惚れウケルWWWいつみのどんなとこが好きだったのWWW」


「分からない、どこが好きだったのかな?でもなんかさ、守ってあげたいなぁって思ったんだよね・・・」


「守ってあげたいWWW岡本君も男の子だねぇ〜、分かる分かる!!あの子、小動物みたいに可愛いから守ってあげたくなるよねWWW」


・・・ふと、メールの途中から俺は思った。

れいちゃんは近所のおばちゃん感覚で、卒業式、俺がいつみちゃんに告白するまでに至った過程が興味あって、メールしてきただけではないのか?と


「・・・あぁ、そういえば、いつみちゃん元気?」


「元気だよ!!学校が休みの日に、たまに会うけどあの子、卒業してからイメチェンしてさらに可愛いくなったよ!!」


なに?イメチェンだと!!中学の時でさえ、めっちゃ可愛いかったのに、さらに可愛いくなっただと?

見たい。

会いたい。

抱きしめたい。


「そういえばこの前、いつみ、岡本君に会いたいなぁって言ってたよ!!あの子のアドレス教えたげようかWWW」


・・・なんだって?


・・・いつみちゃんが俺に会いたがってるだと?


まさか!!卒業式の告白から数ヶ月が経ち、いつみちゃんの気持ちに何らかの変化が起こったのか!?


「ぜひお願いします」


「あ〜、岡本君もしかしてあの子の事まだ好きなの!?一途だね〜WWW、了解、一応、あの子に岡本君にアドレス教えても良いか聞いてみるねWWW」


それからしばらくして、れいちゃんからいつみちゃんのアドレスが送られてきた。

「良いってさ!!よかったねWWW、〜ichigo123〜.jp」


心臓の動きがヤバい、ついに手に入れてしまった・・・

いつみちゃんのアドレスを!!

てか、アドレスがイチゴって何だよ!!

可愛いすぎだろ*´д`*!!


俺は鼻息と心拍数を激しくしながら、震える指でメールを打った。


「岡本だよ!!登録ヨロシク!!てか、いつみちゃん久しぶり!!元気してる!?」


俺は興奮しながら、携帯を握りしめ、いつみちゃんからの返事を待った。すると携帯が鳴った!!


キター(*゜∀゜*)ー!!


「岡本君久しぶり☆私は元気だょ〜☆岡本君は元気してた〜!?」


ヤバい!!マジで返事きてる!!俺はすかさずこのメールを保護って、すぐに返事をした!!


「俺も元気だよ!!てか、いつみちゃんイメチェンしたらしいね!!見てみたいな!!写メ送ってよ!!」


俺は途中、親に晩ごはんができた事を告げられるも、「今忙しいから後で食べる!!」と断り、返事を待った。


しかし、なかなか返事が来ない・・・

5分おきにセンターに問い合わせてると、1時間ぐらいしてから返事が来た!!


「ゴメン〜☆晩ごはん食べてた☆ぇ〜恥ずかしぃょ☆」


俺はついつい、恥ずかしがる、いつみちゃんの顔を思い浮かべながら、少し積極的なメールをした!!


「大丈夫!!俺もちょうど晩ごはん食べてたから!!てか、今度一緒遊ぼうよ!!」


ドキドキドキドキ

ドキドキドキドキ

ー10分後ー

(I wish for ever〜ひ〜とみを閉じて〜 あなたを描くよ〜)


キター(*゜д゜*)ーー!!


さっき1時間メールを待ってる間に、いつみちゃん専用の着信に設定した(平井堅の瞳を閉じて)が鳴った!!


「ぅん☆私も岡本君に会いたい☆今度、田中君がみんなでプチ同窓会しようって言ってたから岡本君もおいでょ☆じゃあ、そろそろ寝るね、おやすみ(∪.∪)。。。」


ヤッター(*゜∀゜*)ー!!

くぅ〜っ!!もぅ〜っ!!ハァハァっん(*´д`*)

俺はまず、いつみちゃんの寝顔を思い浮かべ、さらに「岡本君に会いたい」という言葉にキュン死にしそうにながら狂喜した。


そして、それと同時に凄まじい一つの憎悪の感情が込み上げてきた。


田中の野郎・・・


ちゃっかり、俺のいつみちゃんと連絡取り合いやがって・・・許せねぇ!!



誰であろうと、俺のいつみちゃんは渡さん(`д´)!!

このあと、俺はすぐに田中に連絡をした。

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