↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR

頂--itadaki--短編集

頂--itadaki---2

掲載日:2026/11/06

「アジロンの船がやって来ます!!」


ジーニスティアン王国の港では見張りが鐘を鳴らし、防衛態勢が緊急にしかれていた。


「エド様!アジロンの船で誰かが手を振っています!!」


「なんだ……。リーヴァイじゃないか……。入港させろ!」


アジロンの船は港の岸壁に寄せられて、リーヴァイ国王とサティア王女と乗組員が笑顔で船から降りてきた。


「おう!エド!」


「おう!じゃねえし。いったいどうなってるんだ?リーヴァイ?」


「いや、アジロンに襲撃されたから、こっちも襲撃してジーニスティアン号ごと沈めてやった」


「損害は?」


「船だけで人員は全員無事、かすり傷数名だな」


「それは何よりだが、最新鋭艦のジーニスティアン号を簡単に沈めるなんて…。なんかもったいないな」


「あわてる乞食は貰いが少ないというやつだな」


「リーヴァイ?その例えはわからん」


「何はともあれ手応えが無さすぎたから、あとで久しぶりに稽古しよう」


「時間があればな」


そしてアジロンの捕虜5名が縄で縛られて猿ぐつわをされて船から運び出されて行った。これは尋問と拷問が始まると言うことだ。


エドはため息をついていた。


リーヴァイ国王は王城の執務室で書類を書いたりサインをしていた。心配した重鎮たちが執務室に押しかけたが、リーヴァイは相手にしなかった。


「よーし!今日はこれくらいでいいだろう!」


リーヴァイは立ち上がってサティア王女の部屋に行った。


「今からエドと久しぶりに訓練するけど見たいか?」


「それは見ないとだわ!」


エドは執務室から無理やり訓練場に連れて行かれて真剣をリーヴァイから手渡たされた。


「いくぞ!エド!」


「どこからでもどうぞ」


「やーーーっ!」


エドは足運びだけでかわす。


突いたり、切りかかったりとリーヴァイは激しくエドを攻撃し続けた。およそ30分。


「もういい参った。降参だ」


リーヴァイは床に座り込んだ。


「エド様は相変わらず一太刀も振りませんのね?」


「サティア王女、当たり前でしょうこれでもリーヴァイは国王なんですから」


「エド…。ハァハァ馬鹿を言うな。剣で受けることもせず、私に振らせ続ける奴なんてお前くらいだ」


「師匠の指導のおかげだろうな」


「俺の師匠も同じ師匠だろう!あれほど言ったのになんで王位決定戦に出なかったのだ!」


「だから何度もいってるだろ?俺は王位に興味がない。リーヴァイ国王さまの不在時の守りになるのが丁度いいんだよ」


こうしてエドはリーヴァイに手を差し出して立ち上がらせるのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。