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変わる未来

あれから3年たった。

私はいつ死ぬのか怯えつつも生きてきた。

一つ前世と変わったことがあった。

氷霧瑠奈様と神内飛鳥様がデビューしなかった。

二人は今年の3月にデビューするはずだったけど……

私は彼らの未来を変えることなんて何もしていない。

(ならなぜ変わった?)

おそらく……これは本当に私の憶測だけど彼らも死んで記憶を持って生まれ変わった?のではないだろうか

ならば早くコンタクトを取らねばならない。

とは言っても私はファン彼らは芸能人。

私は向こうを知ってても向こうは私を知らない。

いきなり話しかけられても驚くだけか?

でもこれでも古参ファンだ。

覚えてもらえてるか?

可能性はなくはない。

あの2人のことだから覚えてくれてるかもしれない。

記憶持ちだということを早く誰かに伝えたほうがいいが母親や父親はダメだ。

できれば瑠那様と飛鳥様。

記憶持ちの可能性が高い人に伝えたほうがいい。

お二人はバカじゃない。

なにか私のように実験しているかもしれない。

利用するわけじゃないと思っていてもそうなる。

そうしたらなぜ死んだのか、記憶を持っていることに心当たりはないのか。

どちらにしても会わないことには……

「どうしようもないか…」

つい声に出してしまった。

そうと決まれば小学校からだ。

私はウサギピンク日記帳を開いた。

p38……えっと…あっこれか

ってふざけんな!

小学校受験……してんのかよ!

過去問なんて知らねーよ!!

でもいけるか?

一応記憶持ちなわけだからな、頑張るほかない。

正直中学からでもいいと思っていたのに思いっきり計画が狂った。

とは言ってもお二人に怒りを感じる私ではない。

これも運命だうんそう思うことにしよう。

早速母親に相談しよう。

「お母さん♪」

いかにも幼児らしい声色でそう話しかけた。

「な~に?紅葉」

お母さんはいつも通りの笑顔で返事をしてくれた。

機嫌は悪くなさそうだな、よし

「私小学校受験してみたい……」

そう言ったらさっきまで笑顔だったお母さんの顔が曇った。

その様子を見て妙に汗が流れ鼓動が速くなった。

しばらく自分の心臓の音しか聞こえなくなったが

「くれちゃん。小学校受験って凄く大変なことなのよ。それを分かったうえで言ってるんだろうけどね。お金もかかるわけだしなんで小学校受験したいのか教えてくれる?」

ご機嫌とりの『くれちゃん呼び』で優しく聞かれた。

この質問は想定内だ。

想定外だとしてもアドリブでいける。

「ネットニュースで小学校受験したら失敗したとしても暫くの間かなり余裕ができるって書いてあったの。私できるだけ時間を有意義に使いたい。失敗しないように頑張る。成功しても失敗してもきっと将来役立つよだから……」

そうスラスラと言った。

これはなかなかにいい印象になったんじゃないか?

「く、紅葉〜。そうね。紅葉の将来のためよね。まだこんなに小さいのにそんなことまで考えられるなんですごいわ!いいわよ!いくらでも出してあげるわ!」

よし! 

これであとは頑張ればいい。

頑張ると言ってもちょっと賢い高校に行ってた私は小学校程度で躓くとは考えにくい。

それでも念には念をだな。

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