問題
と覚悟を決めたものどうしよう。
この人生は本当に前世をやり直すことが可能なのか?
まずは……
「紅葉〜お母さんですよ〜。」
「くれちゃ〜んいないいないばあ〜(野太い声)」
この現状を打破しなければ……。
くそ……いきなり話すにしても不自然すぎる。
後何日待てばいい……
こんなに小さい頃だから記憶なんてないし。
とりあえずニュースでも見るか……
私はじっとテレビのニュースをみたがわかることなんてほとんどなかった。
ただ脳内で前世の記憶を忘れないように必死で思い返していた。
話すことが可怪しいことではなくなった年頃にすぐお父さん、お母さんと話し始めた。
話した瞬間
「あーー!!紅葉が喋った〜!!」
などと言われた。
やっぱり親バカだ……。
この親バカ度が私は嫌いだった。
だからコミュニケーションもほとんどなかった。
今回こそは……そう決めたからちゃんと話そう。
後悔しない人生にしよう。
まずはお父さんに株をやってみたいのと日記帳を買ってもらおう。
あっいたいた
「お父さーん」
子供っぽい笑顔でお父さんに駆け寄ったら案の定デレデレで
「な~に?くれちゃーん」
と、私の話を聞いてくれるがその声が野太くて野太くて普通の幼児だったら泣きわめくだろう。
「私、日記っていうのつけてみたい!お父さん日記帳買ってー!!」
こんなふうに可愛くおねだりすれば……
「もちろん!くれちゃんの頼みとあらば日記帳くらいお安い御用!」
ほらね。チョロいわ。
この調子で株もおねだりしよう。
「あっあと私お父さんたちがやってる株っていうのやってみたいんだー!!」
もっと可愛い声&可愛く笑顔で言ってやったぜ。
これで……
「あっくれちゃん株やってみたいの?もちろんいいよ〜パパと一緒にやろうねー」
ほーらやっぱりチョロい。
「あら紅葉株やってみたいの?」
あっ……
「まだ紅葉には早いんじゃない?もうちょっと大きくなってからやろうね。お父さんも紅葉を甘やかしすぎないで。」
あーやっぱりこうなった。
ま、これは想定内だからいいけど
「でも私お母さんとお父さんみたいな大人になって株とかやる時に困らないように今のうちにやっておきたいの!お願い!」
これでお母さんも……
「紅葉……!!そんな向上心あふれる子なのね!いいわよ!でも株は遊びじゃないからお父さんと一緒にやってね」
ほらみろカンペキだ。
今日は株の権利獲得したり。




