デジタルイラストを描いてみた(過程あり)
でんっと画像を貼り付けたところから始まります。
どうも、たまにエッセイを書く人です。
今回はデジタルイラストを描いてみた(過程あり)になります。
デジタルイラストってどう描くの? というのをちょっと説明しながらスクリーンショットを貼っていこうと思います。
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って訳でまずペイントツールと描くための道具を準備します。
私はペンタブレットという板とペンがセットになった周辺機器を使っています。
ペイントツールはフリーソフトのものを適当に漁ってきました。
ペンタブはXP-pen Deco01というペンタブになります。リーズナブル。
ペイントツールはMedibang Paintというツールですね。
で、まず大ラフというものを描きます。
頭の中にあるイメージをだいたいでいいので描きかきするわけです。
これがそうですね。
レイヤーという透明なシートを追加して、その上に描いていきます。
次はもうちょっとラフを煮詰めます。
なんか背景が生えてきました。
これは結構時間がかかる予感がするぜ……。
で、次はラフを清書して線画を作ります。新規レイヤー追加は忘れずに。
線画が完成したよ!
次は着色ですね。線画の下に新規レイヤーを追加して下色というベースとなる色を置いていきます。
これが下色を置いたSSになります。
次はちょっと詳しく説明しますね。
これが下色から完成まで持っていったイラストになります。
順に説明します。
まず新規レイヤーを乗算レイヤーにして、透明度を調整して紫色で1影というのを落としていきます。この際、光源を意識します。光源は頭の上あたりに照明があると思うので、それを気にしながら塗っていきました。
次に、2影というのを落とします。赤か青がいいです。紫と親和性が良いので。これも乗算レイヤーですね。
そして物体の近くにその2影を置いていくわけです。これをちょっと詳しく説明すると、物体の近くには濃い影が落ちる現象があるんです。オクルージョンっていいます。
その後、私は瞳の着色に入りました。
ですが、これが説明しにくい……。瞳は個性が出るところだと思います。
とりあえず瞳孔などの暗い色を塗り、その後瞼の影を乗算レイヤーで塗ります。この際白目にも影を入れます。そしてオーバーレイか通常レイヤーで虹彩とハイライトを描き、最後に瞳のてかてか感を出すために白目と瞳に白でハイライトを入れます。
これで目は完成です。
あとは髪や服に反射光などを入れ、血色を良くするために頬を赤く染めます。でも肌にもてかてか感が欲しい。ってことで、その朱の入った頬に白でハイライトを乗せます。
最後に、一番上のレイヤーをオーバーレイにして凸っとさせたい部分に暖色、凹っとさせたい部分に寒色を置きます。で、不透明度を下げて完成になります。
そうして一番上のイラストが完成するわけですね。なおかかった時間(プライスレス)。
私の線画はバケツ塗り出来ない線画なので、塗るときが割ときつい。なおラフと線画自体にも時間がかかる。イメージするのとイメージを出力するのが苦手なんです。
元々絵心のえの字も無かった人でしたが、なんだかんだで割と描けるようにはなってきました。
パースを引いてないので色々と怪しいところはありますが、多分大丈夫。たぶんですけどね。
そんな感じでたまに落書きするマンのイラストメイキングの話は以上になります。
プロの方は1ドットを修正するのに何時間も掛けるそうですよ。凄いですよね。
ご清聴ありがとうございました。