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一番厄介なホルモンへの考察

「ホルモンの話に戻るけど、今から話す内容も、調べても出てこない、俺の考察や。」

「さっきと同じですね。

 ですが、根拠は有るんですよね?」

「当然。」


「内容は、このホルモンなんだけど、()()()()()()()()()()()()()()()()感じなんだよな。」

「………何ですって?」

「イメージしてもらったら、解ると思うんだけどね。」


「貴女はストレスを感じたら、どうする?」

「当然、ストレスを解消する為の行動をとります。」

「今の流れを、このホルモンの分泌条件・効能を加味して、もう1度、イメージしてほしい。」

「?解りました。」


「えっと、ストレスによる分泌と、多幸感、依存を加味して、ストレスを受けたら………あれ? おかしくないですか?」

「気付いた?」

()()()()()()()()()()()()()()()()()()|、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。」

「そう。 その通りなんよ。」


「だから俺は、ホルモンの効能を発揮させる為には、別の条件が有るんじゃないかと思ったんだよね。」

「ゴク。 その条件は、」

「案の定、その情報は無いし、考察すら、見つからなかった。」

「けど、別の方面から、情報を見つけれたんですよね。」

「ああ。」


「①ストレスを発散する行動、

 運動して汗を出す。 大量に食べる。 感情を吐き出す。 歌を歌う。 ドラマか映画を見る。 外国で、物を破壊する。 古くから有る方法で、放屁。

 には、共通点が有る。 無いのも有るけど。」

「共通点が有る様には見えないですけど?」

「共通点は、【体外に〇〇を出す】や。」

「? 汗、唾液、感情? 歌は声と感情? ドラマや映画は………、声や感情、涙ですか? 解らないのは、破壊行動。 放屁はそのまま。」

「破壊行動は、エネルギーの放出だと思われる。 見えないから解らないけど。」

「成程。」

「次、②神経集合体は、体外に何かを出す場所が多い。」

「えっ?」

「目→涙。 鼻→水・空気。 口内→唾液。 汗腺→汗。 他にも、色んな所がそんな感じや。」

「はい。」

「③献血依存症ってのが有るんだよね。」

「そんなのが有るんですか!!」

「あんまり知られてないけどね。」


「性感帯、神経集合体が、何かを分泌する場所で有る事と、ストレスを解消する手段が、何かを出す事、この2つから、【体外に何かを出す行動が必要で有ると思われる】。」

「はい。」

「そして、これが、浮気や不倫の原因の一翼を担っていると思われる。」

「はい?」

「古い1時間ドラマ、2時間ドラマ、最近だと、不倫や浮気、NTR系の成人向け漫画のどれかを見た事がないかな?」


「ベットシーン、ピロートークなんやけど、カウンセリングかなってぐらい、旦那や彼氏の愚痴、凄いのやと、姑の愚痴、家庭環境への愚痴を言うんだよね。 成人向け漫画なら、性行為中の、彼氏や旦那の下手さも加えて、」

「うわ〜。」

「もう本当に、その愚痴を本人に言えよって思う。」

「そうですよね。 何で言わないんでしょうか?」

「言わないんじゃなくて、言えないんだよな。」

「?」

「古い時代は、女性は、旦那の理想の嫁、姑の理想の嫁、相手の家に相応しい嫁を演じていた事が多いらしい。」

「つまり、浮気相手には、素の自分でいられたと。」

「そう。」

「そして、それが今も続いていると?」

「情報媒体からの情報やと、片思いの男性に嫌われない為に、その男性の好きな女性像に成りきるとかよく見たから、そんな感じやね。

 俺からしてみれば、ホルモンを分泌させるためにも、性行為中は、男性の方が下手に出るべきだと思うけどね。 なにせ、男性側は慣れていないと、性行為中に女性に嘘を付かれても、気付かないと思うし。」

「そうですか。」

「それと、もう1つ。

 ドラマや本だと、浮気相手との性行為は、ラブホや、金持ちでメッチ広い家の場合が多い。 

 つまり、()()()()()()()()()()()()()()()()()が多い。」


「日本は、持ち家だとしても、隣家との間が狭い場合が多く、つまり、」

「声を抑える必要が有るというわけですね。」

「他にも、何故かわからんけど、日本の男性は女性を………神秘的?と言えばいいのかな、女性が性欲を抱いていると、何故か考えない人が多い。 それも、潜在意識で、」

「つまり、性欲が強いや、性行為中に大声を出されるのを嫌う傾向が有るという事ですか。」

「そういう事。」


「あと、嘘かホントかわからないけど、よく使われる表現で、姑の嫁いびりってのがあって、その中に、嫁いできた嫁さんの嬌声に文句を言うのがあったようで、しかも、それを、家族や親戚、井戸端会で拡めるっていう感じの。」

「最悪ですね。」

「でしょ。

 そんな問題だらけなのに、素の自分を隠して、ストレスを発散する事も出来ないなんて、昔の時代は酷かったよね。」

「ですね。」

「最後の、このホルモンに対する俺の考察は、【蓄積】や。 そして、」

「案の定、ネットに情報は無いと。

 それで、私は何をしたら良いですか? 又イメージですか?」

「そうや。

 さっきの、ストレスを感じた時の行動やねんけど、」

「はい。」

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。」

「しませんね。 成程、それで、」

「他にもAVの内容で、特殊な事情で、1年間近く性行為を出来なかったのが、事情が終わった後に性行為をしたら、感度?が上昇するって、内容が有ってね。」


「これの気になる点は、その、特殊な事情が、本当に特殊だから、見る人は少ない筈なのに、つまり、需要が少ない筈なのに、演者を変えて、10年以上、販売している事。」


「同じ内容の物が売れ続けるのは、需要が有るからか、存在していても違和感が無いからや。

 じゃあ、このAVは?」

「………どうなんでしょうね?」

「AV以外で気になるのは、ドラマで、妊娠中の女性の夫が、逮捕されるか死んだら、流産するって描写が多い。 王道みたいにね。」


「蓄積するって事は、器が有るって事てじょ。

 器が有るって事は、蓄積量が有るわけで、つまり、」

「器から溢れた結果、ホルモンの効能が発揮されてしまい、その結果、流産してしまったと?」

「ホルモンの性質から考えたら、十分あり得ると思うんだよね。

 だから、【蓄積】は、あり得ると思う。」

「このホルモンと相性の良い犯罪は、ムカつくけど、強姦系統や。」

「強姦!! 系統?」

「暴行・傷害・集団・半殺し・酒・薬、どれをとっても、相性が良すぎる。」

「最悪。」

「オマケに、強姦最中って、我慢するやん。」

「あっ、蓄積。 キャパオーバー。」

「可能性だけどね。

 それにしても、終身刑ぐらいにしてもいいと思う。 依存したら、何年も苦しむ事になるんだから、それぐらいが妥当だと思う。」


「あと、依存状態に成るって知らなかったら、被害者達も、苦しみ続けると思う。」

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