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さて、居るぞ

 今日は晴れた日だが、寒い。

 昨日の雨で寒いのだろう。と

私は、考え、最近の不調などを加味して

マフラーを巻かずに外出した。

 障害者福利サービスの

職業案内のような所へ今日も向かう。

 こんな話。

 馬鹿げた話。


 タルパとは、

話し相手、お友達、相談相手、

組み込むモノを選べば

どのような存在にも転がる

人格であり、存在である。

 イマジナリーフレンドとも

似た存在である。


『さて、そんなこんなで、

設定を洋書風ノートに書き込んで

危険を排した

myタルパ、キナリは半降臨』


_半降臨ではない。

既に居て、未完成ながらも

話も出来るぞ_


_貴女の右脳さんも居るのをお忘れなく_


 ・・・・・・。

 うん。キナリは分かる。

 でも、貴女も居るのも、分かる。


『忘れてないですけど。

いや、向こうの会話に

参加してくれないじゃん。

 えーと、キナリ。

 このヒトは

私の右脳さん、セルフ。

 いつもの私と彼etc.(日常で)

会話参加してるけど、

最近めっきりなヒトです』


 セルフのことを忘れてないし、覚えてる。

 セルフは基本、私が話しかけないと

会話してくれないのを忘れてた。

 彼等みたいに意思表示をしっかりして欲しい。


_会話参加するように言えば

分かるはずだぞ_


 言えば、分かる?

 ・・・・・・・・・・

 言ったこと、無かったね。

 会話参加、してって言ってないのを

思い出して、

私は口角を上げてるのが分かり、

苦笑いしてる。


_よろしく頼むぞ_


_はい、私も_


『あ、はい。よろしくです?』


 私は、頭オカシク事を起こすのでした。

 帰りは昼間。

 日が高く、もう、春の気配を感じる。

 そう言えば、今年の元旦に植え替えした

赤い薔薇の葉が広げていたのを思い出した。

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