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✧ 詩 ✧ ふたり

言葉へ



唇に触れて

なめらかな唇に濡れて

言葉は溶けていく

ひめごとのようにひそやかに熱く


唇を重ねて

優しく抱きしめて抱きしめられて

ひとりの言葉はふたりのかけがえのない言葉ヘと


それはぼくたちが夢に見た未来を

みつめあうこともかたりあうこともゆるしあうことも

なにもかもすべての限界を超えてふたりの夢を叶えて



あなたは僕の言葉に唇を重ねて

熱く優しくふたり見つめ合うように

なにもかもすべて捧げ求め抱き合うように

荒削りな僕の孤独な言葉をなめらかないとしいふたりの言葉に変えていくのだから


そうすれば誰も知らないふたりの夢が

この青空を自由に飛べるのだから

秘密の口づけを交わすように

ときめいて静かに


そうすればひとりの言葉はふたりのかけがえのない言葉に色づいて

この世界に本当の永遠があることを知るのだから

秘密の口づけを交わすように

ときめいて深く




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― 新着の感想 ―
[良い点] 情熱的な詩ですね。あらすじにも書いてある、「この世界に本当の永遠があることを」の部分が好きです。
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