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一よさく華 -ひとよさくはな-

一よさく華 -証と朱色の街-【改訂版】恋にすれ違いはつきものですよね?

作者:八幡トカゲ
あれは、細い月が浮かぶ夜。
偶然を装った必然の出会いに、柚月は禁断の恋へと堕ちていく。

柚月一華(ゆづき いちげ)。
彼は、政府転覆を狙った組織「開世隊(かいせいたい)」お抱えの人斬りだった。
紆余曲折を経て、今は政府の宰相、雪原麟太郎(ゆきはら りんたろう)の小姓をしている。

開世隊との戦が終わり、平穏な日々が続く中、柚月の中にだんだんと、だが確実に、自覚され大きくなってく、罪の重さ。

「俺は所詮、人斬りだ」

そう思いながら、止められない椿への思い。
その椿もまた、人斬り。
それも、柚月を殺そうとしていた人物だというのに。

 ――好きだ。

いやもう、めっちゃ好き。
好きがだだ洩れている。

そんな椿も、表向きは雪原の世話係。
忙しい雪原について、ずっと城に泊まり込んでいた。
それが、雪原が「本宅に帰る」と言うので、椿は久しぶりに柚月が住む雪原の別宅に帰ってきた。

椿自身気づいてはいないが、足どり軽く。
椿もまた、柚月に会えるのを楽しみにしていたのだ。

だが、もじもじすれ違う二人。
おまけに、椿と仲良さげに話す男まで現れて⁉
さらに、二人の主人雪原は、柚月を遊郭に連れて行き、自分の馴染みだという遊女、白峯(しらみね)と契りを交わすよう柚月に迫る。

柚月と椿。
二人の恋は、前途多難。

一つよにさく華となれ。

幕が開け、渡りを経て、嵐の予兆が訪れるまでの、ほんの隙間の物語。
2022/03/30 10:42
弐.こんぱくと
2022/04/01 09:56
参.見知らぬ男
2022/04/02 10:14
四.気まずい昼食
2022/04/03 10:40
参.証
2022/04/08 09:56
壱.日暮れの道中
2022/04/09 10:04
参.月のような子
2022/04/12 09:57
四.不穏な宴
2022/04/13 10:03
五.白峯
2022/04/14 10:08
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