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私は、スローライフに必要なのは戦力と不労所得だと思います。  作者: 楠 小豆
第三章 武器作成

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第79話 いよいよキッカお姉ちゃんの作業が始まりました。

本日2話目です。


・キッカお姉ちゃんの作業に必要な材料がそろいきった。


 同時にあのちまちました作業も終るのだと考えるととても嬉しい。


 完成した品の量は、簡単には数え切れないほどあり、仕分けされ、山のように積まれている。



 なぜこの素材が積まれている場面に僕がいるのか


 それは、キッカお姉ちゃんの作業には、僕の力が必要だからだそうだ。


 そして必要なのは、僕の力だけでは無く、ノアルア、スラリン、スラルン、スラレン、ウール、スズラン、小竜、そしてほかの家族の力必要なのだそうだ。



 僕は今更ながら疑問に思った。


 こんな品々をそろえて、一体何を作るのだろうかと。


 そのため僕はキッカお姉ちゃんに、今から何を作るのかについて、直球で聞いた。



「キッカお姉ちゃん、今更だけど、こんな素材をそろえて、今から何を作るの?」


「本当に今更ね。 今からは、エルの為の鉄線を作るのよ。 まあ鉄線とは言うけれど、鉄ばかりでは無いのだけれどね。」



 以前に話していた、僕の武器を作ろうとしてくれていたのか。


 これを知らずに、皆に手伝ってもらっていたなんて、めちゃめっちゃ失礼なことをしていたな。


 まあ、僕が子供だから、気にはしていないと思うけれど。


 フー無、でも精神年齢が高めなことが言動から伝わっているとは思うし、僕がこれを知ってどう思うかの実験だったりもするのかな?


 まあ考えすぎかもしれないけど、一応後でお礼を言っておこう。



 手始めに


「キッカお姉ちゃんありがとうね。 僕の武器を作っているなんて、知らずに疲れたとか簡単にいってたよ。 ごめんね?」


「もう、子供なんだから、そんなこと気にしなくていいのよ。 それに、エルは私たちの弟だもの。 弟が死ににくくなるよう全力を尽くすのが、姉の勤めでしょ、普通。 だからそんなに謝るようなことしなくていいのよ。 ただ、ありがとでイイのよ。」



 涙は出ないけれど、ちょっとうるっとした気分となったな。


 ありがちな台詞の、


「ごめんじゃ無くてありがとう」


 だけど、実際に言われると、それなりに感動する言葉だな。



「それで、僕は今から何をすればいいの?」



「その前に、エルって、小竜との従魔契約をしていたかしら? これからの作業で、個人個人の魔力を使うから、この小屋まで連れてくるよりも、直接魔力を引っ張ってきて、パスを通じて、そのままの形で使うのが一番楽な方法よ。」



 なるほどなるほど、つまり,こういうことだろうか。


 従魔契約の魔力は、無意識のうちに、自分の魔力に染めて、もしくは、変換して使用している。


 今回必要なのは、おのおのの魔力である。


 そのために、無意識に行っている変換を行わずに、パスから魔力を引っ張り出す。


 つまり、楽をするために、小竜との従魔契約が最も効率の良い方法である。



 なるほどなるほど、道理にもかなっているし、納得だ。



 まあそういうことならば、従魔契約をしに行こうかな。


 普通はこんな簡単に従魔契約なんてできないのだろうけどねえ。



「うん、小竜とは、従魔契約をしていなかったよ。 じゃあ今から従魔契約をしてくるね、時間とか大丈夫?」


「そう。 時間には全然余裕があるわ。 時間をかけてもイイから契約を結んできなさい。」


「了解。 じゃあ行ってくるね。」



 ということで、小屋の外へ出てきた。


 小竜と従巻き英訳を結ぶために。



 僕は以前作成した魔物の巣へと歩きながら考えていた。


 まじで小竜の名前ドウシヨウ。


 そう、これに悩んでいるのである。


 やっぱりドラミちゃんじゃ駄目かな?


 さすがに駄目だよな、いくらド○えもんが好きとはいえ、ドラゴンの名前じゃ無いよな。



 うーん、うーん。

 

 まず情報の整理からか。


 ドラゴン 西洋竜(体系の話)


 メス  ガキ  雑魚  頭がちょっと弱い


 素材の宝庫  売れそう  強くなって欲しい  


 

 大体こんな所かな、まあ二行目はふざけすぎた気がするけれど。


 メスが気でざーこざーこなドラゴン。



 かませ犬  


鎌  


死に神


冥府


メイド 冥土



よし、メイチャンにしよう。


 おっと、そんなことを考えている間に、小竜の場所へとたどり着いた。


「ヤッ補、怪我の状態はどうかな?」


「エル様、怪我はもうほとんど完治しております。 ノアルア様がいるとはいえ、私もいつでも飛べます。」


「そう。 そうなのね。 それで、今日はちょっと用事があってね。 僕の庇護下に入るためにも、従魔にならない?」


「もちろんなります。 では今日からは、エル様では鳴く、主様ですね。」



 小竜はまだ人化が出来ないので、見た目凶悪なドラゴンヘッドで笑ったように見えた。



「そう、即決だったね、まあいいや。 それと、名前を考えてきたんだけど、何かもうすでに名前があったりする?」


「いえいえ、私程度の恪の竜では名前はありません。 それと名前をいただけるのですね、とても嬉しいです。」



「よかった、何事も無く受け入れてくれて、受け入れてくれなかったら、お仕置き代わりに素材の回収をしないといけなかったからね。」


「は、はい。 それで、名前の方は?」



「ああ、そうだったね。 君の名前はメイだよ。 これからはそう呼ぶね。」


「はい、これからはそう名乗ります。」


「じゃあ今からパスを繋ぐから、抵抗しないでね、面倒だから。」


「了解しました。」



 ということで名付けも終わり、無事に従魔契約の所まで持って行くことが出来た。



 ふー、いつも通り、集中し、魔力的なパスを繋ぐ。


 いつも通り成功した。


 ただ、さすがは下級とはいえ、竜の鱗だろうか。 


 無意識、いや鱗の性質だと思うけれど、魔法の通りが悪かったな。


 まあ抵抗したわけじゃ無いから、素材を剥がなくてもいいか。




「よし、従魔契約が結べたみたいだよ。」


「それは良かったです。 ではこれからよろしくお願いいたします、主様。」



 ということで、従魔が増えた。


 ノアルア


 ウール


 スラリン  スラルン  スラレン


 スズラン


 メイ



 屋敷に住んでいるスライム達を除くとこれで7体か。


 一応自称テイマーだから、それなりの陣営となってきたな。


 よしよし、怠惰への道が近づいてきたぞ。




「そういえば主様、一つ質問があります。 それと、拙い敬語で申し訳ありません。」


「ああ、言葉とかは、伝わるならいいよ。 それと質問かい? いいよ聞いて。」


「では、私の素材に関して、先日、キッカ様が私の素材を採取に来られましたが、私の素材を渡しても良い範囲を教えていただけますか?」



 そっか、キッカお姉ちゃんが素材採取に来たのか。


 ドラゴンの涙とか逆鱗とか貴重そうだな。


 ジュルリ。  あとお肉もね。



「そうだね。 この魔力パスがつながっている人たちには渡してもいいよ。 あと、再生しない部分を取られそうになったら、抵抗してもいいよ。 例えば眼球と金。 そういや、ドラゴンってトカゲに似てるけど、尻尾って生えてくるの?」



「素材の件了解しました。 そうですね尻尾ですか。 一応最強種に数えられるような存在なので、尻尾を切って逃げるようなことはほとんど無いので、おそらくトカゲのようなことは出来ないとは思います。 でも、トカゲ系統の進化からドラゴンになった種なら、可能かもしれません。 私も難度も着られれば、再生するようにはなると思いますが、おそらく将来的に弱くなるとは思います。」


 

 ふむふむなるほど、最強(笑)ね。


 まあ言われてみればそんな気もするな。



「弱くなるならじゃあいいや。 それと、たまに自傷行為はした方がいいかも。 訓練としてね。 多分続けたら、再生力が上がるよ。」


「なるほど、勉強になります。 失礼ですが、主様、ただお肉が食べたいだけでは?」



「うーん、半々かな。 お肉を食べたい気持ちはあるけど、訓練の意味を夫君デイルのもほんとだよ。」


「そうですか、失礼しました。」



 この会話を最後に、キッカお姉ちゃんの作業場へと戻っていった。


 ふー、ひとまずすぐにやるべきことは片付いたな。



 次は本題の武器作りだ。


あぶね、ギリギリ間に合った。


ブックマーク評価ありがとうございます。サボっていた間のアクセスには本当に感謝です。


先日とあるエッセイの中で、ランキングに載っていない間の読者は神様という言葉を見かけ、とても納得しました。


皆様、本当に読んでくださりありがとうございます。

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