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私は、スローライフに必要なのは戦力と不労所得だと思います。  作者: 楠 小豆
第三章 武器作成

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第68話 何気ない朝

土曜日本日一話目です。


・昨日は何度も何度も魔力を使いきり、疲れてそのままネタから、1食抜いちゃったな。



 そのせいか、今すごくおなかが減っているよ。


「バネッサ、もう起きてる?」



 いつもは起こしてくれるのだけれど、朝日が見えたばかりの早朝に起きているかどうか分からないので、そこそこの大声で効いてみた。



「おはようございます、エル様。 お早いお目覚めで、疲れなどは残っていませんか?」


「うん、疲れは大丈夫だよ。 それよりもさ、おなかが減っちゃって、何かすぐに食べれるものは無いかな?」



「確かに昨日の晩は食事をお取りになられませんでしたね。。 今すぐに渡せるのは、干し肉程度ですよ。 1,2時間程度で朝食が始まります、小腹を満たすためにいかがですか?」



 バネッサから渡されたのは、近くの棚の中から取りだした干し肉であった。


 見た目は本当に干し肉っぽい干し肉で、照り焼きチキンに白い粉が付いている様な見た目だった。



「辛いので少し水で溶かしてからお召し上がりください。」


「ああ、それはスラルンが居るから大丈夫だよ。 忠告ありがとうね。」


 僕実は辛いものがとても苦手なのだが、それをカバーしてくれたのが、スラルンなのである。


 ガムを舌に張りつけた時みたいに、スラルンが張り付いて、味覚の制限をしてくれるんだよね。


(てことでスラルン、いつもみたいにお願い。)

 

 スラルンに頼んですぐに、水をかけずに干し肉を食べた。



 なんか、本当に栄養を取るための食材って感じだな。


 まあいいけど。



「少しおなかにものを入れることが出来たし、また少し一休みするね。 1時間くらいで起こしてくれない。」


「かしこまりました。」



 バネッサに起こしてもらうよう頼みつつ、もう一眠りすることとした。


 本当、二度寝ほど気持ちの良いものはないよね。



 ねるまでの考え事では昨日の振り返りをしていこうと思う。



 普通4歳児に戦闘をする様な場面はほとんど無いのだけど、戦闘力はあるに超したことは無いんだよね。


 近接として、鉄線と格闘。


 武器作りの為に地下へ採掘へも行かないといけないな。



 採掘といえば、鉱山労働みたいなことが思い浮かぶけど、一回くらい自分で採掘というものをしてみたかったんだよね。



 よく考えると屋敷の地下にあるのはそれなりに不便だな。


 ダイナマイトも使えないし。



 

 何か眠り欠けだからか話が逸れてしまったけど、昨日の戦闘についてだったな。


 そもそも僕には、不殺の攻撃方法が少ないんだよね。



 まず、僕が使えるのが、基本的な魔法の、


 ボール


 アロー


 スピア


 ウォール


 この基本の4種類を4つの属性、火・水・風・土にて使うことが出来るが、面白みもないし、魔力を馬鹿みたいに込めないと、ある程度の魔力を持った相手にはダメージを与えられないんだよね。



 最近出来るようになったもので言えば、


 ミニウェーブやマッドグラウンドの質量攻撃


 重力魔法やレンチン魔法をはじめとした、殺しかねない攻撃



 絶対零度とかミニアースクウェークなどの僕自身も巻き込まれかねない攻撃。



 その上、小さな地震なんかは、室内や、真下に穴があるような空間では使えない品。



 もっと応用性のある魔法が欲しいな。


 重力魔法とかも相当応用性はあると思うけど、もっともっと求めていきたいな。



 あー、使える魔法を整理してたら、徐々に徐々に眠くなってきたな。


  おやすみ




 

「エル様。 エル様、起きてください。 1時間が経過しましたよ。」



「ふにゅふぇ、何もうそんな時間。 バネッサおはよ。」



 おはようございます。


 手元にぬるま湯の水球を生み出し、顔を洗い、今度こそ目覚めた。



「おはよ、朝食はもう食べられる?」


「はい、もう大丈夫ですよ。」



 バネッサによると、昨日夕食を取らなかったことで、今日はおなかが減っているだろうと思い、早めに朝食を用意してくれたようだ。


 ほんとありがたいな。



 布団さんとはお別れはまだしたくなかったけど、太陽にせかされているので、きちんと起きようと思う。



「もうみんな起きてるの?」


「どうでしょうね、アルベルト様は起きていらっしゃいますよ。」



 いや、こういうときこそ自分で関知をするべきなのか。



 魔力を解き放って、生命反応を探る。



 ・・・ふーーむ、よく分からないな。


 これさ、この屋敷の中の魔力?魔素?の濃度が高いのが原因なんじゃ無いかな?



 あーでも魔の森とか人工ダンジョンなら、このくらいの濃度は普通になるのか。


 そういうことなら今から慣れて行かないとな。


 今思ったんだけど、この家の人の能力がおかしいのはこれが理由なんじゃ無いかな?


 何か要因でもあれば、この屋敷が人工ダンジョン化しそうだな。




 魔力関知は諦め、普通に何もせずバネッサと一緒に食卓へ向かった。




「おはよう。」


「おはようエル。 体長に問題は無いかしら?」



 朝食に向かうと、お姉ちゃんズ以外は皆席に座っていた。


 挨拶してまず一言目が体長の心配だったが。



「うん、今のところは何も問題ないよ。」



「そう、それは良かったわ。」




 その後すぐにお姉ちゃんズも起きてきて、いつも通り賑やかな朝食が始まった。



「キッカお姉ちゃん、僕の使うことに舌武器の話聞いた?」



「ええ、効いたわよ。 今日はしっかり体を休めた後、明日からあの場所で採掘をしましょうか。 一応ピッケルをはじめとした道具は私が用意しておくわね。」



「うん、お姉ちゃありがと。」



「キッカ、それ私もやりたい。 明日一緒に行ってもイイ?」


「ええ問題ないわよ。 サラが居るなら、スムーズに作業が進みそうだわ。」



 僕としては今日採掘へ向かうつもりではあったが、家族皆から心配され、今日一日は、しっかりと休むこととなった。



 それと明日の採掘には、サラお姉ちゃんも一緒に来るようだ。


 馬鹿にしてるわけじゃ無いけど、普通のピッケル使っていたら、簡単に壊れそうだな。




 あーそっか、ほんと今日一日どうしようかな。


 採掘するつもりだったから、予定がくるってしまったな。



 ゆっくりひなたぼっこでもするか。


ホントは、昨日書き終えたかったんだけどな

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