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私は、スローライフに必要なのは戦力と不労所得だと思います。  作者: 楠 小豆
第三章 武器作成

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第62話 素材収集 毛

月曜日、本日3話目です。


・そういえば、見学中に思いついたことがあったから、キッカお姉ちゃんに聞いてみた。



「キッカお姉ちゃん。 魔力の通りがよい素材なら、サラお姉ちゃんの体を使えばいいんじゃないの? 切った髪の毛とか。」



 そう、僕は想ったのだ、


 ノアルアの羽とか、ウールの羊毛とか使っているなら、別に、サラお姉ちゃんの素材を使ってもいいんじゃ無いかと。



 

「あ、こんな近くに最高の素材があるなんて、築いていなかった。 エル、最高の情報をありがとう。 今からもらいに行ってくるね。」



「あ、僕も一緒に行っていい? 研究材料として僕も欲しいんだ。」



「ええ、それじゃあ、一緒に行きましょうか。」



 ということで、一緒にサラお姉ちゃんのところへ向かった。



 サラお姉ちゃんは、母さんと共に、訓練場に居た。



「あら、エルとキッカが一緒に居るなんて、珍しいわね。 私たち、もしくは、訓練場になにか用事があったのかしら?」


 母さんの言葉に対して、キッカお姉ちゃんが返答した。



「今は、サラに用事があってきたの。 サラの身体を研究させてくれない?」



 サラお姉ちゃんは、自分を指さしながら、驚いたように、


 「私?」


 とつぶやいた。



「サラの研究ね。 具体的に、どんなことを研究したいのかしら?」


 母さんの少し厳しめの言葉に対して、キッカお姉ちゃんはあっけなく答えた。



「具体的には、長くなって切った、髪の毛の研究かしらね。 サラの身体強化の性能を考えると、使わなくなった髪の毛を、魔力増幅の装置に組み込めないかと思ってね。」



 母さんは、少し思案した後、答えた。



「サラから了承が得られれば構わないけれど、家族以外の誰かに聞かれたら、アンネリーの名前を出してもイイから、秘密にしなさい。 外部への流出もしない様にしなさい。」



 母さんの強めの言葉に対して、キッカお姉ちゃんは、素直に頷いた。


 サラお姉ちゃんを放置して話が進んでいるけど、いいのだろうか?


 まあいいか。



「サラ、今の話は理解していたかしら?」



「うん、なんとなく理解していたよ。 捨てる髪の毛を、キッカが使いたいって話だよね。 キッカには、小さい頃からお世話になっているんだ、髪の毛ぐら全然あげるよ。い、」



「サラありがとう。 できるだけ有効活用してみるね。」



「もちろん、エルも、この屋敷の人以外に、このことは、話しちゃだめよ。」



 やばさはそれなりに理解していたので、素直に頷いた。


「うん、もちろん。」




 

 ということで、サラお姉ちゃんの髪の毛を手に入れた。



 次の素材を収集しに行こうと思う。



「キッカお姉ちゃん、ウールの毛刈りに一緒に来る?」



「ええ、付いて行くわ。 素材の状態は大切だもの。」



 キッカお姉ちゃんと共に、ウールの居る、大穴前の牧場へやってきた。



(ウール、この前話していた、毛刈りに来たよ。)


(ああ、エルか、了解。 とりあえず、僕は指示に従っていれば、いいんだよね?)


(うん、その通りだよ。 お願いね。)




 そもそも羊の毛刈りとはどのようにやるのか


 現代では、バリカンを使って、毛刈りを行われることが多い。



 ただ、この世界には魔法がある。


 ならば、素人でも、ウールを傷つけずに毛刈りを終えることなど、難しくない。



 ということで、毛刈りを始めようと思う。



 まずは、僕自身の手の甲に風の刃を発生させる。


 散々磨いてきた、僕の魔力そうさがあれば、この程度造作も無い。



 次に、ウールを怪我させないよう慎重に手を首の近くへ移動させる。


 手が肌近くに触れたところで、手を横に移動させ、毛を刈っていく。



 これを繰り返した後、刈り終わった毛に対して、三潴法で出した水でしっかり洗い、広げて干す。


 鱗のある足でも、同じ作業を繰り返し、多くの羊毛を手に入れた。



(ウール、終わったよ。 ありがとね。 何か痛いところとかある?)


(うーん、特にないよ。 涼しくて気持ちよいかな。)



 よし、初めての毛刈りだったけど、上手く出来たようだ。


 よかったよかった。



「キッカお姉ちゃん、この羊毛は使えそう?」



「ええ、よい素材だわ。 むしろ、余ったら服作りなどで使ってもイイかしら?」



「ん、余ったらね。 時間が経てば何回でも取れる毛だから、将来的には余ると思うよ。」



「ええ、確かにそうね。 よい素材を見て、少し焦ってしまったみたい。」




 二つの毛の素材が集まり、実験が出来る状態となった。



 僕とキッカお姉ちゃんはここで別れ、おのおの行動を開始した。





 僕は部屋へ戻り、鍵を閉めた。



(スラリン、スラルン、スラレン、スズラン、これを研究してみたいんだ)



 こうして僕が取り出したのは、今日手に入れた、サラお姉ちゃんの髪の毛のである。



(これ普通の髪の毛だよね。 何を調べるの?)


 先ほどその場に居なかった、スラレンから、質問が飛んだ。



(サラお姉ちゃんのおかしな身体強化は見たことがあるでしょう。 これはサラお姉ちゃんの髪の毛だよ。 これを研究して、更なる能力の向上が出来ないかなってね。)



 僕の体に居た、スラルンはもちろんとして、常に情報を共有している、スラリンも理解をしているようだ。



 この現場に居なかった、スラレンとスズランは理解することが出来たのだろうか?



(スラレン、スズラン、理解できた?)



(うん、なんとなく分かったよ。 この髪の毛を研究して、付与の能力を上昇させたり、スラルンの強化をするんだよね。 おけおけ、分かってるよ。)


 先ほど質問をしてきた、スラレンが雑に返答をしてきた。


 内容Tが正しいし、まあいいか。


 スズランはどうか?


(一応理解したぞ。 多分割れは、魔力の観察をすればいいのだろ。)


(うん、大体そんな感じだよ。 みんな理解したみたいだね。)



 ということで研究が始まった。


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