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私は、スローライフに必要なのは戦力と不労所得だと思います。  作者: 楠 小豆
第三章 武器作成

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第57話 最高の坑窟を見つけました。

土曜日、本日1話目です。


・僕も、ウールの落ちていった大穴へむけ、重力魔法で自分自身の体重を軽くしつつ、飛び込んだ。



 

 穴の底に着き、ウールを探し、すぐに見付けた。



 ウールは、ひっくり返り、少し、起きるのに苦労しているようだった。



(ウール、無事?)



(羊毛があったので、体は無事なんですけど、起きるの手伝ってくださいよ。)


 

 頼まれなくてもするつもりではあったが、


 すぐに、重力魔法を使用し、ふわふわとしつつ、体勢を戻した。



(偶然だけど、これで、ウールの防御力の検証が出来たね。)



(ああ、そういえば、そんなことしてましたね。)



(だね。)



(エル君、ちょっと気になることがあるんだけどさ、この穴、やけに堅い気がするんだよね。ただ、土が厚いだけなのかな。)



(ん、普通に、厚いからじゃないの?  あーそういえば、この土、押し固められた土なんだったわ。)


(へー、そうなんですか、よくこんな深さまで押し固めましたね。)



(確かにね。僕もそう思うよ。そういえばさ、なんでこの深さで、こんなに明るいんだろう?)


 なんか、壁が光ってる気がするんだよね。


 あれ、これマジで光ってるか。


 ついでに、見たことのある光方だし。


 そう、それは、おばあちゃんと一緒に、家捜しをしたときに見た、インゴットみたいに。



(ウール、すぐに上に上がろうか。少し用事が出来たんだ)



 それから、2人して、ふわふわと上へ浮き上がり、脱出した。





 それからすぐに、父さんの執務室へと向かった。



 ゴンゴンゴン


「エルです。入ってもい?」


「える、入っていいよ。」



 許可が下りたので、すぐに入った。



「エル、そんなに焦って、どうしたんだい?」



 父さんが、頭を指でコンコンする、ジェスチャーをした。



 あ、念話のことか、すっかり忘れてた。



「あ、あはは、忘れてた。うん、まあいいか。それでねそれでね、僕すごいものを見付けちゃったんだ。」



「へー」


 父さんは、ただ一言述べ、こちらに、意味ありげな目線を向けた。



 だが、僕には、副音声を読み取ることは出来なかった。



「うん、で、それで、それなりに、大事だと想うから、早めに、ついてきて欲しいんだ。」



「まあ、エルがそこまで言うなら、仕事を中断してでも、ついて行こうかな。」




 この言葉の後、向かうのが、中庭だと伝え、一緒に移動を始めた。




 大穴の前について、一言。



「この大穴の中なんだよ。」



「重力魔法で開けたものだよね。中に入ればいいの?」



「うん、そうだよ。父さんは飛び降りれる?  僕は、重力魔法で、浮かびながら降りていくけど。」



「ああ、このくらいなら、エルも一緒で大丈夫だよ。」



 この言葉の後、父さんは、僕のことを、


ひょいっと抱え、飛び降りた。



 

父さんが地面に着地し、僕も降ろされた。



「ああ、なるほど、これを伝えたかったのか。」


 父さんは、普段行う警戒からか、すぐに周りを確認し、何を伝えたかったかについて、気づいたようだ。



「うん、これは伝えた方がいいやつだよね。」



「ああ、そうだね。確かに納得だ。 何十年何百年と、中庭に魔法を打ち込んでいたら、地下はこんなことになるはずだな。」



 んん?  僕が考えていたこととは、少し違ったな。



 もっと、驚くかと想っていたけど、すぐに、理由に思い至ったみたい。



「父さん、原因が分かったの?」



「ああ、簡単なことサ、ただ、何十年もこの上で魔力がためられたから、地下に魔力溜まりが出来て、いろいろと、変質したって感じだよ。」



 ああ、なるほど、


 長い、水が落ちてきて、地底湖が生まれるみたいなものか。


 知らんけど。




「これって、多分、やばい奴だよね。」



「うん、そうだね。よし、決めた。この上に、魔物達の住処を建てようか。」



「この上に?  画すためにかな?」



「うん、その通り。それと、今ある、ノアルアの部屋を潰して、地下に穴を掘るね。一応秘匿して。」



「秘匿?」



「ああ、隠すことね。」



 父さんの即断即決で、これらが行われることに決まり、


 すぐに、スラリンを中継した、念話のパスがつなげられた。



かくかくしかじか

 

 カクカクシカジカ



 ということなんだ。



 事情説明をすると、すぐに、皆が大穴へむけてやってきた。



 サラお姉ちゃんは、父さんの様に飛び降り


 アルフレッド兄さんは、結界で、階段を作り


 ミリお姉ちゃんは、水球の上に、なぜか座りつつ降りてきて



 母さんとキッカお姉ちゃんは、風で勢いを軽減し、降りてきた



 最後に、ドラゴンゾンビの尻尾から、おじいちゃんとおばあちゃんが滑り降りてきて、

 

全員がそろった。



 

 皆、すぐに警戒をする癖が付いているのか、


 父さん同様、周りの様子にすぐに気づいたようだ。



「ああ、なるほどな。エル君は、この金属のインゴットを見たことがあったから、すぐに気づいたんじゃな。」



 おばあちゃんの言うとおりである。



 その言葉で、皆が、僕が気づけた理由に思い至ったようだ。



 全員が、


 あー、なるほどね


 みたいな、納得顔をした。


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