第56話 ウールの性能調査と正直どうでもいいミミズの話
金曜日、本日3話目です。
・結局、スラリンを中継地として、全員で、互いに従魔契約を行った。
「あのさ、契約してすぐにアレなんだけど。もう一つすごいことに気づいてしまったの。」
「エルまたかい。いいよ、今言って皆。」
「うん、あのさ、人間側の全体の魔力量が増えたら、従魔に送ることが出来る、魔力が増えるんじゃ無いの? ああ、魔物の方の従魔ね。」
「ああ、確かに。うん、これで余計に今までの情報を広めることが出来なくなったね。とりあえず、魔力を使わないときは、ノアルア達に回してもいいかって相談だよね。いいよ僕は。 エメリーとかはどう?」
「問題は無いけれど、魔法組は皆、魔力を毎日、空にするつもりだから、多分、残らないと想うわよ。」
あ、確かに。
僕が重力魔法を披露したときから、皆して、毎日、魔力を空にしているのだった。
余談だが、毎日魔力を0にしていると、
大体、1日当たり、魔力量が0,0125程度増える
単純な計算で、今の僕の魔力量は大体20くらいある。
式にすると
元々あった魔力 1
ゼロにしたことで増える魔力 0,0125
4年ちょい大体 1500
1+0,0125*1500
=19,75
大体こんな感じの数となる。
毎日増える魔力量が、完全に一定ではないし。
その上、1日に複数回減らしたときや、
こんな魔力だらけの屋敷に居たせいで、魔力量が増えた部分もある。
実際、これ以上の魔力量は、多くてあまり正確には測れないけれど。
まあ、20か21か、大体そんなもんだろうとのこと。
ようやく、従魔契約騒動が終わった。
従魔契約騒動が終わり、数日が経過した頃、
僕は、庭でウールの魔物化先について、何が出来るのか、調べていた。
(スラリン、種族が分かる?)
(ウールの種族だよね。一応未確認の魔物だけれど、名付けることは出来るよ。)
ン? 急に名付け?
種族ごと名付けるってこと?
(ウールの種族に対して、名付けるってこと?)
(うん、そうだよ。)
へー、そんな、新しく名付けをするようなことも出来るんだ。
今の時代では、新しく何かを創造することは出来ないと言われている、AIよりも、優秀なんじゃね。
(それで、どんな種族名なの?)
(うん、ワームシープ、このように名付けるつもりだよ。)
ン? シープは分かるけど、急にワーム?
(なんで、急にワームなの?)
(うん、エルには別の世界の記憶があることを知っているから、こういう言い方をするけど。、この世界における、ワームって言葉には、ミミズだけで無く、ドラゴンモドキという意味もあるんだ。)
スラリンの話を聞くには、
ワーム種は、進化を続けると、亜流になることが出来、そこから数度進化をすると、竜になれるらしい。
ワイバーンなどは、騎竜といった呼び方をすることもあり、
竜の一部に含まれることもある。
そのため、ワイバーンに対して、ドラゴンモドキと名付けることも出来ず、
ワームに対して、ドラゴンモドキという意味が込められることとなったらしい。
(ちなみになんだけど、冒険者カウボーイの従魔は、最初に名付けられた種族名が、ワームカウらしいよ。ドラゴンモドキの牛ということで。)
へー、めっちゃダサいな。
ついでに弱そう。
ン? そういえば、ウールの戦闘力は、どんな門なんだ?
「ウール、そもそも、ウールってどのくらいの戦闘能力があるの?」
(ん、ぼくかい。よく分からないな。)
あ、動物は普通しゃべれないのだった。
小竜のせいで、忘れてたわ。
(そうなの。じゃあとりあえず、あの辺まで、全力で走ってみてよ。)
(えー、めんどくサ。まあいいけど。いくよ。)
悪態をつきつつも、本人曰く、全力で走ってくれた。
てか、めっちゃ速いな。
ノアルアよりちょっと遅いくらいかな。
ノアルアより遅いって聞くと、そんなに速そうには感じないけど、
以前に飛んだ時の考え方で、
ドラゴンゾンビの速さを、大きさなどから考えて、ジェット機と仮定して
ノアルアは追いついていたから、同じ程度の速さだと仮定できる。
なんだろ、飛行機よりも遅く、速さが伝わるもの。
新幹線とかかな。
逸れも、平均速度じゃなくて、走り出した瞬間からの速度だから、
時速で言うと、300キロ以上なんかな。
僕が見ただけの、感覚的な話だけどさ。
(ふーん、逃げ足は速そうだね。)
(まあ、そうだね。でも多分、突進の攻撃力は低いと想うから、壁とか造られたら、逃げられないかもな。)
この言葉の後、どうせドラゴンモドキになるなら、翼が生えればいいのにとつぶやいていたので、急いで止めた。
(翼とか、マジでいらないからね。せっかくの羊毛が台無しになってしまうでしょ。)
(まあ、この羊毛は、長所であり、短所だからね。)
(ふーん、どんな意味。)
(うん、この羊毛のせいで、攻撃力が低いけど、防御力は高めなんだよね。 例えると、さっきの速さで、壁にぶつかっても、無傷なくらい。
(へー。)
(ていうか、試してみて想ったけど、走るの楽しいな)
ウールはそのまま走り出し、重力魔法で出来た大穴に落下した。
あ、やべ。
あれ、こんなどうでもいい話書く気無かったんだけどな?
まあいいか。
ブックマーク、評価、感想、誤字報告ありがとうございます。
急に増えて、すごくびっくりしました。




