第49話 あくまで、親切心であって、悪魔の言葉じゃないよ
日曜日、本日1話目です。
・なにか、仮定の話を、してもらうことが面倒に感じたので、僕たちは、事情説明を、ドラゴン2人に、丸投げすることとした。
「我は、難度も喧嘩に負けたが、我が死亡した、直接の原因はこいつらには無いぞ。」
この発言を聞いた小竜は、驚き、無理機関?
燃え尽き症候群のような雰囲気であった。
ドラゴンゾンビから、様々な話を聞き、どうやら完全に自分が悪いことに気がついたようだ。
自分の非を認めた小竜はうなだれ、、
その上、見下していた、人間に、完膚なきまでにやられたことで、形容できないような、感情が伝わってきている。
小竜の思考からすると、
小竜は、ドラゴンゾンビの関係者だから生かされていて、ただのドラゴンなら、殺すだけ、
もしかしたら、このように考えているのでは無いだろうか。
ドラゴン同士の話が終わり、いよいよペットにするための、交渉が始まった。
「やあやあ、自己紹介するのは初めましてだね。エルメジアっていうんだ、よろしくね。」
猫なで声というのだろうか、
子供の無邪気さを出しつつ、悪意のなさそうな顔で、挨拶をした。
「ヒッッ!!!」
ニコッ
「ヒッッ」
後から聞いた話だが、自分の体をおいしそうに食べていた相手に、悪意のなさそうな笑顔を向けられ、悪意無くこんなことを出来るのだと、本気で恐怖していたらしい。
ニコッ
「ヒッッ」
僕の後ろの方から、小竜に向けて、強烈な殺気が放たれた。
ニコッ
「ヒッ、いいえ、こんにちは。」
後ろから届いた殺気のおかげか、きちんと反応を返してくれた。
「ええ、こんにちは。かわいいドラゴンさんとは仲良くしていたいんです。よろしくね。」
「は、はい。よろしくお願いします。」
「じゃあ、これからの話をしようか。」
「は、はい。お願いします。」
「では、まず僕は、君をペットにしたいんだ。君はどう・・」
「この人間、ヒッッ」
なめた態度を取ろうとしたところで、後ろからまた、強烈な殺気が放たれた。
殺気に遭わせて、小声で
「おびえなくても大丈夫だよ。僕が守ってあげるから。かわいく言うことを聞いてくれる子だけは。」
「はい。聞いてもいいですか、まず、私のことを殺さないですか?」
「うん、殺さないよ。ペットになるなら。」
「はい、死にたくないので、プライドより、ペットを捕ります。」
「そんな、妥協案みたいな言い方されるトナー、傷ついちゃうなあー。」
最後の言葉だけ、後ろの人たちにも聞こえるように話すと、後ろから、殺気が飛んできた。
「はい。是非エルメジア様のペットにしてください。はい。ペットになりたいです。」
「そんなおびえなくてもいいよ。君は、もう庇護対象なのだから。でも、もっと僕と仲良くしてほしいな。」
「も、もちろんです。あと聞きたいのですが、痛いことは、もうしませんか?」
小竜が僕の後ろをちょくちょく気にしながら、問いかけてきた。
「もちろんだよ。普通、友達には、優しくするものでしょ。あ、この感覚は、ドラゴンには分からないかもね。あ、でも、治療のために、少し痛いことはしちゃうかも。でも信じて、僕だけは、いつでも君の味方だから。」
後ろから、先ほどよりも強力な殺気が飛んできた。
僕は、小竜を守るように、小竜に魔力で膜を張った。
「なにか、おびえてるみたいだったから、これを張ったよ。どうかな、少しは落ち着けた?」
「はい、ありがとうございます。」
ここで、アルフレッド兄さんから、言葉が飛んできた。
「える、このドラゴン、さっきから、人間をなめているみたいだよ。本心かどうか分からないから、ちゃんと疑いなよ。」
「アルフレッド兄さん、ありがとう。気をつけるね。」
この言葉の後、少し下を見つつ、
「ねえ、僕は君のこと大事に思っているのに、君は、僕を裏切るの。親がほしいなら、僕が、父性を身につけて、君の為になるから。お願い、一緒に居よ。」
「裏切りません。もう、人間をなめても居ません。エルメジア様以上の主はいません。」
ふむふむ。なんとなく、仲良くなれたかな。
「そうだよね。君は僕のこと裏切らないんだもんね。君は僕のことを、主として愛してるんだもんね。」
「はい、もちろんです。」
徐々に、後ろからの殺気が収まってきた。
それでも、小竜は、態度を変えること無く、目がとろんとしつつ。
「私は、エルメジア様を愛している。私は、エルメジア様を愛している。」
ブツブツと、このような言葉が聞こえてきた。
先ほど、小竜を守るように張った、魔力の中に隠していた、小竜と同じ声にチューニングした、念話の効果は出てきたのかな。
僕は、小竜に聞こえるように、そっとつぶやいた。
「ドラゴンさんが居てくれたら、ノアルアと共に、空中戦闘の訓練が出来るな。」
「ヒッッ」
自分の肉を、空中で生きたまま食べられたことを、思い出したのだろうか。
小竜は、先ほどのように、おびえた声を上げた。
この声に遭わせて、先ほどとは比にならないほどの殺気が飛んできた上で、いくつかの、舌打ちのようなものが聞こえてきた。
小竜は、無理矢理落ち着いた。
念話で
(エルメジア様が守ってくれる。エルメジア様が守ってくれる。)
このような言葉を、小竜の声で贈りつつ、
僕は、ゆっくりと、小竜の首元をなでた。
様々な話を読みながらたまに思うが、正直、いくつもあるうろこの、どれが逆さまのうろこ、つまり逆鱗なのか、よく分かるな。
正直、よく分からん。
閑話休題、ぼくが近づくと、徐々に徐々に、殺気が弱くなり、
僕が、小竜の首元を触るときは、ほとんど殺気を感じなかった。
「君は、いい子だから。僕のこと聞くいい子だから。安心して、大丈夫大丈夫、僕が近くに居るから。」
今気づいたんだけど、怪我した小竜を、外に放置して、大丈夫なんかな?
まあ、そのときに考えればいいか。
タイトルを、『チョロイン』にしようかどうか悩みました。
一応見ないようにしていた、数字を見ました。
ブックマークが、評価ありがとうございます。
ただの趣味とはいえ、評価が低いと、あーだめなのかーって気になりますね。
ですか、少しでも評価いただけるだけで、本当に嬉しく思います。
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