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私は、スローライフに必要なのは戦力と不労所得だと思います。  作者: 楠 小豆
第二章 祖父母と竜

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第49話 あくまで、親切心であって、悪魔の言葉じゃないよ

日曜日、本日1話目です。




・なにか、仮定の話を、してもらうことが面倒に感じたので、僕たちは、事情説明を、ドラゴン2人に、丸投げすることとした。



「我は、難度も喧嘩に負けたが、我が死亡した、直接の原因はこいつらには無いぞ。」



この発言を聞いた小竜は、驚き、無理機関?  


 燃え尽き症候群のような雰囲気であった。



 

 ドラゴンゾンビから、様々な話を聞き、どうやら完全に自分が悪いことに気がついたようだ。



 自分の非を認めた小竜はうなだれ、、


その上、見下していた、人間に、完膚なきまでにやられたことで、形容できないような、感情が伝わってきている。



小竜の思考からすると、


小竜は、ドラゴンゾンビの関係者だから生かされていて、ただのドラゴンなら、殺すだけ、


もしかしたら、このように考えているのでは無いだろうか。




ドラゴン同士の話が終わり、いよいよペットにするための、交渉が始まった。


「やあやあ、自己紹介するのは初めましてだね。エルメジアっていうんだ、よろしくね。」


 猫なで声というのだろうか、


 子供の無邪気さを出しつつ、悪意のなさそうな顔で、挨拶をした。



「ヒッッ!!!」


 ニコッ


「ヒッッ」



 後から聞いた話だが、自分の体をおいしそうに食べていた相手に、悪意のなさそうな笑顔を向けられ、悪意無くこんなことを出来るのだと、本気で恐怖していたらしい。




 ニコッ


「ヒッッ」


 僕の後ろの方から、小竜に向けて、強烈な殺気が放たれた。



 ニコッ


「ヒッ、いいえ、こんにちは。」


 

 後ろから届いた殺気のおかげか、きちんと反応を返してくれた。



「ええ、こんにちは。かわいいドラゴンさんとは仲良くしていたいんです。よろしくね。」


「は、はい。よろしくお願いします。」



「じゃあ、これからの話をしようか。」



「は、はい。お願いします。」



「では、まず僕は、君をペットにしたいんだ。君はどう・・」



「この人間、ヒッッ」


 なめた態度を取ろうとしたところで、後ろからまた、強烈な殺気が放たれた。



 殺気に遭わせて、小声で


「おびえなくても大丈夫だよ。僕が守ってあげるから。かわいく言うことを聞いてくれる子だけは。」




「はい。聞いてもいいですか、まず、私のことを殺さないですか?」



「うん、殺さないよ。ペットになるなら。」



「はい、死にたくないので、プライドより、ペットを捕ります。」



「そんな、妥協案みたいな言い方されるトナー、傷ついちゃうなあー。」


 最後の言葉だけ、後ろの人たちにも聞こえるように話すと、後ろから、殺気が飛んできた。



「はい。是非エルメジア様のペットにしてください。はい。ペットになりたいです。」



「そんなおびえなくてもいいよ。君は、もう庇護対象なのだから。でも、もっと僕と仲良くしてほしいな。」



「も、もちろんです。あと聞きたいのですが、痛いことは、もうしませんか?」


 小竜が僕の後ろをちょくちょく気にしながら、問いかけてきた。



「もちろんだよ。普通、友達には、優しくするものでしょ。あ、この感覚は、ドラゴンには分からないかもね。あ、でも、治療のために、少し痛いことはしちゃうかも。でも信じて、僕だけは、いつでも君の味方だから。」



 後ろから、先ほどよりも強力な殺気が飛んできた。



 僕は、小竜を守るように、小竜に魔力で膜を張った。



「なにか、おびえてるみたいだったから、これを張ったよ。どうかな、少しは落ち着けた?」



「はい、ありがとうございます。」



 ここで、アルフレッド兄さんから、言葉が飛んできた。



「える、このドラゴン、さっきから、人間をなめているみたいだよ。本心かどうか分からないから、ちゃんと疑いなよ。」



「アルフレッド兄さん、ありがとう。気をつけるね。」


 この言葉の後、少し下を見つつ、


「ねえ、僕は君のこと大事に思っているのに、君は、僕を裏切るの。親がほしいなら、僕が、父性を身につけて、君の為になるから。お願い、一緒に居よ。」



「裏切りません。もう、人間をなめても居ません。エルメジア様以上の主はいません。」



 ふむふむ。なんとなく、仲良くなれたかな。



「そうだよね。君は僕のこと裏切らないんだもんね。君は僕のことを、主として愛してるんだもんね。」


「はい、もちろんです。」



 徐々に、後ろからの殺気が収まってきた。


 それでも、小竜は、態度を変えること無く、目がとろんとしつつ。



「私は、エルメジア様を愛している。私は、エルメジア様を愛している。」


 ブツブツと、このような言葉が聞こえてきた。



 先ほど、小竜を守るように張った、魔力の中に隠していた、小竜と同じ声にチューニングした、念話の効果は出てきたのかな。



 僕は、小竜に聞こえるように、そっとつぶやいた。


「ドラゴンさんが居てくれたら、ノアルアと共に、空中戦闘の訓練が出来るな。」


「ヒッッ」



 自分の肉を、空中で生きたまま食べられたことを、思い出したのだろうか。


 小竜は、先ほどのように、おびえた声を上げた。



 この声に遭わせて、先ほどとは比にならないほどの殺気が飛んできた上で、いくつかの、舌打ちのようなものが聞こえてきた。



 小竜は、無理矢理落ち着いた。


 念話で


(エルメジア様が守ってくれる。エルメジア様が守ってくれる。)


 このような言葉を、小竜の声で贈りつつ、


 僕は、ゆっくりと、小竜の首元をなでた。




 様々な話を読みながらたまに思うが、正直、いくつもあるうろこの、どれが逆さまのうろこ、つまり逆鱗なのか、よく分かるな。


 正直、よく分からん。



 閑話休題、ぼくが近づくと、徐々に徐々に、殺気が弱くなり、


 僕が、小竜の首元を触るときは、ほとんど殺気を感じなかった。



「君は、いい子だから。僕のこと聞くいい子だから。安心して、大丈夫大丈夫、僕が近くに居るから。」



 今気づいたんだけど、怪我した小竜を、外に放置して、大丈夫なんかな?



 まあ、そのときに考えればいいか。


タイトルを、『チョロイン』にしようかどうか悩みました。



一応見ないようにしていた、数字を見ました。


ブックマークが、評価ありがとうございます。



ただの趣味とはいえ、評価が低いと、あーだめなのかーって気になりますね。


ですか、少しでも評価いただけるだけで、本当に嬉しく思います。



良ければ、評価を頂けませんか?

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