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私は、スローライフに必要なのは戦力と不労所得だと思います。  作者: 楠 小豆
第二章 祖父母と竜

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第44話 母さんに習う、近接戦闘

金曜日、本日二話目。


ブックマーク、評価、ありがとうございます。




・スライムの進化を行ってから、大体、1ヶ月ほどが経った。


現在の年齢は、3歳と10ヶ月である。



細菌は、スラルンが体の中に居ることに、ほとんど違和感を感じなくなり、


むしろ、3歳児では、身体強化を使っても、補いきれない筋力の部分を、サポートしてもらっている。


 

おばあちゃんとおじいちゃんは、未だにこの屋敷に滞在しており、僕以外の魔法始動を行っている。



なぜ、僕以外なのか。


今日から、短期間であるが、母さんから近接戦について学ぶからである。



以前、ダンジョンのソロ到達階層を聞いたときに、槍が使える、という話を聞いたことを覚えている。



僕は、将来的に、長柄の獲物を使おうと考えているので、母さんに教えを請いたいと考えている。



母さんに、この提案をすると


「小さい頃から、筋肉をつけていると、成長にとってよろしくないから、筋肉の付きにくいやり方だけ、教えるわね。」


 このような返事をもらうことが出来た。



そのため、今日はこれから、母さんによる、近接戦闘の心得が始まるのだ。



「そもそも、魔法使いである私が、わざわざ槍を使うのには、大まかに分けて、二つの理由があるわ。わかるかしら。」



二つの理由ね


 一つは、多分、魔法だけじゃどうにもならない敵が居る、とかそんな感じだと思う。


 もう一つがよくわからないな。



「一つは、魔法だけじゃ、どうにもならない敵が居るから。二つ目は、よくわからない。


 「一つ目は、その通りね。二つ目は、私の使っている槍の構造を見ればわかると思うわ。」



 母さんの言葉を聞き、言われたとおり、母さんの普段使っている槍を見ると


 槍では鳴く、杖と槍の穂先という形で、置かれていた。



 ふむ、これが槍というのであれば、くっつくのだろうか。


 そもそも、日本でも、槍の始まりは、長柄の棒に、短剣などを縛り付けたのが始まりだとも言うし。


 

 なんて言うっけ?


 袋槍とか、管槍とか。


 正しいのかが、よくわからないけど




 それならば、持ち運ぶときに、杖と槍を持つので無く、槍一本持つだけでよいので、効率的か。



「うーん、持ち運ぶのが、槍一本でよくなるから?」



「まあ、それもあるわね。言い方はアレなのだけれど、軍の指揮向上の為に剣を掲げる様なことがあるのだけれど、私じゃ、剣だと身長が足りないのよね。あと、私が小さい頃、魔法の射的訓練のために、まっすぐと舞踊に、槍を持ちながらイメージをしていたという理由もあるわね。」



 なるほど、つまり


 長柄の武器の方が、外聞がよい


 純粋に、使い慣れたモノを使っている


このような理由か。


 てか、物理攻撃が必要な時もある、も含めると、理由は3つだな。



「そもそも、エルはなんで、近接を私に学びに来たの?」



「基本的に、魔法を使って戦うと思うし、ノアルアに乗っている事が多いと、長柄の武器の使う数が、多くなると思うから。」


 今、話しながら微妙に修正をしたけど、無意識に、使用頻度とか、明らかに3歳児の言葉じゃ無いようなことを、言いそうになっていたわ。



 なんか、もう手遅れ泣きはするけど。



「確かに、賢い判断ね。その通りだと思うわ。」



  母さんは、


「ただし」、


といい、続けて



「でも、地上戦になることもあるわ。きちんとアルベルトに剣も習いなさい。」


 こう言われた。



 もっともだ、常に、自分のホームグラウンドで戦える訳じゃ無いのだから。






 理論や座学の話は終わり、実践となった。



「まず、訓練としては、これを使いなさい。」


 

 渡されたのは身体強化魔法をギリギリ使わなくてよい程度の重さの、穂先の付いていない、長柄の柄だった。


 長さは、大体、4メートルくらいか。



「訓練をしたいなら、この槍を、座ったままや、下半身を使わずに、まっすぐ突き出せるようになりなさい。」



 座ったまま?  槍といえば、下半身が大事だと思っていたのだけど。



「何か、不思議に思っているような顔をしているわね。疑問があるなら効きなさい。」


じゃあ遠慮無く


「アルフレッド兄さんが、武器を振るには下半身が大事だ、みたいな話をしてたんだけど、なんで、下半身を使わないの?」



「ああ、それね。地上で戦うなら、下半身が大事だけれど、空中で戦うなら、下半身を使った突きより、ノアルアの速さに任せた突きの方が、威力が出るからよ。」


 たしかに、ごもっともだ。



「それに、エルに大事なのは、ただ、まっすぐ、持っているだけだから。エルの仕事は、ノアルアの爪になることだよ。」



 この戦闘民族さん、普通子供に、鳥の爪になれ、獣の牙になれ、


この表現は通じないと思うよ。



もしかして、家族がこんなだから、僕がボロを出しても、疑われないのでは?


 まあいいか。



「ん、わかった。頑張る。」



「ええ、その調子よ。重いモノを使いたくなるかもしれないけど、むしろ軽いモノの方がまっすぐ突きを放つのは、難しいのよ。」



 なるほど、小さいうちは、これで訓練を続けろと言うことか。



 将来的に、薙刀みたいなものを使いたいと考えているから、訓練にも、身が入るモノだ。


 言い方が悪いけど、スピード任せに突っ込んでくる、


 死ぬわけじゃ無いけど、なんか特攻みたい。



 今この話をしながら思ったんだけど、僕の首の骨が折れる様なことは、物理攻撃に入るのだろうか?



 ほかにも、窒息だとか、研究しないといけないことが、また増えたな。


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