第43話 さて、宿願は果たされるのでしょうか?
金曜日、 本日一話目。
2時間ほど前にも更新を行っています。
朝5時、本日二度目の更新を予約しました。
・スラリンとスラレンの進化を終え、残す派スラルンただ一人、1匹?
となった。
まず、この時点で、二つの選択肢がある。
僕の体の中で、進化を行うか
僕の体の外で、進化を行うか
メリットとデメリットを整理したい
まず、一つ目の、体の中での進化では、
メリットとして、狙った方向の進化が起きやすい。
デメリットとして、
僕が、中から、はじけ飛んで死ぬ、もしくは、欠損を負う可能性があることだろう。
次に、外で進化させる方法の、メリットデメリットについて
メリットとしては、
僕が、死ぬ可能性がほとんど無いこと
デメリットとしては
狙った進化が出来るかどうか、わからないこと。
このような、メリット・デメリットがある
僕が、うんうん悩んでいると、スラリンから、念話が届いた。
どうやら、再びメタートル様から、神託が降りてきたそうだ。
以下は、スラリンとの念話を通じての、メタートル様からの言葉である。
「毎日毎日、おもしろい実験をして、楽しませてもらった。そのお礼に、二つのことをしようと思う。 一つ目は、この従魔、スラリンへ、神託を降ろせるようにしたこと。二つ目は、これから行う、進化のサポートじゃ。」
まじ。
悩みが解決なんだけど
「我、メタートルの前に、従魔スラルン、主人エルメジア。 従魔スラルン、貴方は、うれしいときも、悲しいときも、ほかの二人が人化したときも、死ぬときも、
共に居ることを誓いますか?」
スラルンは迷わず、肯定的な返事を返した。
「主人、エルメジアは、新たな防具を手に入れても、新たな仲間が増えても、この関係を続けることで、苦痛を味わったとしても、共に居ることを誓いますか?」
まだ、出会ってから一年も経っていないが、僕はスラルンのことを大切に思っている。
僕は、迷い無く、誓いを告げた。
「誓います。」
「我、メタートルの元に、スラルンの進化を助けよう。」
スラルンの進化が始まった。
今、激痛を味わっている。
前世で、一度だけ、腸閉塞という病気になったことがある。
この病気は、腸の動きが悪くなり、おなかにガスが溜まって起きる病気だ。
この病気の時に、担当の医師に、
「例えるならば、出産直前の痛みと同じ感じだね。」
このようなことを言われたことがある。
男に、出産の例えをして何の意味があるのだろうと思ったモノだ。
尿道結石になったときも、同じようなことを言われたな。
この痛みが、伝わるだろうか。
マジで痛い。
叫ぶくらい痛い。
誰かに、寄って来られたくないので、口に、スラリンを当てて、我慢したが。
マジで痛い。
1,2分で進化が終わったらしい。
30分にも1時間にも感じるような、時間であった。
おそらく、スラルンの進化が終わったのだろう。
体の中から、強いエネルギーを感じる。
その上、普段、僕が魔力を感じるところの知覚に、別の魔力を感じる。
おそらく、スラルンのスライムの核なのでは無いだろうか。
スラルンの自己報告とスラリンの話によると。
物理はほとんど無効
魔力を込めた、槍をはじめとした攻撃では、込められた魔力を、振れた時点で、吸収できるように。
スラリン・スラレンとの接続能力も身につけ、サポート性能も上昇。
ほかにも、様々な特性があるようであった。
正直、急に、能力がインフレしてきたなと思う。
だが、剣と魔法の世界の武闘派貴族として生まれたならば、危険への対抗策は、あるだけよいだろう。
そして、地味にうれしい、副次効果があった。
それは、糞と尿を吸収してくれるということである。
この世界で、地味につらいと感じていたことは、トイレットペーパーが無いことである。
例えば、木の葉であったり、獣の皮であったり。
本当につらかった。
この副次効果は、本当にうれしい。
耳の掃除はしなくていいよ。
母さんに、耳掃除をしてもらっている時間が、一番リラックスしている時間だからね。
「」メタートル様、ありがとうございます。これからも、何かおもしろいことが出来るように、頑張ります。」
ちなみに、スラルンの種族は
ボディスライム
という、またもや新種のスライムだそうだ。
体の外に、鎧代わりに張り付いている、アーマースライム
人間などを、乗っ取る為に寄生する、パラサイトスライム
このような、スライムは居たそうだ。




