表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私は、スローライフに必要なのは戦力と不労所得だと思います。  作者: 楠 小豆
第二章 祖父母と竜

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

44/101

第39話 死霊と意志

月曜日、本日二話目です。

・母さんの話を聞き終え、次の疑問を解消するために、おばあちゃんのところへやってき

た。



コンコンコン


「おばあちゃん、今、ちょっといいかな?」


すぐに、返事があり


「エル君かい、入っていいよ。」


「昨日はお疲れ様、今回はどうしたんだい?」


おばあちゃんに聞かれたので、来訪の目的を答えた。


「ん、おばあちゃんに聞きたいことが出来たの。死霊って何者なの?昨日、人工ダンジョ

ンに行き思ったんだけど、おばあちゃんの扱う死霊と、昨日見た死霊は何が違うの?」



おばあちゃんは、少し悩んだような表情をしつつ


「エル君は、死霊について学びたいのであって、死霊術師になりたい、というのとは違う

のじゃな。」



「うん、そうだけど。まあ、将来的にどうなるのかはわからないのだけれど。」


おばあちゃんの勢いに押され、言葉が少し尻すぼみとなってしまった。



「ならばいいか、すまんな、おばあちゃんに憧れてだとか、そんな簡単な気持ちで死霊術

師にはなってほしくなかったからの。」



なるほど、おばあちゃんなりのポリシーという奴か。



「じゃあ、死霊についてだったな、とりあえず、今回行った人工ダンジョンで出会った死

霊達は、一般に悪霊などと呼ばれるモノだね。そもそも、なぜ死霊なんてモノが生まれる

のかわかるかい?」



ふむ、なぜ死霊が生まれるのかか、それを聞きに来たんだけどな。



以前、ドラゴンゾンビについて話してくれたときに、意志の強さが記憶の残り具合に関

わる、という話をしていたと思う。


つまり、悪霊とは、死して尚、恨み辛みを強い意志で

持っていたということではなかろうか。



それっぽいことを、おばあちゃんに伝えると、


「おお、確かに悪霊の生まれ方としては、その通りだな。ほかにも、まだ死にたくないだとか、家族に最期にもう一度だけと考えている、このような生まれ方もあるな。



なるほど、興味深い。



「ほかには、どんな種類の死霊があるの?」



「ふーむ、ほかにか?」



おばあちゃんは少し悩みつつ、整理をしながら教えてくれた。



「いくつか種類はあるが、まずは先ほど話した悪霊じゃな、これは、先に説明した通りじゃな。次に、自分からアンデッド化する者、昨日遭遇した、リッチなどがそうじゃな。こ

れは、大抵は、不老不死を求めてだとかであるな。ほかにも、あるかもしれないが、王道なモノとしては最後で、死霊術師が死霊化する方法があるな。ドラゴンゾンビなどが、まさにそうじゃ。二つ目の、不老不死を求めてなどは、死霊術師が自分を死霊にする、もしくは誰かに死霊にしてもらう、などがあるな。」




なるほど、いったん整理すると。


1 悪霊、意志の強さ(負の方向も含む)がきっかけで誕生。

2 不老不死の夢、他人もしくは自分で、自分自身を死霊化する。

3 死霊術師、死者を死霊として使役する。



おそらく、2と3が分かれているのは、おばあちゃんなりのポリシーなどが関わってく るのだろう。


なるほど、なるほど。



「そもそも、おばあちゃんは死霊術師用の倒し方をしていたけど、僕でも出来る倒し

方はあるの?」



「ふむ、エル君なら、魔力量ごり押しの魔法で、大抵の相手は片づくと思うぞ。あと 、もしかしたらだが、その精霊をはじめとした、見えないモノを見る事が出来る目があれば、死霊の核が見えるかもしれんな。」



核か。おばあちゃんによると、魔力の供給源であったり、隠れている魔石の事だっ

たりするそうだ。


なるほど、核が別の場所にあるから、レギオンゴーストは、中から破壊されても、

魔石が無事だったのか。


「今日はありがと、またわからないことがあったら聞きに来ていい?」



「ああ、いつでも来なさい。いつでも歓迎するよ。」


おじいちゃんおばあちゃんの口調は、孫の前ではカッコつけたい、でもたまに素のおばあちゃん言葉が出てしまう、と言った感じです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ