第34話 主人公最強を目指していますが、3歳児は未だに戦いませんよ。
復活です。12月の時の二の舞にはなりません。この話の改訂は、3話投稿が終わった後に行います。すみません。
・徐々に、二体の飛行スピードが落ちてきた。 おそらく、目的地が近づいてきたのだろう。
空から見ると知覚に町の外壁が見えるところへ降り立った。目の前には廃墟がある。廃墟の屋敷だ。あまりこういっ例え方はよくないのかもしれないが、まるで原爆ドームのよ
うな見た目だ。
僕とおばあちゃんは背中から降り、廃墟の前へ立った。
「おばあちゃん、狂の仕事場はここなの?」
「ここで会っているよ、見た目だけだとすぐに崩壊しそうに見えるが、ダンジョンの不思議な力で崩壊することは無いから、安心してついてきなさい。
「わかったよ、あと、ノアルアとドラゴンゾンビさんはどうするの?」
「ああ、いつも入り口の前を軽快してもらっていたから説明を忘れていたね。周りに誰も近づかないように警戒をしておいてくれると助かるね。」
おばあちゃんが言うには、依頼プラスドラゴンゾンビ=おばあちゃん、とつながるのだそうだ。この大きさのドラゴンゾンビはほかにたくさんいるわけでもあるまいし、模倣をして悪印象を広められるようなことは起こらないのだそうだ。
「じゃあ、もうこの中に入るの?」
「ああ、普段は先に依頼者に話を聞きに行ったりなどをするのだが、今回だけはエルも居るということで、説明などは念話で済ませたのだ。」
なんか、自慢をしているような「ドヤッ!」みたいな顔をしているから触れないでおこう。副音声には。
諸々の準備を終え、ついに中へ突入することとなった。
中へ入ると、中の様子は、見た目通りボロボロの内装であった。割れた花瓶、斜めとなっている色あせた絵画が、やけにきれいな絨毯。
数分ほど歩いた後、初めての敵と出くわした。半透明の生物で、半透明の足の無い微妙にデフォルメされた人間だ。
「これは、ゴーストという魔物だよ。この魔物の進化形に、ファントムだとか、レイスといった魔物が存在するのだよ。見た目で違いはわからないけれど、魔力量を見ると違いがわかるんだ。この、ゴーストの魔力量を、なんとなくでいいから覚えておいてね。」
なるほど、魔力量か。ぱっと見その辺の人と同じくらいの魔力かな?EからDの間、僕 的数値で大体2,7位かな。
「なんとなく覚えたよ、それで、このゴーストはどうやって討伐するの?」
死霊術師=スケルトン軍団で蹂躙する、みたいなイメージがあったのに、周りに誰も居ないし、魔力反応もないし、いや、横の壁からゴーストがまた出てきたのは無視しつつ、おばあちゃんの周りに、魔力反応が無いことを確認した。
「ああ、ゴースト達の倒し方か、簡単だよ。ほれ、強制従属、ドレイン、昇天霧散。」
・・・おばあちゃんが三つの文言を唱えると、ゴースト達が消えた。
「おばあちゃん今何したの?」
今かい、今のはね、一時的に魔力で支配して、ドレインつまり相手の魔力を吸収、普段エル君がノアルアから魔力をもらうことが出来るのと同じ状態にして、魔力を吸い、悪霊となってしまったゴースト達が楽に死ねるよう、悪霊となったときの、悩み恨みを受け止め、ゴースト達を昇天させたんだ。
おばあちゃんに聞いた話をまとめると、つまり、強制的にテイムして、魔力を吸いきり、存在が保てなくなったところに、悪霊化の原因を取り除き、昇天させるということか。
怖
もし、それを僕の体にやられてしまったら、身体強化が切れ、貧弱な3歳児ボディとな ってしまう。
「おばあちゃん、これは誰に対しても出来るの?」
僕がおびえたように聞くと、おばあちゃんは焦りつつも答えてくれた。
「そんなにおびえないでも、安心して大丈夫だよ、それなりの条件が整わないと、これは行えないから。
おばあちゃんの話を聞くと、どうやら、今の技は死霊相手だから簡単にできたのだそうだ。
これは条件の一部だが、例えば、死霊とおばあちゃんの相性が非常によかったことであったり、肉体という守りがほとんど無かったからこそ出来たのだそうだ。
これだけでは無く、ほかにもいくつか条件はあるそうで、それなりにめんどくさい術だそうだ。
ただ、この術が使えるおかげで、おばあちゃんと死霊の相性は、敵という意味でも、味方という意味でも、非常によく、死霊に関する依頼が多くおばあちゃんに届くのはこれが
原因だそうだ。
話を整理しながら重ったのだが、3歳児の肉体の守りって普通に貧弱だと思うノは僕だ けなのだろうか。
まあいいか。
それから、おばあちゃんの死霊特効の攻撃が炸裂しつつ、2,30分ほど進んだ。 その間も、ゴースト、ファントム、なりかけレイスなど多く登場し、魔力量がどの程度 あるのか、調べメモを取りつつ、進んだ。
メモメモ(魔法では無く紙媒体)
凡例
ゴーストEからD 2,5前後
ファントムDからB個体差大きめ 3,8前後
レイスB以上 なりかけのため正確で無いが 最高観測5,2
それからも進み続け、ついに、この屋敷内で、最も魔力の濃い場所に到着した。余談だが、屋敷内を進むのに、戦闘を含めてもそれほど時間がかかるのか疑問に思う人も居るだ
ろうが、例えるならば、初めて行く大きめの市役所に地図を見ずに指定された課にたどり着け、というようなものである。魔力の位置がわかるのであって、階段の位置がわかるわ
けでは無いのだから。
最近、個人的な目標として、昨日のアクセスを超えるというのを目標にしているのですが、昨日は、ギリギリ11時過ぎに懲りれ焦りました。
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