第33話 空の上にて
本日三話目です。深夜に開校をすると宣言していましたが体調が悪いので寝ます。ごめんなさい。この話は、昨日のあとがきを有言実行しようという意地だけで書きました。雑くてごめんなさい。
・母さんの元へ向かい、何をするのかと想えば、僕自身の、魔法に関する理解度を尋ねていた。母さんが僕たちの魔法指導を行っているからだろう。
母さんの評価としては、かなり理解度が高い。感覚でも、理論でも大丈夫。全体的に早熟。
このような評価であった。
この評価を機器、とてもうれしく感じた。前世の経験があるとはいえ、妄想以外で触れたことの無い魔法という分野に関して、その道の第一人者に、褒められるというのは、かなりうれしい。
おばあちゃんは、この評価を聞き、うなずき、納得したようだ。
「今から、エル君を連れ出しても大丈夫かい?ちょっと依頼に連れて行きたいのだけれど。」
ん?
今から出かけるのか。それも依頼で、それって僕を連れて行ってもいいものなのかな。
まあいいか。
母さんからおばあちゃんに向け、いぶかしむような視線が向いた。
魔法の知識はあっても、エルはまだ三歳なんだぞ、といったような表情だ。
おばあちゃんは、その表情を受け止めつつ、先ほど僕がした説明を行った。
この話を聞くと、母さんは納得したような、でも断りたいような表情をしつつ、外出を認めた。
これから外出すると言うことで、部屋に戻り準備をすることにした。
外へ出るのに必要なものは何だろうか。なんか、遠足みたいなこと言っているな。
まずは、水筒、ハンカチ、メモ用のノート、筆記用具、鞄。
ファンタジー世界で必要なものは、私の肉体、防具、武器。
やばい、ファンタジー世界に来ておきながら、未だに武器も防具も持っていないことに気づいた。
やばいやばい。とりあえず、母さんのところへ行ってみよう。
×××
「母さん、外へ出るというのに、武器も防具も持っていないよ。どうしよう。」
母さんに相談をしてみると、ああ、そういえば層だな、みたいな表情をしつつ、「別に、いらないと思うわよ。」と返された。
理由を聞くとこういうことだそうだ
曰く、そこらの金属の防具よりも、身体強化魔法の方が、防御力高が高い
曰く、攻撃方法は魔法があるじゃ無いか
とのことだ。
よく考えれば、戦場に行くわけでもあるまいし、警戒のしすぎだったか。
「でもエル、質問をしに来たことと、安全対策を怠らなかったことは、とても偉いわ、これからも、続けなさい。」
今日は、よく褒められる比だな。うれしいけど。意地を張らずに、ちゃんと聞きに来てよかった。
ただ、身体強化魔法が途中で切れないようにだけ気をつけないとだな。
え、そんなことも出来るの!
どうやら、スズランが魔法の補助をしてくれることで、身体強化魔法が、切れる心配をしなくてよくなるそうだ。
母さんとの話を終え、部屋へと戻った。
先ほど用意した、遠足セットwwを持ちつつ、ノアルアとともにおばあちゃんのところへ 向かった。
「おばあちゃん、準備が出来たよ。特別に用意するものは無くていいんだよね
「ああ、問題ないよ。じゃあ行こうか。」
二人と1羽で外へ出て、ドラゴンゾンビの元へ向かった。 「本当に、大丈夫だけど乗らないのね。」
「うん。」
この言葉からわかる通り、僕はドラゴンゾンビを信用し切れていない。意思の疎通を取れないことが原因だ。そのため、一番信頼をしているノアルアに乗せてもらえるよう頼ん
だのだ。
二体は飛び立った。
何度か、ノアルアに乗せてもらいつつ飛んだことはあるが、これほどの早さで飛んだの は初めてだ。体長が100倍近く違う生物に追いつくように飛ぶためには、これだけのスピ ードが必要なのだろう。
もし今乗っているのが、飛行機だったならば、これほどのスピード感を感じることは出来なかっただろう。
僕の魔法とノアルアの魔法で風を軽減しているとはいえ、この膜に当たる風切り音は抑えられない。
別にスピード狂なんてことはないが、この感覚はやみつきになると想う。
非行を開始して、数分経った頃、おばあちゃんから念話が飛んできた。
(エル君聞こえるかい?)
(はーい、聞こえます。)
(今から向かうのは、人工ダンジョンの一つなんだ。)
(おばあちゃん、僕まだ、ダンジョンについて習っていません。)
(ああ、層なのか、じゃあこの依頼が終わった後にでも、誰かに聞いて遅れ)
(わかりました。)
(話を戻して、わかりやすく言うと、元々魔法使いの研究所だったところが、何かの原因でダンジョンとなったもののことだよ。)
(なんとなく、わかったよ。)
(そして、この研究所にいた魔法使いが、不老不死を求めて、なんやかんやあって死霊化したみたいだ、リッチかそれ以上か)
(なるほど、それで今回の依頼は討伐ですかそれとも和解ですか。)
(討伐だね。人工ダンジョンがポンポンと増えても困るしね)
(なるほど)
(私としては、遺体の扱いが悪い奴に対して怒りを感じているのだけどね。)
なるほど、様々な作品などで死霊術師が悪役に語られ、悪いイメージを持つことが多い
けど、この世界では、おばあちゃんの影響があるからか、死霊術師が悪く見られていないのか。
納得納得。
(それで、今回僕を連れてきた目的は難ですか?)
(ああ、層だったね、今回エル君にしていてほしいのは、死霊達の魔力量を監察していてほしいのだ。)
(わかったよ、おばあちゃんに依頼が来たって事は、おばあちゃん一人で対処できると言うことだもんね。お仕事頑張ってね。)
「孫に応援され、やる気が出たぞ!!!」
少し前を飛んでいるドラゴンゾンビの上から、なんか聞こえてきたぞ。
今から襲われる死霊達にご冥福をお祈りします。
いや、もう死んでいるのか。
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