第31話 さんこいち
そういえば、まだ話していなかった。
「あのね、もう一つ報告があって。そのとき一緒にいたスライムさん達を掃除屋として雇 いたいのと、3匹のスライムをテイムしたんだ。」
「へ、スライムをかい?スライムをテイムすることは難しいと言われていたんだ。まず、増え方は、分裂によって増える、もしくは魔素の溜まり場から生まれるから、生まれた瞬
間に刷り込みをすることは難しい。
確かに、刷り込みを行うことは出来ないな。
「その上、スライムは意思が薄く、コミュニケーションを取ることが難しいと言われているんだ。
なるほど、そんな気はする。ただ、小学生並みの知能はあると思う。ついでに、ノアルアとつながっているような、魔力的なパスを自分からつなげられたのはよかったのかもしれない。
「魔力を無意識に放出していたときに、おいしそうな魔力って言っていたから、魔力を対価にすれば、コミュニケーションをとれるのかも。」
ここで、おばあちゃんから頼み事をされた。
「エルよ、頼みがあるのだが一つ頼まれてくれるか。外にいるドラゴンゾンビをきれいにしてほしいのだ。一応、死んでいる生物だから、長い間水につけていたりすると、簡単に腐ってしまうのだ。ただ、スライムなら安全にきれいに出来るのかと思ってな。
確かに、その通りだ。料理でも、生の肉を洗ったりしないしね。
おばあちゃんのこの発言も助けとなり、スライム達を屋敷内で飼うことが出来ることが決まった。
夕飯を終え、3匹のスライムを引き連れつつ、部屋へと戻った。
「よし、君たちの名前をつけよう。青、緑、黒の順にスラリン、スラルン、スラレンだ。」
名前をつけたことにより、魔力的なパスが、きちんとつながったと想う。
この名前の意味としては
スラリンには、凜とした、知能担当を
スラルンには、ルンと跳ね返すような防御担当を
スラレンには、煉の字に沿って荒々しく攻撃担当に
このさんこいちで強くなってほしいと思う。
まずは、スラリンとノアルアで、持っている情報の共有をしてほしい。
共有を行った後、スラリンがスラルンとスラレンに情報の共有をしてほしい。
情報の共有が終われば、物理無効作戦の実験をするから、スラルンに手伝ってほしい。
これで、要素はそろったから、物理無効実験の練習が出来そうだ。
ん、スラレンのやるべき事が少なくて悩んでいるだって?
じゃあ、スラレンには、微弱の毒から徐々に摂取し毒耐性を身につけてほしい。
理想では、スラレンが毒無効の能力を身につけて、血清を行えるようになりたい。
血清について説明すると、人工的な耐性の事である。
日本では、牛にハブの毒を与え、牛が死ぬ頃、血液を抜き、それを毒の罹患者に与えハブ毒への耐性を一時的に身につけるもののことである。
いま、新たな目標が出来た。
スライム防御と魔力チートで、最高の魔法砲台を。
なんか、小説のタイトルみたいだな。
何度も改訂しているのですけど、小さな改行のズラが積み重なります。
最近、文章の改行を増やそうと頑張っています。一応読みやすさを求めて、もっと改行を増やした方がいいのですかね?




