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私は、スローライフに必要なのは戦力と不労所得だと思います。  作者: 楠 小豆
第二章 祖父母と竜

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第29話 契約と事情説明

本日二話目です。

・スライムと精霊達からは肯定的な返事をもらうことが出来た。

スライム達と言っているように、スライムは複数おり、どのこと契約を結べばいいのか よくわからない。とりあえず数えてみると、30匹以上40匹以下の数がいることがわかる。 精霊さんも、二人いるし、どうしようかな。

(精霊さん、誰が僕と契約を結んでくれるの?)

こう、質問をすると、妖精のような形をした精霊が名乗りを上げた。どうやら、隣の蝶々のような形をした精霊は、いろいろな地域を好き勝手に飛び回っている風の精霊らしい。

そのため、自由に好き勝手出来ない扱いになるのは難しいのだそうだ。

未だ、属性などついていない妖精の形の精霊と契約を詰めた。

1,3ヶ月以内に、精霊の恪を一段階以上あげる。

2,1が満たせなかった場合、契約は不履行として解約される。

3,1の条件が満たせた場合、精霊(名無し)はエルメジアが死去するまで従属関係となる 。

4,契約の履行後、3ヶ月以上魔力などを与えず放置した場合、契約は解約される。

雑に区分して、このような契約となった。つまり、すぐ進化させろ、時々は構いなさい、とのことだ。

恭敬役を結ぶ子達に関しては、名付けは夕飯の時に行おう。

次に、スライム達との契約を行うところで、バネッサを呼んだ。

「バネッサちょっときて。」

「エル様どうされましたか?」

「普段ゴミを捨てるの大変じゃ無い、スライムさん達を雇ったら、メイドのみんな楽にならない?」

精霊達が、スライムのことを掃除屋と言っていたことから、ゴミや魔力が主食なんだと

思い、有効活用できるように考えてみた。

僕の発言に対して、バネッサは、驚いたようで感動したようで、その提案を受け入れてくれた。

(スライムさん達、スライムさん達が多くて僕一人じゃみんなと契約をすることは難しいんだ。だけど、仲良くなったスライムさん達が、どこか僕の知らないところでやられるの

はいやだから、僕と契約をしない子達も、うちに住まない?)

この提案に対して、概ねよい返事を返してくれた。ただ一つ、僕の従魔になりたいスライムが多かったという問題を除いては。この問題に対し、僕は比較的頭のよいスライムに

仲間になってほしかったので、いくつか小学生並みの問題を出した。後になって気づいたが、小学生並みの問題がこの世界では、高等教育の一つであるのであった。

この問題の正答率が高かったスライム3匹と契約を結び、その他のスライムは、屋敷に 住むこととなった。

ちなみに僕と契約をした3匹のスライムの特徴としては

1 空色、楕円

2 草原色楕円

3 黒楕円

皆大きさは大体同じで、バスケットボールと同じくらいの大きさだった。

どうでもいい話だけど、某国民的RPGの主人公の身長が170センチくらいあるとして、 膝より下をはねながら飛んでくるスライムを剣で倒すのはめちゃくちゃ難しそうに思うのは僕だけだろうか。マジでどうでもいいけど。

時間も時間なので、夕食のために屋敷へと戻った。スライム複数を連れて。

屋敷に入るときには、使用人用の入り口から入っていった。スライム達を預けるためにである。

食材などを運び入れる事もする使用人用の出入り口で説明を行い、部屋にこびりついた、血肉を含む汚れを処理しているところを実演し、夕飯をつまみ食いしながら、スライム達を置いておいてくれることを認めてくれた。

夕飯の時間となり、今日会ったことを話そうと思ったら、部屋の中で驚くべき事があった。

おじいちゃんとミリお姉ちゃんに、水色の、形がはっきりした亀型の精霊がくっついているのが見えたのだ。

昨日に引き続き、7プラス2人全員のそろった夕食が始まり、昨日と同じように会話が始 まった。口火を切ったのは僕だった。

「昨日のミリお姉ちゃんの話を聞いて、自然に溶け込むようなことをしていたら、強い魔法が打てるようになるのかなって思って、今日一日中試してみたんだ。」

「確かに、昨日そんな話をしていたね。今日一日何をしていたのか疑問に思っていればそんなことをしていたんだ。お父様、実際には何のためにその修行を行っていたのですか

?」

「ふむ、あの修行は、実体験で強くなれたので、やっておっただけじゃよ」

んんん、つまり、おじいちゃんとミリお姉ちゃんには精霊は見えていないということなのかな。

「おじいちゃん、ミリお姉ちゃん、二人の首元についている精霊さん見えていないの?」


この発言に対して、食事処は完全な無音となり、その後誰かの吐いた「は、精霊」の言葉で音が戻ってきた。

「エル落ち着いて、精霊って何のことなのかしら?」

落ち着く必要があるのはあなたたちだ、という言葉は飲み込みつつ母さんの言葉に答えた。

「説明が難しいから、今日一日のお話をするね。」

一家皆がうなずいた。

「昨日のミリお姉ちゃんの話を聞いて、属性の要素みたいなのが強くなったのかなって思ったの。例えるなら、水に一つの色の汚れたものを入れて入れるたびにどんどんその色が

濃くなっていくみたいな。僕はそう思ったから、自然に身を任せたら自然の色が強くなって強い魔法が使えるようになるかなって思ったから、今日一日、集中しながら、集中して

いないように自然に身を任せてみたの。朝食後すぐから始めて、有色の直前くらいまでこれをしていたの。目を開けて気づいたら周りに、さっきから話していた精霊さん、そのと

きに見えていたのは魔素の塊みたいなものだったのだけれど。何の話してたっけ」

「今は、精霊に会ったところだよ」

アルフレッド兄さんのことばで、どこまで話したかを思い出しつつ話の続きを話した。

「精霊さんだけでなくスライムさん達も集まってきていたんだ。この不思議な魔素の塊とスライムさんに対して、ノアルアにいつもつなげている魔力のつながりみたいなのを飛ば

して、お話ししようとしたんだ。自己紹介すると、魔素の塊、これからは精霊と呼ぶけど、精霊さんが、我は水我は風、みたいなことを言い出したから、これは本に載っていたおとぎ話の精霊さんなのかなって思ったの。それから現れたのは、僕が気づかないうちに魔力を自然になじませながら放出して宝みたいなの。それから、ノアルアを呼んで、元々小

さな鳥だった話をして、魔力をあげるから、仲間になろうみたいな話をして、仲良くなったの。夕飯の時にこの話をしようと思ったら、おじいちゃんとミリお姉ちゃんに水の精霊

さんみたいなのがくっついていて驚いたの。」

まとまりの無い話をわざわざご清聴ありがとうございます、と心の中で唱えつつ、話を終えた。

「つまり、エルは昨日の話を聞いて、試してみたら出来ちゃった、とのことなのね。」

なるほど、端的だ。

確かにその通りである。


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