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私は、スローライフに必要なのは戦力と不労所得だと思います。  作者: 楠 小豆
第一章 異世界転生

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第19話 10秒耐えればいいらしい

・あれから数日、何度も何度も魔力をからにしながら、重力魔法二種の訓練を続けた。 そのおかげか、グラビティースタンプの方は、思い浮かべた瞬間に発動できるほどに上達 した。威力がおかしい方のグラビティは、3秒以内には発動できるようになったが、威力 の調節は未だにできていない。ただ、この3秒というのは、グラビティの魔法を使わざる を得ない相手に対しては、発動の早さが遅すぎるらしい。

そして、今日は両親から呼び出しを受けている。なにやら、集中的に行わなければならない訓練を行うらしい。ついでに、ノアルアとバネッサもこの訓練に参加するらしい。

「父さん、エメリー母さん、来たよ。」

「失礼いたします。」

僕とノアルアとバネッサとで一緒に訓練場へやってきた。

「いらっしゃい、今日はバネッサも楽にしていいわよ。」

「はい、失礼します。」

このメンバーをそろえて一体何をするのだろう。

本当に疑問だ。まあ、すぐにわかるからいいか。

なんか今、とんでもない寒気がして、体が勝手にビクッとなった。

あ、ノアルア暴れないで。

あと、僕は無事だから。

1,2分後

「落ち着いたかしら?」

「大体落ち着いたよ。」

ノアルアも落ち着いたようだ。 そういえば、バネッサはどうしたのかなと思ってみてみると ・・・特に変化はなかった。

「エメリー母さん、今何かした?」

さっきの発言から、エメリーー母さんに原因があるのだろうと思い質問してみた。 「ええ、今私は、三人(二人と1羽)に殺気というものを向けたわ。」

今のが、殺気なのか。 殺気なんて、アニメや漫画の中だけのものだと思ってたよ。

「今のを受けてみて、すぐに反撃ができると思えたかしら?」

「周りを巻き込むような、重力魔法なら使えたとは思うけど、それ以外なら難しいと思う 。」

「へ、周りを巻き込むようなものだとしても、応戦できる元気があるだけで十分優秀だわ 。」

なるほど、びびらずに応戦する力か。

「そもそも、なんで殺気を浴びせたの?」

そう、そもそもこれが疑問だったのだ。 3歳児に殺気なんか浴びせて、ちびるかと思ったんだから。

「ええ、確かに急だったわね、でも、普通殺気を浴びせられる場面なんて、急なものよ 。」

少し察してしまった。 要するに、暗殺、だとか、そういったものに対する供えを行おうということなのだろう。 なるほど、それで普段から近くにいるバネッサにも同じ訓練をさせているのか。 「まあ、そんなに急ぐ事ではないけど、人生で暗殺者の十人や二十人には狙われると思う から、殺気の中でも動けるように訓練など行っておいた方がいいかと思ってね。」 なるほど 「それで、さっきのが大体100が本気だとすると、3位の力で殺気を出したのだけれど、ど のくらいまで出力を上げる?」

「それは、父さん達に任せる。」

「そう。」

「その前に、アルベルト様、エメリー様、一つ質問してもよろしいでしょうか?」

「ええ、バネッサ、聴きたいことがあるなら聴いてくれてかまわないわ。」

「では、遠慮無く。そもそも殺気とは何ですか?」

「ああ、そういえば伝えていなかったね、エルにも。僕たちにとっては、当たり前のもの過ぎて。」

大事なことを忘れていた、父さんによると 殺気とは、殺意を相手に伝えたもののことをいうそうで、なれていない者からすると、 ひるませたり、意識を失わせたりそうだ。 殺意とは、怒気の上位版だそうで、恨みとか妬みや怒気とかがたまると、殺気に発展する らしい。殺気とは、殺意を抑えずに相手に向けたもののことをいうそうだ。 暗殺者の話となるが、暗殺者の行動パターンとして大きく分けて、三つの行動がある。 一つ目は、相手に対して強い殺気をぶつけ、相手をひるませたところを、ナイフなどで暗 殺する行動。 二つ目は、ある程度の、強者に対して、睡眠時などに殺気やけはいを出さずに暗殺する行 動。

三つ目は、毒などを食料などに混入させ殺す行動。 この三つがあるが、今回は、一つ目と二つ目に焦点を当てていきたい。 一つ目の、殺気を出す行動は、主に王侯貴族の令嬢・令息に行われることが多いものだそ うで、二つ目の殺気を出さない行動は、主に敵の指揮官などを相手に行うらしい。 そして、今の僕はアンネリー家の人間だとはいえ、まだ3歳、なので、一つ目の殺気を利 用する行動をしてくるだろうという予想だ。 つまり、暗殺対策として、殺気に慣れさせたいということだった。 あと、少し趣旨は変わるが、殺気の出し方について。 殺気を、こうやったら出せますよ、みたいな、理論的な話はないらしい。ほとんど、感覚 で、こうやったらできるかなと体が覚えるそうだ。 大体三つの方法のどちらかを試せば使えるようになるそうだ。 一つ目の方法は、殺気を出さないと困る状況にすること。例えば、スラム街である程度お 金持ちのような服を着た状態で、護衛をつけずに歩くなどがある。周囲を威圧しないと、 スラムの人たちによってこられてしまうため、必要に迫られ、身につける必要が出るため 、使えるようになるそうだ。 二つ目の方法として、何日もご飯を食べられていない状況で、目の前で、ご飯を食べられ ることである。こうすると、本気の殺意というものを感じることができるらしい。 三つ目は、本気で殺す石を持って誰かを殺す事。これをすると、なんとなくこれかなという感覚を身につけることができるそうだ。

ほかにも、殺気を浴び続けるだとか、戦いの中で自然になどの方法もあるが、不確実性が高いそうだ。

「~などである。」 「へー、つまりその殺気に慣れればいいという事なんだね。わかったよ。」 「了解いたしました、殺気に慣れエル様に向かう、最初の一撃のみ防げればいいというこ とですね。」 「ええ、バネッサはわかっているようですね。さすがはアンネリー家のメイドですわね 。。」 「屋敷内で、物理的な暗殺方法をとるのであれば、10秒耐えてくれれば、誰かが助けに来 るから、10秒殺気の中で動けるようになってくれれば、大丈夫だよ。」 「あと、訓練として、屋敷内の誰かが、今から二週間適当なタイミングで、殺傷力の無い ナイフを投げるから、ナイフに対して、警戒していてね。」 なるほど、アンネリー家の人間が、戦闘力に関しておかしいと言われるゆえんはここにあ ったんだな。

その後、10時から夕飯頃まで、半日近く殺気に慣れる訓練を行い、汗がだらだらとなった 。

軽く体を長し、夕食を食べた後とあることを考えた。

物理攻撃の聴かないスライムをテイムして体に貼り付けたら、物理無効になれるんじゃね。


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