第7話 1歳になったよ
「「「エルお誕生日おめでとう」」」
この世界にも誕生日を祝うという文化はあるらしい。
今は家族や使用人が集まってお祝いをしてくれている。
せっかく家族と使用人が集まっているので、鳥が生まれてからの半年くらいでわかったことを紹介しよう。
まずは、我がアンネリー領について。
面積は大体、隣のミルフィーユ子爵領
(エミリー母さんの実家、ミルフィーユ子爵とアンネリー辺境伯家は代々仲がよく、実質子爵家が辺境伯家の傘下に入っている状態)
とあわせて四国と同じくらいである。
ちなみに、子爵家は香川と同じくらい。
我がアンネリー領では、大まかに四つの地区に分かれており、
魔素の濃度の濃い、魔の森
(魔素を求めて魔物が集まりやすいスポット)地区、
海に面している漁業および、貿易地区、
山や川などの自然が多く、農業民を中心としている地区、
そして、三つの物資が集まる交通の中央であり、小学校の算数を教える学校のような場所がある地区、屋敷があるのもここの地区。
将来は、姉三人と僕とで一人一つずつの土地を管理することになるらしい。
そして長男のアルフレッド兄さんが統括のような仕事をするらしい。
まあ統括のアルフレッド兄さん以外は、代官をおいてほとんど任せるから確認をするのが最も大きな仕事なんだけど。
次に、使用人について 。
まずは、おなじみのバネッサさん。
基本は僕と姉三人にくっついてるメイド 。
アンネリー辺境伯領の農業地区の代官の娘、いわゆるドジっ子メイドってやつ。
最近三羽も鳥の世話をしているせいで、鳥の世話がやけにうまくなった。
次に執事のセッチャン、28歳。
魔の森地区の代官の息子、
バネッサと二人で姉三人と僕の世話担当。
魔の森出身でそれなりの戦闘力も持っている。
ここからは初登場バスチャン、52歳。
中央地区
(語呂が悪いのでターミナル地区と呼ぶこ とにする)
の代官の弟。
アルフレッドの担当兼教育係。
給料がそれなりにいいので、兄に妬 みなどは持っていない。
むしろ、こちらの職場を満喫している。
こちらも初登場、ソフィア25歳メイド。
漁業地区の代官の娘。
普段はメィドとしてより料理 人として働いている。
まだ見習いだけどブロッサム、21。見習い執事ターミナル地区の代官の息子。
領主付き執 事を目指しているので、しつけが厳しく、まだ見習い。
だけど実力はあるので、普段から、 アルベルト父さんの補佐をしている。
エメリー母さんのメイドは昔からの付き合いの、メリー38歳。
ミルフィーユ家、時代からの専属、親は存命だけどまるで親代わりのような立場。
最後に、ニーナとベルフレッド(略してベル)のメイド執事見習い。
学校で成績がよかっ たので採用された。
勉強ができるからとバスチャンが、万能メイド・万能執事を作るために 戦闘の指導中。
これらが現在のアンネリー家の使用人事情である。
まあ、とりあえず1歳になったし、これからは徐々にしゃべりを解禁していきたい。
一年間魔 力の鍛錬を続け魔力量も徐々に増えてきたし、
身体強化魔法もうまくなってきた。
アルベ ルト父さんが言っていたのだが、身体強化魔法を強くしていくと、ドラゴンブレスを真っ正面 から受けても、服だけ溶けて体は無事な、全裸状態が完成するらしい。
とりあえず後半部分 は無視して、身体強化魔法を鍛えることは有用だとわかった。
鳥の方は少しずつ成長を続け40センチくらいになった。
このブルーチークバードは大体60センチくらいが成体らしいので、何もしなかったら二歳の誕生日とともに成人しそうか な。
成人というより成鳥ていう方が正しいのかな。




