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生きてるなら美味しいほうがいい

作者: ゴッチ

社会人として世の中に飛び出した


そこまでの期待は持たず、最初からうまくやってやろうなんて思うこともなかった

そう自分に幻術をかけ、安心を餌として与えていた

とてもおいしい


あるとき先輩と上司に叱責された

どうやら私は失敗したようだ、だから叱られている

クソ不味い


こんな私でも「悔しさ」はあるわけで失敗は繰り返したくないわけだ

だからがんばった

学んで成長してやろうと思った

食欲を掻き立てられた


また叱責された

誰にとかはもうよく覚えてなくて叱られた

みんなの視線が集まるのはなぜ?

え、笑われている?

吐きたい


時間とか休息なんてのは封じ込めた

もう自分を忘れて何かしていた

それは仕事だったのかな

食欲がない


こいつらの欲求を満たすために頑張っていたのか

何が欲しんだ、もう答えを言えよ

吐くぞ、こら


私も私でどうしようもない

自分にうそをつくなんて

頭下げて心のない笑顔を見せてまた下げる

見世物屋に就職したんだっけ?

腹が痛い


元気になった

いろいろ満たされている気がする

笑えてる


なんだあいつ、ずっとこっち見て

そんな顔するなよ

、、、あ、もしかして




見えてる?


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