表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
一匹の獣人が神になるまで  作者: 狐魂
第3章~その掌で踊る竜~
97/147

5ドラゴン

冬眠の謎


キョケケケケケケギョォルゥォオルゥッ

ガ「これが…金になる鳴き声か…」

英(前から思ってたけどこれどうやって出してるんだろ…)

ガ「覗いてみれば?」

英(見てもわかんないよ…。それよりこの部屋暖房効きすぎじゃない?)

ガ「エアコンが2台稼働してるからだろう」

英(凄いよねー。全部屋にあるんだから。片方だけでも冬眠は防げると思うよ?)

ガ「冬眠…そう言えば第二世代から爬虫類増えたけど冬眠してないよな」

ダダダダッドン!

アーゲン「お教えしましょう」

英(見計らったかのように走ってドア開けてきた…)

ガ「何してんだお前…」

スッブワッ!

ア「他の方は知らないですが僕は全身にカイロ張ってます」

英(凄い!聞いてもない事をペラペラと!てかわさわざ脱ぐためにコート着てきたのかな?)

ガ「わかったわかった。玄関からやり直し」

ア「はい。そう言うと思って玄関に100万Nのドローンを待機させています」

ピンポーン…ピンポンピンポンピンポーン

ロイド「そんなに鳴らさんでも今でますよ」

ガ「迷惑過ぎる…」

 5頭のドラゴンが出現した事により今まで暗黙の了解でガルに場を一任していた強者達が隠していた気配を殺気や闘気という形で訴えてきた。中には全く知らない奴も居るだろう。ドラゴン、義賊、能力者達。他に最低2勢力。もし大乱闘になったら多分シャルウェラの一人勝ちという結果になるとは思うが、そうだな…町6つくらいは滅ぶんじゃないかな。多分だがこの町程戦力が集中している場所は無いだろう。…無いよな?

 それにしても、様子見くらいの感覚で身を切り付けるかの様な鋭い気、迷っているのか力が強くなったり弱くなったりこの中で1番危なそうな気配はドラゴンにのみ向いている様だ。どちらも〈心臓食い〉には及ばないながらも一際強い気配で知り合いには居ないと思う。何でこんな事わかんだろ?

 悠々と飛んできた5頭は2頭のみガルとレグナスのもとに降り立ち、残りは無視出来ない気配を警戒してビルの周りを旋回している。

「またレーヴェンディアに怒られてるな。ハッハッハバーカ!」

 そう言って楽しそうにレグナスの上に乗って飛び跳ね始めた。そんなドラゴン(生きる災害)のトンが基準の重さに耐えられなかったビルの屋上は勿論のこと、大体半分くらいまで罅が入り崩壊寸前となった。

 ビルにめり込んでも何もし返さないレグナスを変だと思ったガルはまだ刺したままの神器の事を思い出した。その時レグナスと目が合い心が通じ合ったと思った。と勝手に思われた事を悟りその嬉しそうな顔にちょっとムカついた。仕方ないので抜いてやった。

「痛いであろうが貴様このバカ!」

 ガルが近づいたので止まっていたドラゴンにレグナスが立ち上がりあんまり太くない腕でパンチする。鱗と鱗がぶつかる大きな音が響くがダメージは全くない様だ。

「俺も混ぜろ!」

「うおぉっ我の味方につかんかお前っ!」

「ハッバカめ!」

「あ」

 当然ポッキリ逝った。


 「俺レーヴェンディア(そっち)側だから帰って来るの待ってるなー」

「おれも!」

「俺もー」

「わしもー」

「そもそも全員そうだからつるんでるんじゃなかったか?」

 ドラゴン達は町の人々に見送られながら夕焼けに消えて行った。レーヴェンディア…姉上か。魔力で相手を識別する様だがそれが出来るのはドラゴンと後は悪魔なら出来るかも知れないな。それにしてもそんなに似ているのか。魔力を持った生物なら80億なんて簡単に超える筈だけどその辺どうなんだろう。3人どころじゃなく10匹くらい居そう。

 まぁ平気で姿変えるしある程度は自己申告で何とかするんだろう。そう思いながら隣の15、6歳くらいの美形男子に化けたレグナスを見た。

「厶?なんだ、こっ…」

「…」

「…ぅ…意識が…なぜ殴るのだ…」

 しまった、つい手が出てしまった。しかしそんな事よりまだ消化不良を起こしてしまっている事がある。

「中学生かっっっ!」

「ハハハ。そんな訳ないだろー」

 これがドラゴン共に持った感想、その全てである。そして返された事によってモヤモヤが消える事はなくなった。

「悪い。その面見てると思わず手が出てしまう。顔隠したら?」

「先程から我の何が気に食わんと言うのだ…」

やめとけばいいのに(ぜ·ん·た·い?)バカなやつ(あ、言ってしまった)

ロ「ハイ!レグナス、お前って歴史に名前を残す偉大な人物か何かっスか?」

レ「こんな事を言うのもなんだが、特にそんな事はないな」

ロ「ハァー?じゃあお前、お前…何かあっちでもこっちでも登場して…ず…ずるくないっスか!?」

レ「それだけ我に魅力があると言うことだな。我ながら罪作りなドラゴンであるな。ガハハ」

ユ「まぁまぁローグちゃん。後書きなら主役級よ?あと1年くらいは終わらなそうだし(主に書いてない期間のせいで)」

ロ「うぅ…それでも知能指数最低値でバカにされっぱなしな上にツルッパゲ爬虫類なんかに負けるのは辛いっス…」

ユ「あら…言い得て妙ね」

レ「な…う、嘘を吐け!…特にどの辺りだ?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ