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一匹の獣人が神になるまで  作者: 狐魂
第2章~危険地に身を投じる狐~
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潜入開始

取れない


ガ「…」コツッ

英(…?)

ガ「…」ガリッ

英(何してんの?)

ガ「…」シャッジャリッ

英(え?もしかして爪でそれ取れないの!?)

ガ「…」グサッ

英(刺した!もう笑っていいよねw)

 「さて、始めよう」

 ガルは寂れたスラムの中でギリギリ稼働している古ぼけたビルの前で自身の緊張を解す様に言った。

 現在は4時40分。もう少し明るい時間に来られれば良かったかも知れないが、結局中がどうなっているか分からないのでなんとも思えない。

 (何度見てもパンダ柄のパンツ履いてるのじわる)

(いやお前…何平気でとんでもない事してんだ…)

 前回は準備出来なかったので私服だったが、もしもの為に今回は女装…もとい女体なので使い捨ての服を用意した。やろうと思えばいつでも取り出せるがスマホや財布は部屋に置いて来た。もし見つかって逃げたした後に捕まるとしたらこの姿の元になった女の子になる事だろう。

 (…お前まさか他の人にも)

(え?気になる?気になっちゃう?)

(昇天でいいから消えたら?)

(そしたら生まれ変わるかも!?)

 もしそうなったら願ったり叶ったりだと思いながら輸送車が頻繁に出入りしているビル…の裏にある掘っ立て小屋に足を踏み入れる。

 「これは…!」

(え?なになにどうした?)

「頻繁に出入りしているからかそれなりにきれいな状態だが周囲の状態があまりにも悪い!そして下手な隠しかたをしているせいでクモの巣やゴミが散乱している…。しかもこれはマンホール!まごうことなきマンホールじゃないか!」

(…?マンホールって響きいいよね。で?要するに?)

(虫とか汚いのやだ。特に八本足とか六本足とかのやつ)

(絞りこめねぇ…)

 結局警戒していた監視カメラも見張りもない様なので魔方陣の形をいろいろ変えて英に開けさせた。

 (この際こんな場所はレグナスに破壊させた方がいいだろ)

(割と過激な事考えるよね)

(はぁ…今以上にお前に居て欲しいと思った事ないと思う)

(すぐ隣を歩いて?るから安心していいぞ)

(いや肉体。なんなら火炎放射機でもいい)

(実体があったらどんな使い方されるの!?)

(前を歩いてゴミを避けさせる)

(普通!ずっと怖い顔してるから剣みたいに振り回すと思ったよ)

(えぇ…)

(ん…それじゃあ俺が生まれ変わったらどうする?)

(殴る)

(なんで!?)

(これまで起こってきたセクハラの数々や…数々を後悔しながら悔い改める暇をも与えず無礼な態度を取った事の責任を取らせる為)

(セクハラに鉄拳制裁するタイプだったのね…しかも感じ的に出会って速攻で殴るっぽいのがまた…)

 また…なんなのだろう。どんな性癖か気にならない事もないがここで他の梯子と違って明らかに汚れのついていない梯子を見つけた。

 (一番デカイ工場あたりかな。成る程、偽装は完璧だったか)

(というより広すぎて見つけれなかったとかかもね)

 今まで忘れていた八神兄の店で買った手袋を付け地上へ続く梯子を登る。蓋を開けようとして気づいたがマンホールではなく石で出来た蓋だった。

 (へぇ…隠し部屋…)

(嬉しそう!めっちゃ似合ってるよそのセリフ)

 部屋には光を発する物はなく、窓も扉もないので裂け目を縦ではなく地面と平行になる様に開き太陽の光で照らした。因みに今思いついた新技?だ。

 (本棚…回転式かな。逃走する為の部屋か)

(ふーむ…ならばあの女の子は一体…)

(ボスとかの娘だろ)

(それはわかってたけど…まぁいっか)

 この部屋の作り的に危険性は低いと思われるがあの本棚を回転させれば誰かと鉢合わせする可能性がある。取り押さえてもいいのだが出来れば警察とかに密告して終わらせたい。剣とか守護者(あいつら)が仲間みたいな空気で接してくるから馴染んでいるがまだ一般人だ。実はこんなことをしても良いことは全くない。

 (居ないか。まぁ先ずはここからかな…まだ黒だと決まった訳じゃないが)

(おっ?なにそれ?)

(盗聴器)

(なんでそんなもん…)

(調べればいくらでも売ってるけど?)

(ほう…ではあれですか)

(えぇ。あれで取り寄せました)

(○maz○n) (金)

(ん?)

(あらら)

ロ「俺のせいじゃないっス」

レ「いやお前のせいだ。新しい女の子の登場を待っている読者の期待を裏切るその行為、断じて許される罪ではないぞ」

ユ「仕方ないわ。そういうルールなのよ」

ロ「新しい女の子を待っているのもどうかと思うっスけど…」

レ「ほう…今愚弄したな!?女の子を待っている人々をバカにしたなお主!」

ユ「キャラがぶれてるわよレグナスちゃん」

ロ「レグナスは知らないだろうけど前からこうっスよ。ま、そういうとこも含めてレグナッス」

レ「ぬぅ…それをおちにするな!」

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