表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
一匹の獣人が神になるまで  作者: 狐魂
第2章~危険地に身を投じる狐~
44/147

ようこそ我が家へ

 「目の前の敵に集中しろ」

「わりぃ」守はガルの方に注意がそれている虎白の足を軽く蹴ると噛みついてきた魔獣に鎌を噛ませ防ぐ。そして蹴りあげ隙を作った。動きまわる事もなく狙撃を警戒する事も出来ない状態の魔獣は体を撃ち抜かれて全く動かなくなった。

 狼の魔獣の群れは狙撃ポイントから見えない木の影に陣取るか前衛を前にして狙撃されにくい位置に移動した。武器の脅威から逃れる術をしっかり考えるか覚えるかしているようだ。

 「そのまま押さえてろ」虎白に攻撃した一匹が丁度ガルに対して背中を見せている。蹴り殺す予定だったが狙撃に先を越されたので蹴り飛ばす事にした。

「そいつをやれ」

「お、おう」蹴り飛ばされた仲間に押し潰されたやつを攻撃しろと指示をだしたが行動が遅い。別の魔獣の妨害が入り止めは刺せずに終わった。

(よく考えたら被弾しないお前が魔方陣で一、二匹押さえとけば効率よくない?)

(おお!ナイスアイデア!)早速試すと宙に浮いた魔方陣が狼を追い回す謎のイベントが発生した。逃げた狼は撃ち殺されて終わった。

(ありだな)

(戦場のヘイト全部こっち来たけどね)

 残りの魔獣は13匹。半分程に減った群れは逃げの姿勢に移行し初めていた。

「ここからはお前らが好きなように動いてみろ」

「俺達が動くよりガルに合わせた方が効率がいいと思う」

「バーカ。ガル一人ならもう終わってるって」言うが早いか既に走り出した虎白を見てあれでいいのか?と言う様にこっちを見た守に肩をすくめると神器を取り出した。

「群がってる…助けたら?」

「いや、多分あれは…」

 虎白が剣を大振りすると飛ぶ斬撃が一人のこのこと出てきたと一斉攻撃し始めた魔獣の大群を一刀両断した。

(そういやあったな…必殺技的なやつ)

(全部即死攻撃なやつがなんかいってら)

(うわ!その語尾?久しぶりに聞いたわ)

(内容は結構無視してくるよねガルきゅん)


 帰り道、車道とほぼ一体化している歩道を歩いていると門にようこそアーマンドへと書いてあるのを見つけた。

(何故か壁とかで囲まれてないもんな。初めて町の名前知ったわ)

(結界じゃないかな?ロイドじいさんが張ってるってやつ)

(そうか、ある程度開けた位置に町があってわざわざ人間の集団を襲う価値が無いから近寄らないのか)

(最近扱い酷くね?)

(昔はそれなりに被害あったのにな)

(千年前ですか…)

「お前ら報酬の野菜盛りどうする?」

「うーん」 「野菜が報酬なのか…」 「僕は遠慮しときます」

返事に性格と決断力が表れている気がする。

「ガル君、君は?」猿が返事をうっきーうっきーしながら待っている。

 「いらないです」

「受け取りに来たら何か奢ってやるぞ」

「いらないですね」

「最近の子どもは可愛げがねぇなぁ」

こっちにきた猿とは違って向こうでは熊が報酬について説明している。まだ被害が出てないが危ないので農家の人が討伐してくれとギルドに依頼を出したらしい。


 「お邪魔しまーす」ギルメン(ギルドメンバー)と野菜を頂く事した守と別れてから昨日作ったお菓子を食べるかと二人に聞くと透はいらないと答え虎白は欲しいと答えた。親はいないと説明されたが、挨拶しながらマンションの部屋に入るのは反射的に出てしまったからだ。居なくてもするのが当たり前だと思うが。

 部屋に入ると約20分の1で虎柄がある事とまだ分からないが何か違和感があった。

「何か飲むか?」

「何でもいい。よろしく」

「守、今俺の家でおやつ食べるところ。そっち終わったら来るか?」何とトランシーバーで話をした。スマホあるだろ…それよりそれ多分猫も持ってるよね…謎の仲間外れ感を感じた。

ユ「トランシーバーは10キロが最大範囲ですって」

ロ「必要性を感じないっスよね」

ユ「でもレグナスちゃんが破壊活動したら活躍する可能性も出てくるわよ?」

ロ「あ…スマホにトランシーバーアプリがあるっスよ」

ユ「便利ねぇ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ