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一匹の獣人が神になるまで  作者: 狐魂
第2章~危険地に身を投じる狐~
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水の都中学校

 「転校生のガルさんです。皆さん仲良くしましょうね」こどもは学校へ行くものだ。当然ガルも例外なく学校へ()()させられた。

「…よろしくお願いします」

(わぁー…きれいに後ろの席が空席だな、しかもあの3人が班になりそうな席順だし)御子柴先生のクラス、プラントレックスの時の3人、そして謎に3人と近い空席。

 「後ろの席が空いてるのでそこにしましょうか」尻尾を立てた虎の隣の席になった。

「ガルって呼んでいいか?よろしくな!」

(クソガキ…前の二人を見習って静かにしてろよ)

(無表情な所がまた怖いね)

「初めまして、よろしく」

「あれ?この前助けてくれたのガルだよな?」

「何で分かった?」

「ロイドさんがよく分からない事してた日に(うち)でマント買ってったろ?お客さんが能力が発現したロイドさんの知り合いの事話してて、電話で聞いてみたら君の事教えてくれたんだよ」

前の席の狼が振り向いて教えてくれた。

 「ねぇ、何て呼べばいい?」猫も振り返ってきた。

「好きな様に呼んで」

「じゃあガルさん、改めて僕は透。よろしく」

「俺は八神守だ」

「俺のフルネームは聖虎白、仲良くしようぜ」

(最近の中学生は発育いいなぁ。牙こっわ)

(とんでもなくブーメランじゃん。身長に関してはガルきゅんが小さいだけだと思うよ)


 今は2時間目の授業が終わり、中間休憩という休み時間だ。

「虎~いるか~?おっ、その子だな?強い転校生」

「あっ!君ダブル?珍しい伸び方だね」

「!?」2メートル近い身長の獣人、逆にガルと同じ位の身長の獣人がドアを開けて入ってきた。しかし驚いたのは身長ではなく動物の名前がなかなか出てこない見た目だったからだ。

「えっと…まずダブルって何?」

「えっとねー、初めにいた第一世代の獣人とテロリスト討伐後の第二世代の獣人のこどもがダブルって言って、体毛が凄く長い場所が出てきて分かりやすいんだよ」

「まぁ待てよ、分かるぜ?俺の、いや、俺達の種族を聞きたいんだろ?」

「ライガーとスマトラスンダランドウンピョウで合ってる?」

「スゲェ!オイラの種族当てられたの初めてだよ!」

(!?)

(!?)

「虎ー、教えただろ」

「いやまさか!お前らの存在すら忘れてたわ」

(リアルでオイラとかいう人いるのか!)

(マジそれな!俺超びっくりしたよ)

今度は狼に突っ掛かっているライガーから目を離すと開いたドアからこちらを困った様に見つめている蜥蜴の姿が見えた。

(ガルきゅんあいつ占い師だ)

(あいつ中学生だったのか…おいでおいで)手招きするとブンブンと頭をふって拒否した。じゃあ何であそこにいるんだよ

 「おー?もしかしてあれガルの友達?」手招きに気付いた虎白が興味津々で聞いてくる。

「まぁ、そんなところかな」

「蜥蜴さーん…うわまさか先輩!?どうかなされましたでしょうか…?」急に畏まったスマトラ君と話し掛けられて慌てている蜥蜴…年上には見えないな。

 「自己紹介してくれる?名前分からないからさ」

さっきから二人の名前を聞いていない。人が多すぎてだいぶだるくなってきたガルであった。

「悪いな、忘れてたわ。俺はな、獅子噛獅音(ししがみしおん)だ」

「オイラ榊優利(さかきゆうり)!ユーリって呼んでくれたらいいよ」皆の視線がアーゲンに集まった。

「あ…僕はアーゲン·サイラスだよ三年の…」

これでも十分多いが、これ以上は増えなさそうだ。クラスメイト以外にも先輩、何かデカイ奴と小さい奴、この集団に近寄る勇気ある1-1の少年少女はいなそうだった。

狐魂「ラスボスは名前と全然学習してくれない文字打つやつです」

ユグ「因みにスマトラスンダランドウンピョウは中学生の理科の教科書に載ってたから出てきた動物よ。担任も理科の先生の設定なの」

狐「殆ど消えかけの記憶に中間休憩って物が中学生の時あったようななかった様な…」

ユ「男ばっかりで段々かき分けが出来なくなってきちゃったり…」

狐「名前何て動物が入ってるの初めの一人だけになっちゃいました」

ユ「次回も多分新キャラ出てくるわよ」

狐「名前決めてないのに今気付きました!」

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