日常へ③
兄がいるので
守「どうしたんだその腕!」
司「これはね…僕の商品を嬉しそうに買っていった人から試してもらったんだ」
守「髪防御剤だな?たまに買って行く人はいるよな」
司「髪の長い黒い獣人だったよ」
守「そうなのか…でも早く片付けてくれ、見栄えが悪いし黒魔術が看板以外特に無いのが売りなのに…」
司「そんな…こんなに黒魔術黒魔術してるのに」
守「そう思ってるのは兄さんだけだよ」
司「あ…マントの値段引いておくの忘れてた」
守「ひらめいた!」
「お前隣の部屋で待機な」晩御飯を作った後部屋に戻り寝る支度をする。ノーステリアは家に帰ったので今はこの広い家に3人?だけだ。
(大丈夫だ。俺も寝れるっぽい)
(ふーん…10メートル有れば向こうで寝れるよな)
(仕方ないな、じゃあ風呂行こうか)
(一回死んでくれたらな)
(男だろ?銭湯だと思えばいいさ)
(やだよ。そんな所行ったことないし)
(えぇー!勿体無いな。あんなに気持ちいいのに)
(銭湯…行ってみるか)
(無駄に広い温泉が家にあるのに?)
(家のに決まってるじゃん…)部屋から家の温泉まで60メートル程。その時点で既に普通では味わえない体験なのだが、風呂場に行ってみると旅館にしか見えなくなった。
(のれんて…随分本格的だな)
(中も何人も入れそうな着替えスペースだぞ)
(温泉もかなり広そうだったし…何がしたいのか分からんな)
(ちょ、服着たまま入るの?)
(大丈夫そうだな)
(いや確かに服着たままでも大丈夫だとは思うけど)
ガルは着替えスペースに戻ると自身を足場を作る時の魔方陣で覆った。
(完全防御じゃん。シャワーとかどうすんの?)
(壁に作り変える。部屋にも使えるな)
(そこまでしなくても良くない?)
(はっ!ここはどこ?ガルきゅんはどうしてベーコンを焼いているの?)
「寝てても移動はするんだな、そして気付かないのか」
(7時…もっとゆっくりすればいいのに)
(今日は多分、昼までは確実に買い物で終わるぞ)
(何買うん?)
(スマホ、お菓子、ジュース、家具、ゲーム、抱き枕、武器、アイス、プリぺ、エサ、その他いっぱい)
(すげぇ、本当に大事な物が三分の一しかねぇ)
「やぁロイド。こんな朝から何の用だい?」
「カメリア、おはよう。会うのは初めてじゃろ?この子はガル君じゃ。今日はガル君に家具を作ってやって欲しい」
「またあんたは…加治屋に家具を…それにあんたの家は全部屋家具付きじゃないか!どうしてまた」
「いやなに、部屋を繋げるからそれにあった家具が欲しいらしいんじゃよ」
「あんたの所は金使いの荒いのしかいないのかい?それで、どんなやつをご所望だい?」
「えっとですね…」
(いも、いも、いも、梅干し、グミ、いも、アイス、肉、いも、牛乳…いも類多すぎじゃない?)
(おやつは保存出来るからな。いもはみんな大好きだろ?)
「甘いの6本、インスタント3箱、原液4本、炭酸水…冷蔵庫に入るかのぉ?」
「二つあるので大丈夫ですよ」
(そこじゃねぇだろ!)
(スマホ2台もいる?)
(片方は写真と連絡用だから)
(ファー!どっちも使い放題で契約しやがった!)
(やめろ!取り敢えずおやつ全品買おうとするな)
(俺に言うなよ…このじいさんノーステリアに超甘いな、まさかケースまで一番広いのに変えるとは思わなかった)
「次は、友達も見ていこうかの」
「一匹だけにしてくださいね?」
「バイオ○ザー○34…俺の時はまだ7までだったはずなのに」
(いやなげぇよ。続き過ぎだろ)
(まぁ、あまり変わらない様にしたからな、基本的に昔と似たような時代だわ)
「ガル君、戦闘能力高いからわしの職業の後継者になるかえ?わし程ではないにしてもテレポートの能力は便利じゃから十分儲かる筈じゃよ」
「何の職業ですか?」
「守護者って言ってな、ギルドの残った仕事片付けたり、わしみたいに結界で町を守ったり…公務員見たいなもんじゃな」
「はぁ…?まだまだ先じゃないですか」
(フラグじゃん?それ)
「いや、ギルドの管轄に近いからこどもでもなれるぞい」
「やりましょう」
「頼んでおいた武器が出来上がったら…一週間後位かのぅ」
ローグ「今更っスけど前書きはストーリーにも繋がってる事もあるっスよ」
ユグ「殆どは意味無いけどね。いつかキャラの背景の一つとなって出てくる事もあるわよ」
ロ「本編のカメリアさんは加治屋、能力はクリエイターっス」
ユ「素材があれば何でも作れるのよ」
ロ「ギルドはっスね、魔獣の討伐から落とし物、護衛まで全部仕事としてあるっス」
ユ「基本的には本業に頼むのだけれど、強くて信頼のある人に頼みたい時とかにギルドを介して依頼として任されるのよ」




