身長が低い事を思い出す
調べてみたらしんさいって方言らしいですね。 自分は使わないのでどこで覚えたのか考えていたらおばあちゃんが使っていたのを思い出しました。
(いろいろツッコミたいが…人間って…第2世代なら子ども出来るのかな)
(設定何だっけ?)
(たしか従兄弟の子供が死んでその子供を引き取る、だったはずだ。だから獣人と人間が交配可能じゃないとおかしい)
(確かテロリスト討伐後に新しく増えたのが第2世代だっけ?ちょっと人間に近づいた獣人らしいな)
(結構知ってるな。ユグに聞いたのか?)
(そうだぞ。でもうろ覚えだわ)
「ほれ、飲み込んでみんさいな」うっせーなこのじじい。何でそんなもん勧めてくるんだよ。
「素材は?」
「企業秘密じゃ」
(危険な物じゃないだろ。やってみれば?)
「大丈夫じゃよ。皆やっとるから。一度使ったら天にも昇る心地を味わえるぞ。安心せぇ、自然由来の素材しか使っとらんから安全安心じゃよ」
誘い方が麻薬!天にも昇る心地とか意味わかんねぇ。
「じゃあ1つだけ」
(普通に押し負けてんじゃねぇか!)
(違うから。これで能力てに入れたって事にするだけだから)
押しが強いので飲んだふりをする事にした。中身の分からない怪しい薬は飲まずに口の中に開けた次元の裂け目から別の宇宙へ捨てておいた。
「凄いです!テレポートできる様になりました!これもこの薬のおかげですね!」
(嘘くさ!演技下手かよ!)
「へー…成功しとったんかこれ」
「は?」
「いや、何でもないぞ?それよりどんな感じか見せてくれんかの」
「…そこに立っていて下さい」
「ん?こうか?」
直立したロイドを突飛ばして裂け目で高い位置に出現させてみた。老人は驚いた様子だったが見事着地してみせた。
「ほぉ。これは凄い」 「ロイドさん僕を弟子にしてくださーい」 「素敵よー」 「信じてたぜー!」
集まっていた野次馬から歓声が上がりいつの間にかロイドの前に人の塊が出来上がっていた。
「順番じゃよ。一人ずつ並びなさい」ロイドは一粒500Nで丸薬を売り始めた。
「ガル君。後でわしの家に来なさい。それまで観光でもしといてくれ。一番大きい家がわしの家だからの。日が暮れる前に帰ってくるんじゃぞ」そう言うとロイドは50000N渡してきた。
(金持って遊んでこいだってよ)
(仕方ないね!あっちにパチンコあるぜ)
(見てるだけで楽しいのか…?)
(…体ないって不便だな)
(ちょっと待って!ガルきゅん!?もう一度よく考えて!どこでそんな全身を隠す様なマント着るんだ!)
(ばか野郎!値段も手頃だし店に売ってるんだから需要あるだろ!)
(自分が欲しいって言った方が潔くて許せるよ!?しかもこの店堂々と黒魔術って書いてあるのに恥ずかしくないの?)
全身マントに見とれて気付かなかったが、確かに黒魔術と看板に書いてある。これ以外にも厨二要素が多そうだ。入ろう
「いらっしゃいませ…おぉ!完璧な黒い毛並み!いいね君!これからも来てくれるなら1つ何かサービスしてあげるよ」狼の青年はガルの毛並みに興味津々でとても嬉しそうだ。
(いい表情だなこの人。犬科の笑顔はこっちも癒されるぜ。ガルきゅんも笑えばいいのに)
(メキシコ狼かな?笑って欲しいなら面白い事言ってみたら?)
好奇心をそそられて入ってみた店はどちらかというと魔道具ではなく便利な道具を売っている様だ。
「あ、じゃあ飾ってあるマント欲しいです」
(こういうの好きだったんだガルきゅん…)心なしか声に落胆の響きがある気がする。でも仕方ないんだ。前世はこんなことしなかったからね、思い出したら我慢できなくなってしまったんだ。
「あれは大人用だから別のやつ持って来るね。身長測らせてくれるかい?」
「…157だね。待ってて、合うやつ探してくるから」
(やべえ!よく考えたら俺今ガチの厨二病にしか見えねぇじゃん!)
ユグ「厨二要素ならそこら中にあるのにねぇ。それでも厨二と区別されるのね」
ローグ「そりゃあ全員が使えたら普通になっちゃうっスよ」
ユ「それもそうね。それより今回の店主さんは今後出てくるのかしらねぇ」
ロ「多分出番少ないっス。そんなことより次回!メインメンバーと出会うっス!」
ユ「何でこんなに噛み合わないのかしら…」




