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一匹の獣人が神になるまで  作者: 狐魂
序章~終わりに続く道~
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踏み出された一歩

かつお節ってなんや(修正後感想)

 「もうする事は残ってないわね?」

「忘れてた。ベドに連絡して爆破するからちょっと待ってろ」

 必要はないが、もう会えないのだ。居た証拠が一つでもなくなればいいと思いながらベドに通信機で話しかける。

「ベド、居るか?三分後に爆破してくれ」

「ガルか!?そっちはどうなってるんだ?」

 驚いた声がした。雰囲気が変わってしまった事を悟られたかもしれない。

「大丈夫だ。決着を着けるだけだ」

「なんの…いや、分かった」

 一体何を思ったのだろう。何も言わず受け入れてくれる。短いながら過ごした時間は確実にあった。それを自ら切り捨てる行為は流石に心が痛んだ気がした。

「これでいい」

「それじゃ、おやすみなさい」

 そう言うとユグドラシルの体は掻き消えた。その後ガルが眠っている棺を桃色の花が包み込み、後には何も残らなかった。


 「ラックの兄貴一体どこ行ったんスかねぇ」

 下に降りた三人が見たものは大量の血で濡れた魔導人形の残骸のみだった。出血量的にも遠くへ行っていないことは確かなのだが、遺体も見つけられなかった三人はラックを信じて車で帰ることにした。

「大丈夫よ。多分ガル君が連れて帰ってくるわ」

「だよな。テロリストも腰抜かしてたし、帰ってきたらパーティーしないとな」

「じゃあ俺はチーズの唐揚げでも作って待ってるっス」

「私はチーズケーキに挑戦してしてみようかな」

「俺は…味見係しとくわ」


 コポポ…水槽に入ったラックから空気が漏れる。

「さぁガルム…そろそろ起きなさい。お前のご主人様は今日からこいつだ」

 目の前で寝ていた赤と黒の犬らしき生物が起き上がる。そして守るように水槽の下に寝そべり、昼寝に戻った。

「さて…わしも起きたらかつお節の研究に戻らんといけんな…メモ…メモ…ケルベロス!わしのメモ帳を持ってきとくれ」


 「…?今のは…姉上か?目を覚まされたのだな。しかし、また眠りについただと?何かが…おかしい」

 漆黒の翼をはためかせ黒いドラゴンが飛び立つ。


それぞれの思いをのせて、物語が動き出した

黒いやつばっかりですね

ユグドラシルのイメージがわかない人は胸がなくて若い金髪のずっと微笑みながら身の回りのこと全て自分の子供にさせるお母さんをイメージすると分かりやすいと思います

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