君に送る

きっと存在証明が欲しいんだ

僕はここにいていいと

きっと温もりが欲しいんだ

誰かがそばにいると

手放したものは大きくて

泣いても戻ってくることはない

大丈夫と笑ったって

何が大丈夫なのかわからない

全部手探りなんだ

見えない中必死に探すんだ

涙も弱音も飲み込んで

笑う意味を探すんだ

きっと言葉は重いんだ

だから喉につっかかる

きっと優しさは遠いんだ

だからこんなに愛しくなる

きっと笑顔は醜いんだ

だからこんなに虚しくなる

きっと涙は枯れたんだ

だから笑顔が歪んでく

吐いた言葉は突き刺さり

偽りの意味すら見失う

助けてと泣いたって

手を振り払ったのは自分自身

全部悪いのは自分なのに

それでも優しさを欲する

1人に慣れることが出来ても

独りには耐えられない

きっと自己嫌悪を拭いたいんだ

涙が止まってくれるよう

きっと優しさが欲しいんだ

いつか笑顔になれるよう

きっと言葉が欲しいんだ

君と繋いでくれるよう

きっといつか泣きたいんだ

心が軽くなれるよう

言葉は僕を殺すけど

君の言葉は僕を生かすよ

見えない世界は怖いけど

光が灯ると信じてる

信用なんて重いけど

それでも答えたいと思える

優しさなんて答えられないけど

君の優しさは僕の救いだ

独りを壊してくれたから

1人でも耐えられるんだ

どんなに声を荒らげても

それを聞いてくれたから

きっと大好きなんだ

僕を受け入れてくれた君が

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親友に送る。