法則(ロウ)習得イベント
「あー、お腹痛いwww」
リィシェが腹を押さえながら笑った。
この子、思ってたより腹黒だ。
「悪かったな平凡で」
「っーーーはー」
なんとか笑いをこらえるリィシェ。
「ステータスも分かった事だしお次はロウの習得だね」
「もう、これに掛けるしかない」
「訓練場に行くからついてきて」
リィシェについていき訓練場に行った。
「まず、ロウの説明から始めるね」
「はーい」
リィシェの説明が雑+長かったので分かりやすくまとめた。
ロウとは、この世界に元から存在する「結果に干渉するための法則式」である。
魔法のように現象を起こす力ではなく、
世界がどの結果を採用するかを定めるルールそのもの。
そのため、ロウは
誰でも使えるものではなく
個人の在り方・選択・違和感に強く依存する。
ロウの発動は、
力を出すのではなく
世界に選ばせる行為に近い。
「分かった?」
リィシェがドヤ顔で聞いてきた。
「どこかの親切な人が分かりやすくまとめてくれたよ」
「誰の事?」
「そりゃあ、作しy。ごほん。続けて」
「そう?じゃあ構えて」
リィシェがエネルギーをため始めた。
以前、影と戦った時と同じだった。
「ちょ?何をしてるの?」
「何ってロウをためてるの」
いかにも当然ですが?みたいな顔をしている。
「ロウってのはね、死んじゃいそうになった時に目覚めるの」
「でも、ステータスゴミの俺がそんなの受けたらヤバイって」
焦りながら言うが、
「加減するから大丈夫」
と、聞く耳を持たない。
死を覚悟した。
「撃つね~」
「連奏軸、即興」
炎をまとった鎖が俺を襲う。
「うーぁーーあー」
俺はとっさに受け身をとろうとした。
鎖の動きが止まり、鎖を弾いた。
俺は、膝から崩れ落ちた。
「は、はは……」
笑いが漏れる。
「今の、夢?」
俺の目の前に、淡い光の文字が浮かんだ。
《ロウ習得》 《名称:更新律》
「習得できたね、多分データを書き替えるんだと思うけどマナの消耗が激しいみたいだね」
「必要な時以外はしよう禁止だからね」
確かに息切れが激しい。
「はい」
「じゃ、もう一発行く?」
「殺す気か!」
4話 終
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