vol.47【腐った果実 第3話】
「ホントバカだな! ストレートに言ってやるよ
『エンコー』やってたんだろ?」
「『エンコー』って何時代の言葉だよ!
そういうのはなあ『ウリ』ってんだよ!」
「あーそうかい『ウリ』やってた高校中退の女どもが
よくモデルになれたなあ!」
「うっせー! どうせあたしらは二流だよ!
テメェこそバージンのくせしやがって!」
「あたしは自分の体大切にしてるだけ!」
「デブでブスだったからモテなかっただけだろ!
そんな奴がよくここの販売員になれたもんだよ!」
「販売ならテメェらにはかなわねーよ!
あんたら高校中退して『ウリ』やり始めた時点で
『プロ』になったんだからさ!」
「はぁ?正しい日本語話せこのデブ!」
「パニくるなこの雌猫! キャリアが違うってことだよ。
テメェら『販売』しかしたことねえし、それしかできねえしな!」
「ざけんなぁーーーーーーーーーーーー!」
バリイイイイッ!
ポタ……ボタッ、ボタッボタボタボタ……。
「うううっ」
「あっ……」
「イタッ、イタイ! イタイイタイイタイ!
うぎゃああああああああああ!」
「あゆみ! あんたなんてことを……」
ゴロンゴロンゴロン。
「うげっ! 血が、顔から血があああああああ!」
「でぃ、DIYさん? 救急車呼びましょうか?」
「お願いします……」




