#161.甘姫 あられは重大発表する
コメント
:待機……
:待機……
:久しぶりの配信!
:2日ぶり?
:待機
:楽しみすぎる
:く、くる……!
:くるぞ……!!
:ポンに備えろ!!
「みんなぁーこんあられー!!! ふつかぶりの甘姫 あられでぇ……ふぇっ……ヘぶしッ!!!」
コメント
:草
:草草草
:こんあられ〜
:開幕くしゃみ助かる
:助かる〜
:くしゃみ助かる
:草
:配信の神に愛されてるなw
:草
:だから備えろって言ったのに……
:未来人!?
「あ゛ー、えっと、きょうはライブのふりかえりと感想会をする予定なんですけどー」
コメント
:濁点草
:きうい姉みたいになってんぞw
:ライブめちゃ良かった!!
:泣いたわ
:俺誇らしいよ……⟡.·
「その前に、じゅーだいはっぴょーがありまーーす!!!!」
コメント
:おおっ!?
:おっ!!
:何だと!?!?
:なにぃ!?
:じゅーだいはっぴょーwww
:聞いてないぞ! なんだそれ!!
:ライバース正式加入かな?
:遂に個人勢脱出かぁ!
:ちょっと寂しいなあ〜
「なんとこのたび、甘姫 あられはぁ……」
コメント
:おお、!!
:おぉ!!
:おぉ!?
:く、くる!!!
:うぉぉ!!!
「なんと! じむしょをせつりつします!!!!!」
コメント
:……え?
:え?
:え
:まじ!?
:なにぃ!?
:斜め上を行かれたぞ!!
VTuber事務所!!
日々のマネジメントから、2Dモデルや3Dモデルの制作、さらには大規模イベントの開催まで、あらゆる面で所属タレント達をサポートする、縁の下の力持ち!
VTuberにおいて、その実態はアイドルグループと似ている面もあるが、おおかた芸能事務所と同義と考えてくれて良い。
こういった事務所というものに所属したライバーが企業勢として認識されることになるのだが、企業勢の強みはこれまでに散々語ってきたはずである。
ここではそれらは割愛させてもらうが、VTuber界において伝説を残してきた者の殆どが企業勢である、要は企業がバックについていることが絶大なアドバンテージとなる、とだけは言っておこう。
VTuberの頂点として君臨するなら、企業に所属するのはほぼ必至!(勿論例外もあるが……)
であるが、ライバースに所属してしまうと、そのアイドル業務に足を引っ張られる可能性がある。
となったら、もう、作るしかない! この手で!! VTuber事務所を!!!
と、今朝の会合であの後ルナに話してみたら、2人とも見事に口をポカンと開けていたが……まあ、どうにか説得して了承して貰った。
何の了承をしてもらったのかと言うと、株式会社ラナンキュラスからの全面支援──というか、新しく設立するVTuber事務所の運営を株式会社ラナンキュラスに担ってもらいたい、という要望だ。
そうすれば、ライバースメンバーとの人脈も腐ることなく、ラナンキュラスへの恩を仇で返すこともなく、アイドル活動を続ける必要もなく、全てまるっと解決してしまうわけである!
コメント
:あられが事務所って大丈夫?
:ちゃんとやれるの?
:ポンかまさないか心配なんだが……
:ダイジョーブ?
:せめて頼りになる子が近くにいれば……
「はい! というごいけんがよせられるとおもったのでぇ……」
コメント
:おっ!!
:おぉ!!!
:先読み!?
:おおお!
:俺らのことよく分かってるねぇ〜
「ご無沙汰してます。七歩之 才です」
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第百六十一話読了ありがとうございます!
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