過去の回想1
運命かそんな物があればいいな…
未来は全部決まっている
世界はすごく理不尽だよ俺はこの世界が嫌いだ
決められているはずの未来は俺をそんなにも壊したいのか?
そうでなければなぜこんなにもいい事が少ないのか不思議でしかたがない
それより自分の性格に嫌気がさしてくる
なぜこれほどにもやる気がないのか
なぜこれほどにも嫉妬深いのか
なぜこれほどにもめんどくさがりなのか
悪い所を出したらきりがない
そしてもう一つ
なぜこれほどにも中途半端な力を持っているのか
学力も中の上
運動も中の上
こんな中途半端な力さえ無ければ今頃楽しく人生を送っていたのに
入る高校を間違えたな
今更だが俺の名前は倉田裕太今年から高校1年になった思春期真っ盛りの男子高校生だ
我ながら気取った自己紹介だと思う
まあそれは置いておいて俺が通っている高校は進学校だそれも県内では名の知れた高校
校則はそれほど厳しくない
ただ課題は多い授業進度も早い内容も難しい
俺にはとことん向かない学校だ
なぜかというと俺が重度の勉強嫌いだからだ
それも中学の時は全くやらなかった程の
それでも勉強はできただから受験勉強などせずにこの高校に受かった
入学したのは良かったのだがそれからが苦痛だらけの日々だ
友達はなかなか出来ない
クラスに馴染めない
授業は苦痛でしかない
課題もめんどくさい
おまけに彼女や中学の時の友達に会えない
そうか言い忘れていたな俺には彼女がいる
なぜこんなにもクズでめんどくさいヤツに彼女が出来るのかそれは俺にもわからない
というかこっちが聞きたいくらいだ
ただこんなめんどくさいヤツでも支えてくれるいわゆるいい人だ
名前は菊川愛澄読み方はあすみだ
優しくていい人だ
おまけにかわいい
だが変態だ
あと身長が低い
愛澄のおかげで今の俺があると言っても大げさじゃない
もしいなかったら俺は今頃生きていなかっただろうからな
生きていていいのか?そんな自問自答の日々をただ送っていた俺に安らぎをくれた
今は週1回しか会えないだがその為に生きようと思えるんだ
こんなクズにも生きる意味を与えてくれた
ここまでは登場人物紹介のようなものだな
長いがあと2人残っている
1人は駒井健人
まあ俺より勉強が出来る
そりゃあやる時はやってるからな
ここで紹介するという事は俺の人生を語るにおいて重要だと言うことだろうな
2人目は伊藤綾乃
まあよくゲームを一緒にするな
ある程度色々話せるやつだ
ここで本題に入ろう
俺の思い出だな
と言っても15年しか生きていない俺のような面白味のない人間の日常だが
どこから話そうか
愛澄や健人との出会いや綾乃との再開から話そうか
俺が中学1年の時だ
まだ期待を胸に入学式を終えたところだ
(どんなクラスになるんだろう)
そんな事を思いながらクラスを見に行った
1組...2組......「4組か」
(知らない人しかいないな)
と思っていた
「倉田」
「ん?誰?」
「覚えてないの?保育園一緒だったのに?」
「え?そうなんだ」
そんな感じで再開を果たしたのは伊藤綾乃だった
何回目だったかな...
まあ席替えがあったんだ
「黒板が見えない人とかおる?」
「見えないです」
「じゃあそこと席代わって」
「はい」
そことは俺の横だった
どんな感じだったかよく覚えていないが多分こんな感じだろう
「よろしく、でもちっちゃいな」
「ちっちゃくない!」
そんな感じで出会ったのが菊川愛澄だった
1年のとき俺はクラスが嫌いだった
だが愛澄のおかげで学校に行けていた
その時俺は愛澄が気になっていた
しかしそれからその気持ちは薄れていった...とその時は思っていた
それから2年になった
どんなクラスかその時は好きな人となりたいと思っていたのかな
まあなれていないが
5組だったそのクラスには友達もいた
どうだったかは全く覚えていないがそこで健人と出会った
それからはある程度仲が良かった
そして比較的楽しく日々を過ごした
そして3年その時は女子への興味が薄れていた
また5組
健人と綾乃と同じクラスだった
3年になってから今まで以上に健人と仲が良くなったほとんどの休み時間を一緒に過ごした...といってもずっと話していたわけではなかったただ近くにいただけのこともあったが全く苦痛ではなかった
5月修学旅行だ
その時の班はあまり好きではなかった
だが部屋は楽しかった
基本的に班行動は独りで過ごしていた
まあ勝手に行動しておいていかれただけだが
それで良かった
部屋では修学旅行の定番とも言える夜更かしだなそして恋バナとやらかいや俺の部屋ではもうエロトークになっていたな
朝はきつかったな
そして帰ってきたらお約束の新聞作りそこで前の席の女子の笑顔を初めてみてやっと存在を認識したそれと同時に惚れていた
まあそれからは毎日楽しかったな
ある日の国語の時間初めてその人の声を聞いた
そしてその日の掃除の時間初めて会話をした
「黒板俺が掃除するよ」
「ありがと」
ただそれだけだったが俺は舞い上がっていた馬鹿みたいに
それから席替えがあっても3回同じ班になった
おかしいぐらいだな
俺の人生自体殆ど話すほどのことはないがもう少し話しておこうか
夏休み会えなくなるのは嫌だなそう思っていた
しかし夏休みに入ったらもう殆ど何も感じていなかった不思議なもんだな
夏休みが明けたあとだったな久しぶりのクラスでまだ自分の気持ちが冷めていないことに気づいた
その時はだけどな
ただもう気を引ける話題も尽きていて特に話すことなく眺めているだけだった
(かわいいな...)
そんな事をいつも思っていた
そして少し時間が飛ぶが
12月だった
健人に彼女が出来るきっかけとも言える出来事があった
「なあ、健人クリスマスぼっちか?」
「だったらなんだっていうんだ?」
「ぼっちを集めて遊ばないか?」
「いいけど誰を誘うんだ?」
「それは知らん」
「はぁ」
そんな感じで女子を2人と男子を1人誘って
《ぼっち会》というグループが結成された
哀しいグループだな
結局クリスマスではなく29日になってしまったが
ぼっち5人でカラオケと夕食を食べに行った
ファミレスで夕食を食べたあと人狼ゲームをしていた
その日は特に何もなく時が過ぎていった
だが1月の中旬健人と女子の1人が付き合い始めたと聞いた
まあ大体想像は出来ただからそれほど驚きがなかった
はじめのうちは羨ましいと思っていた
だが時間がたつにつれ2人はそれ程仲がいいわけではないようにみえてきた
そして2月になって焦りで頭がおかしくなっていたのだろうか俺は告白しようとしていた
この時はまだ好きな人は変わっていなかった
ただその時俺は愛澄も気になりはじめていた
(不思議だな)
俺はそう思った
こんな俺でも今まできは好きな人がいる時に他の女子を気にもとめなかった
なのに愛澄も気になっていたんだ
話を戻すが俺は告白しようとした
だが出来なかったする前に拒絶されていると感じたからだ
だが後悔はしなかった
その後すぐに冷めていったからだ
そしてある日愛澄とメールをしていた
『なんか人をかわいいと思えなくなってきた』
『私のことかわいいって思える?』
『俺は簡単には言えない』
『なんで?』
『それは怖いからだよ』
『私は裏切らない』
『それに俺は人を好きになりたくないんだ』
『そんな事言わないでよ』
『また辛いだけだから』
『それなら...』
『私を好きになればいいじゃん』
『お前彼氏持ちだろ』
『本当は前から気づいてた』
『これを言ってギクシャクするのが嫌だから卒業の時に言うつもりだった』
『そんな事になるわけない』
『今だから言えるけど1年の時お前が好きだった』
続きはまた気が向いたら話そう
読んでいただいてありがとうございます。
初めて書いた話で趣味でやってます。
自分が満足出来るまで続けるつもりですので今後ともよろしくお願いします。




